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とりあえずビール

現在の気温16℃、涼しいというより少し寒いくらいだ。
気温の差も激しく、天候も不順、体調には気を付けないと。

今年夏の猛暑の影響で、米、豆、トマト、サトイモ、ぶどうなどが不作らしい。
それに資材や肥料の高騰なども農家に打撃を与えている。
ウチの小さな畑でも、今年はキュウリとトマトがが7月中に全滅してしまった。
海では捕れる魚種も変わり、妻の実家のある北海道もサケよりブリが多いのだとか。
米どころも年々北上しているし、日本の食生活が変わるかもしれないな。


「とりあえずビール」はNGだった!という記事を見た。
一生断酒を決めている俺が言うのも何だが、
炭酸系の酒、特に夏場は最初の乾杯で飲むのが楽しみだった。
しかし、悪酔いしないためには実は最初の1杯が大事で、ビールなどの炭酸系の酒は避けるべき。
なぜなら炭酸ガスによって胃のぜん動運動が促進され、小腸でのアルコール吸収が速まってしまう。
この作用によって酔いが早く回ることになる。
では、炭酸系の酒はどうやって飲むのが適切なのだろうか?
最初の1杯で飲みたいときは、小さなグラスでちょこちょこ飲むと良いらしい。

「とりあえずビール」と、全員がジョッキで乾杯する宴会も今は昔。
若者の間で「あえて酒を飲まない」といった価値観が広がりつつある。
・酒をあえて飲まないZ世代が少なくない
・友人や同僚との交流が多様化したことが背景にある
・2050年代にはビール市場はピークの10分の1に?
酒が飲めない人もいれば、ビールが嫌いな人もいる。
「カシス〇〇」や「生搾り△△サワー」を飲みたい人もいる。
周りが立て続けに、「烏龍茶」、「オレンジジュース」、「コーラ」と、
ソフトドリンクばかりを注文し始めたら若干興冷めする気持ちもわかる。
しかし、飲めない人や酒が嫌いな人からしてみれば普通のことだ。
また、医者から止められたり健康上の理由により、ビールは飲まないようにしている人もいる。
飲み会なのに、飲みたいものを飲むという当たり前のことが出来ずに嫌な思いをしているのは、
恐らく日本人だけではないだろうか。


息子の話に、学生の宴会でもドリンクがなくなったら各々追加注文をしているのは、
ジュース、烏龍茶、コーラばかりだそうだ。
時代は変わった、酒の飲み方も飲み会との関わり方も人それぞれでいるのが当然の姿なのだろう。

俺が若いころは、アルコール類といえば、日本酒、焼酎、
「ビールが飲みたいなんて贅沢だ」なんて言われたものだ。
戦後になってからビールが大量に消費されるようになり、
晩酌でも外飲みでもビールが当たり前になった。
「とりあえずビール」はその頃に浸透した言葉であって、ごく一部の人だけが主張しているだけ。

飲み会だからと言って、別にアルコールを頼まなくて良い時代だ。
それが図らずも断酒継続者にとっては追い風となっている。


つづく。


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