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限界集落

子や孫に勤めてほしい企業ランキング
1位「国家公務員」16.3%
2位「地方公務員」15.3%
3位「トヨタ自動車」9.1%
トップ2の公務員においては、「安定している」という評価が多数を占めた。

一方、「企業に属せずフリーランスとして自由に勤務」(7.4%)、
「新進気鋭のベンチャー企業で活躍」(6.3%)は、低順位となっており、
フリーランスやベンチャー企業にイメージされる不安定性が敬遠された。

重視するポイントについては、
「経営が安定している」56.1%
「過重労働・ハラスメントがない」43.1%
「やりがいがある」41.8%

ウチの末っ子も公務員志望で現在就活中だ。
2人の姉は一般企業に就職してヒーヒー言っている。
親の俺は零細の家業を継いでヒーヒーもMAXだ。
彼には小さいころから「ウチの商売は継ぐなよ」と口が酸っぱくなるほど言っている。
実際、ウチの周りには子供が後継者となっている同業者は少ない。
一社、また一社と店をたたんでいる状態だ。
また、子供たちには「実家にはたまに帰ってくるだけで良い」とも言っている。
超少子高齢化の過疎地域であり、車が無いと生きていけない場所だ。
都市部の生活に慣れてしまった彼らには、ココでの生活は苦痛でしかないだろう。

地元保育園の全園児数10人弱、
地元小学校の全児童数50人弱、
今年の4月から、路線バスの運行も無くなった。
60歳以上の人口比率60%オーバー、
若者は、進学や就職と同時に都市部へ引っ越し、
20~30歳の男女比 男:女=3:2 (実家暮らしの男余り)
若者世代の3世代居住は皆無、
もう完全に限界集落だ。

農学部の彼が進みたいのは、先行きが決して明るくない農林系、
それに、家業を継いだ親が仕事に悩んでアルコール依存症になったのも側で見ている。
そうなると、公務員か研究職しか道はないと踏んだのだろう。

学校を卒業すれば扶養からも外れ、自立したいっぱしの大人だ。
彼らには自分の意志でやりたいことをやってもらいたい。
子供たちの明るい未来を望む。


つづく。


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