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解離性障害

昨夜、突然夕食後に妻が、
妻「あたし、今度病院に行ってこようかな?」
俺「どうした?花粉症で耳鼻科か?」
妻「ううん、精神科」
俺「えっ??」
妻「解離性障害かもしれない」
俺「あれま・・・それは穏やかじゃないね」

妻は、亡くなった妹の統合失調症、俺のアルコール依存症で精神病院には抵抗がない。
それに、精神疾患についての勉強も怠っていない。
断酒会も家族会の役員になって、例会のみならず各種セミナーにも足繁く通っている。
何事にも本気なのはわかるが、何もかも精神疾患に結び付けるのもどうかと思う。

今に始まったことではないのだが、彼女はちょっとしたことですぐにキレたりする。
そのへんは彼女の父親によく似ている。
そして、彼女の言動について、「少しピントがズレてない?」と思う節も多々ある。
子供からも「おかあちゃんって、おとうちゃんへの当たりがきつくない?」と言われる。
まあ、俺はいくらハッスルせれても、受け流すか、俺の内側に閉じ込めてしまうので、
彼女のうっ憤晴らしの受け皿にはちょうど良いのかもしれない。

解離性障害はこんな病気 ↓
意識や記憶などに関する感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態。
この状態では、意識、記憶、思考、感情、知覚、行動などが分断されて感じられる。
例えば、特定の場面や時間の記憶が抜け落ちたり(健忘)、
過酷な記憶や感情が突然目の前の現実のようによみがえって体験したり(フラッシュバック)、
自分の身体から抜け出して離れた場所から自分の身体を見ている感じに陥ったり(体外離脱体験)。
こうした症状が深刻で、日常の生活に支障をきたすような状態を解離性障害という。

解離性障害の場合、統合失調症との鑑別が必要になるなど診断が難しいときがある。
また、PTSDや不安障害、うつ病、境界性パーソナリティ障害、摂食障害、
物質使用障害、強迫性障害などの、他の精神疾患の併存も多くみられる。

夫である俺はアルコール依存症、妹は統合失調症、
不安になるのもわかるが、ちょっと過敏になりすぎてはいないか?
人間生きている以上は多かれ少なかれだれしも悩みを抱えている。
それに、多かれ少なかれ何かしらに必ず依存している。
それを何でもかんでも病気のせいにしてしまうのもどうかと思う。

「どうしても」と言うならば、
俺の通院も兼ねて一度精神科に連れて行ってみようかと思っている。
何しろ俺は精神病院に5か月入院して、
5年以上も、医師に顔を忘れられない程度には通院もしている。
言わば、精神病院のセミプロだ。
彼女も医師に診断してもらえば、心の不安も少しは解消されるだろう。


つづく。


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