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飲みニュケーション離れ

今日は二十四節気の「大寒(だいかん)」。
一年で最も寒い頃とされている。
暦に合わせるかのように寒気襲来、南岸低気圧の動きにも注意が必要だ。
この先は更に寒く、10年に一度レベルの低温になるおそれがあるとして、
気象庁からは「低温に関する早期天候情報」が発表されている。
ぜひとも今回の天気予報はハズレてほしいところ。

数十年に一度と言う言葉にも慣れて来たが、それを甘く見てはいけない。
去年の夏も梅雨が異常に早く開けて猛暑酷暑が続いた。
夏も冬も節電を試みにもかかわらず、電気代は燃料調整費の上限撤廃の影響のため、
光熱費は以前よりもかなり厳しい。
こうなると太陽光と仲良しになって、着衣で節約するしかないね。
それと、雪の予報なら雪対策のできていない車は動かさないでいただきたい。

コロナ禍3年目の新年会シーズンがやってきた。
忘新年会の無い生活に慣れた今、酒と真剣に向き合ってみると、
酔って楽しい気分になる、コミュニケーションしやすくなる,
といったメリットを、自分が飲みたいがために全面的に主張すると、
そんなオジサンは若者には敬遠されがちだ。
若者は「飲みニュケーション」から離れているだけであり、
職場の「コミュニケーション」から離れているわけではない。

20~30代の男性の飲酒習慣率は20年前と比べておよそ半分程度となり、
もともと飲酒習慣率の低い20代女性では、現在、わずか3%となっている。
若い世代ほどアルコール離れをしている理由としては、
リスク回避志向の高まりや娯楽の多様化などがあげられる。
それに、景気低迷の中で生まれ育った世代は、
経済不安から「失敗したくない」との気持ちが強い印象がある。
また、何につけても、ネットやSNS上に流れる大量の情報から、
より適切な方法を選びながら成長してきた。
酒に掛ける出費や時間がもったいないというコスパやタイパを重視する傾向は強い。
もはや若者にとって飲酒は効率の悪い娯楽でしかないのかもしれない。

酒は健康への悪影響を及ぼすという観点から,
おじさんたちも最近では、
「微アルコール」や「アルコール0.00%」といった酒の代用品が注目を集めている。
しかし、酒売り場を覗いてみると、
ビールよりノンアルビール、酎ハイよりノンアル酎ハイのほうが高価だ。
俺のようなケチな性格の持ち主は、それが身体に悪くても、
安くて酔えるならアルコール入りを選んでしまいがちだ。
以前の俺も、帰宅途中のコンビニで、缶コーヒーよりも安かったら、
「あと10分で家に着くから飲んじゃっても良いよね♡」と、安い酎ハイのほうを選択していた(恥)

このような世の流れを見て、昔ながらの酒好きは寂しく感じるかもしれない。
しかし、アルコールに強い人も弱い人も、酔って楽しみたい人も酔わずに楽しみたい人も、
それぞれが好きな形でアルコールとつき合える時代が来たと考えるべきなのかもしれない。
その結果、アルコール依存症者にとっては断酒が非常にやりやすくなっている。

つづく。


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