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スマホ認知症

現在のスマホ依存症は、若者より中高齢者のほうが多いという。
若者の場合、「ゲーム依存症」が中心だが、中高齢者の場合は、「SNS依存症」が中心。
SNSをやり過ぎることで、精神状態が不安定になり、怒りっぽくなったり、すぐにキレたりする。
人間、歳を取ると怒りっぽくなるが、SNSはそれを助長するわけだ。
スマホの場合、アルコールや薬物の依存症と異なり、治療のためのクスリがないので厄介である。

思い当たる節がある、妻もず~っとスマホとにらめっこだ。
PCには向き合わず、携帯と言えば通話のみだった妻は、
子供と一緒にスマホデビューしてからというもの、
夜中までピコピコしている、時にはビニール袋にスマホを入れて風呂場まで持ち込んでいる。
バナーを無駄押しするから迷惑メールもわんさか来ているそうだ。
デジタルに対する免疫がないため、若者より熱中しやすいのかも?

近年、物忘れ外来を受診する人が増加しているそうだ。
その中でも「スマホ認知症」というものがあるのだと。
スマホ認知症は記憶力・集中力の低下や注意力の散漫のような認知症と同じような症状が発生。
症状は一時的なものが多く回復することが多い。
しかし、スマホ認知症の場合若年性認知症に繋がる可能性がある。
仕事への影響が睡眠不足につながり、健康状態が悪化する可能性もある。

スマホ認知症の原因はスマホからの過剰な情報収集である。
脳の前頭前野が処理出来ないほどの情報が毎日入ってくることで、脳の容量がパンクしてしまう。
何気なく見ている動画やニュースでも、情報を処理するために脳は活発に働いているのだ。

本来人間の脳は、情報を取り入れ、処理し、外に吐き出すまでが一連の流れとなっている。
「何気なく」取り入れてしまうと、どこにも吐き出されず蓄積されることが多い。
情報が溜まっていくことで、容量オーバーになってしまうことも頷ける。
脳の疲弊が深刻化すると、新たな情報を取り込む機能や情報を思い出す機能が低下してしまう。

さらに、スマホのブルーライトも人体にとって悪影響を及ぼす。
就寝前にブルーライトを多量に浴びることで睡眠ホルモンの分泌量が減少する。
その結果、寝つきが悪くなったり途中で覚醒したりと、睡眠不足の原因に繋がる。
睡眠不足は情報処理能力を低下させ、ますます物忘れに拍車をかけている。

あらっ、いまの妻に合致する部分が多いぞ!
なんか妙に怒りっぽいし。

スマホ依存症は、社交不安障害やうつ病、不眠症など、精神的な問題を引き起こす可能性がある。
スマホ認知症は、スマートフォンを使いすぎて、記憶力や判断力、集中力が低下する傾向があり、
長期的には認知症やアルツハイマー病などのリスクを増加させる可能性があるとされている。

注意したら怒るかな?


つづく。


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