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先に逝かれちゃ困るよ

「異次元の子育て対策」
まあ、統一地方選に向けた与党の対策だろうが、
異次元の子育て対策とともに増税に踏み切ろうとするのなら、
それは未来の子供たちをさらに苦しめることになる。
一時金配布では、根本的な問題は一向に解決しない。

極論だが、団塊の世代、団塊ジュニア世代、第一次ベビーブーム、第二次ベビーブーム
みんな口に出しては言わないが、今の若者や子供たちにとって、
老人および中高年は、ハッキリ言って邪魔な存在なのだと思う。

過疎化の一途をたどっている俺の住む自治体では、
出生率減少により小学校が統廃合されたり、
俺たちの時代は校舎にパンパンにすし詰め状態だった中学校も、教室に空き室が目立つ。
ニュータウン建設で、高額の金妻ハウスが乱立していた地域も、
子供たちは独立して転居し、高齢の親世代だけが残された。
急激な人口増加に伴って建てられた小中学校も廃校となった。
自治体の年代別人口分布を見てみると、半数以上が60代以上の高齢者だ。
ちなみに90歳以上のほうが0~4歳児の1.5倍の人数がいる。

そもそも今までの日本の人口が急激に増えすぎたのではないのか?
人口がピークに達した2004年の高齢化率は19%だったが、
来る2050年には40%にまで上がるらしい。
第一次ベビーブームで増加し、そのジュニアたちの第二次ベビーブームでまた増加、
しかしジュニアジュニアの世代で第三次ベビーブームは起こらず低空飛行。
ウチの娘たちが「結婚はしない」、「結婚はしても子供は持たない」
と言っているのも理解できる。

長女は、「今の給料じゃあ絶対結婚しない」と言っている。
彼氏と同棲中でダブルインカムの次女は、「結婚しても子供は持たない」と言っている。
末っ子長男はまだすねかじりの学生なので就職のことで頭がいっぱい。

妻と、「就職しても低賃金で子供たちがかわいそう」と話す。
「私たちも老後は子供たちに迷惑かけられないよね」
「20年後には、この辺りは姥捨て山になっているかもね」なんて言葉も出る。
肝臓がんの再発により、老後があるかどうかも不明な俺ではあるが、
幸運にも妻は、「先に逝かれちゃ困るよ」と言ってくれる。
今更ながら、「なんて馬鹿な飲み方をしてしまったのだ」と後悔している。
気づくのは遅れてしまったが、
家族のために努力して1日も長く生きるつもりだ。


つづく。


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