SSブログ

大学全入時代

雪が降る前に、役所と税務署に年末調整の書類を提出してきた。
ネットで提出もできるが、税務課や他の部署への挨拶(営業)も兼ねているので、
相手としては迷惑かもしれないが、あえて役所まで足を運ぶようにしている。

今週は過去稀に見る強烈な寒波だとか。
確かに寒い、日中の気温が上がらない。
雪に慣れないエリアでの積雪では、歩行中の転倒事故、車のスリップ事故などには注意が必要だ。
冬タイヤや滑りにくい靴を事前に準備しておくとよさそう。
俺もチェーンの準備をしておこう。
てか、大雪だと現場までたどり着けなくなるかもしれないから、
雪養生しておくことにしよう。


「大学全入時代」が訪れようとしている。
そうなると、我々の時代の「受験戦争」は死語となる。
俺の母校は進学校ではあったが、4年制高校と呼ばれ浪人は当たり前だった。
現在浪人生の減少は少子化よりも速いペースで進み、
経済力があり、多少妥協すれば誰でも大卒の肩書を簡単に手に入れられるようになった。
200万人以上いた18歳人口も110万人まで減少しているにも関わらず、大学の数は増えている。
少子化の中、大学が数が増えてきているのは異常だと思う。
まあ、大学は所詮ビジネスだから、授業料を払ってくれる学生はお客様なのだ。

自分の進むべき道を目標に、がむしゃらに勉強して志望校に入った浪人生と、
とりあえず腰かけ的に、大卒ならば就職に有利だろうと入った現役生、
何らかの理由で、大学受験を断念せざるを得なかった高卒就職組や専門学校組、
俺たちのころは、成績優秀な高卒も多かった。
自分の就く仕事を早くに決めて、工業高校商業高校専門学校に行く仲間も多かった。
猫も杓子も大学に行く時代ではなかった。

うちの子も、末っ子はまだ学生だが、
上の2人は大学の学部学科とはまったく関係の無い職に就いている。
大卒ならば給料も高卒よりは高いだろうが、
1つの会社に留まらず転職を繰り返せば、大卒の効力も薄れていくのではないか?

4年間の貴重な時間、本気で勉強しなければ授業料と生活費も無駄になる。
とりあえずで無理やり大卒の称号を勝ち取ったとしても、その後に奨学金の返済が待っている。
今や、大卒=高学歴 ではない。
どこの学校で何を学び、どんな成績で卒業したか、
その後、どの道に進み社会で生き残っていけるのか、
こちらの方が、「何となく大卒」よりも重要視されると思う。
受験競争の緩和は、大卒人材の質の低下にもつながりかねない。
大学に入りやすくなった分、必死になって勉強しないと卒業できないシステムが必要なのかも?

つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村



アルコール依存症ランキング













nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康