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ネコは家飼い(原則)

ネコの外飼いについて、
「驚異的な狩猟能力」が与える生態系への影響という記事があった。

ネコは一歩外に出ると“野性の顔”に変わります。
獲物の気配を感じとり、カマキリを捕まえ、カエルも、ネズミも狩るのです。
「寄生虫が心配」というコメントはネコ好きな方からでしょう。
「自然破壊だ」とか「ちゃんと価値観アップデートしなよ」という意見もあります。
マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)というウイルス性感染症
ふたつ目の理由は、「自然生態系に対して悪影響を及ぼす」だそうだ。

現在では地域を問わず、飼い猫は外に出さない、そして野良猫の数を減らしていく、
ということが人間とネコの持続的な共生を図る上で重要とされている。
「ネコは家の中で飼いましょう」ネコを外に出してはいけない。
それは理解しているつもりだった。
しかし現在は家猫2匹、地域猫3匹の世話をしている。
2年前までは、家ネコ1匹と事務所ネコ1匹しか居なかった(2匹とも保護猫)
2年前、ウチの倉庫の中でノラ子猫が産まれていた。
1年前、生後間もない1匹が近くの公営駐車場に捨てられ、その捨て猫を先住ノラが育て始めた。
ノラ3匹には避妊手術をして、「さくらねこ」になり地域猫になってもらった。
繁殖能力は無い、1代限りのノラとして生きていくことになってしまったが仕方がない。
メス猫なのと避妊手術をしているので行動範囲も狭い。
発情しないので、オスのノラ猫も寄って来なくなった。
毎日ゴハンの時以外はだいたい裏の畑か駐車場の木陰で寝ている。
トイレは専らウチの小さな畑だ。
エサ皿の後始末、トイレは管理しているつもりだが、
目の届かない場所で粗相してしまっているかもしれない。
それだけが気がかりだ。

餌付けのみの「可愛がり」では、ネコはどんどん増えていく。
ノラが増えてしまうのも人間による生態系破壊だろう。
ノラが増えるいちばんの原因は、身勝手な人間の飼育放棄と無責任な餌付けだ。
頼むからもう俺の家の周りにネコは捨てないでくれ!

「日本の侵略的外来種ワースト100」にリスト入りしたのは家ネコではなく、野生化した野ネコ、
家ネコはネズミ駆除のために、平安時代までには大陸から連れてこられた。
それでも広い意味では「外来種」である。
「侵略的外来種」というレッテルがひとり歩きして、ネコを虐待する口実にされかねない。
「侵略的外来種なんだから、退治してやる」とか「殺してしまえ」とか。
猫を持ち込んだうえ好き勝手させたのは人間であって、
猫は生存本能に従って懸命に生きているだけだ。
自然環境保護は、そういうことではないはず。

侵略的外来種=悪 と言う構図になりそうだが。
侵略戦争、植民地化、流通や貿易、産業に至るまで、
ヒトにだって「侵略的人間」は居る(笑)
全て、人間の都合の良いように考えられている。


つづく。


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