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アル中、国民性県民性

世界で最も寒い都市、ヤクーツクでー62.7度を記録
外の作業員は寒いと言って、ウォッカを飲んで仕事を。
飲まないとやってられないそう。
確かに飲まないと凍死という死の危険があるのでそれも一つの手だろう。

以前俺も、極寒の日は「芯から温めよう」と、熱燗を飲んでいた。
現在は厚着、車のヒーター、コーヒーと紅茶で寒さをしのいでいる。
手足が動かなくなると風呂に入り直したりしている。

ロシアはアルコール依存症の人がとても多いそう。
「酒を禁じる」という教義を持つイスラム教を除外し、
残った候補の中からキリスト教を国教として導入したという伝説もある。
2010年「単位人口あたりに最も多くアルコールを消費している国」のランキングでは、
ロシアは消費量第4位。さらに、トップ10のうちなんと9カ国が東ヨーロッパに属する国で、
5カ国(ベルラーシ、モルドバ、リトアニア、ロシア、ウクライナ)が、
旧ソビエト連邦に属していた国だった。
しかし、近年では飲酒の頻度も急激に低下に向かっていて、平均寿命も延びている。
現在「毎日飲む」という人は、日本のほうが多い。

どこの国でも、理由もないのに日常的に飲むようなことは、
身体的にも精神的にも決して良いことではない。
もちろん、毎日のように飲んでしまう人もいるにはるが、
それはアルコールに溺れた一部の人たちであって、
決して平均的なロシア国民の姿というわけではない。
日本のように、毎日自宅で楽しく晩酌とか、
今日も今日とて居酒屋で飲みニケーションはロシアでは少ない。

ロシアではウォッカが好んで飲まれ、その飲み方に問題があるという。
日本ではカクテルのベースとなることが多いアルコール度数40度のウォッカを一気飲み、
しかし近年では、若い世代や女性を中心に、
お酒を飲むにしても、ウォッカでなくビールやワインを選ぶ人が増えている。
若者の酒離れは、日本だけじゃないんだね。

現在、世界アルコール依存症者の割合ランキング1位はベラルーシ、
2位がハンガリー、そして3位がロシアだ。
一方の日本は136位となっているが、隠れ(隠し)依存症の数は含まれていない。
日本の国民性から言って、ウソの無い本当の順位はもっと上のほうであるはずだ。

日本国内では、酒飲みが多い都道府県ランキングは調べ方にもよるが、
毎年順位がころころと入れ替わる。
酒好きは県民性が出るかもしれないが、
その数字がアルコール依存症者の数に直接反映するわけではない。
アルコール依存症は、飲酒量や飲み方、飲酒機会の多さなどが発病のきっかけになるところもあるが、
他の精神疾患との併発も多く、統計の数字だけでは測れないものがあると思う。


つづく。


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