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結婚観の変化

先週金曜日の肝臓外来の診察では、血液検査の結果は良好。
12月に造影剤入りCTの予約を入れて来た。
今のところ心身ともに安定している。


少子化の大きな原因は未婚・晩婚化問題だ。
未婚のままでいるのは男性では低年収層、女性では高年収層が多いと聞く。
昭和の時代は高年収の男性と低年収の女性の結婚といった形がまかり通っていた。
それが現在では逆に高年収の女性と低年収の男性といった構図も珍しくない。
昭和の結婚観は、昔話になるのも近いかもしれない。
ちなみにウチは結婚前、妻のほうが年収は高かった(笑)

65~74歳の高齢者(前期高齢者)が減少し始めた。
2022年から2027年までの5年間で約250万人も激減するらしい。
続いて、主婦の非正規雇用が減少し始めた。
それは、女性が正社員のまま継続就労するケースが増えたからだ。
高齢者が毎年50万人、主婦非正規が毎年30万人も減少している。
結果、女性正社員の数は毎年30万人ペースで増え続けている。
一方、非正規は2019年をピークに年間30万人も減少している。
女性の正社員数と非正規の数が逆転する日も近いのではないか?

団塊世代が後期高齢者に移行し終える2027年あたりまで非正規人材の不足は続くが、
その後その人材不足から、非正規雇用の時給は2000円に迫るのではないか?
時給2000円ともなると、フルタイム勤務なら年収350万円になる。
こうなってくると、非正規雇用に対するイメージも徐々に改善される。
非正規の人件費が高まると、企業はそれを販売価格に転嫁せざるを得なくなる。
その結果、販売・飲食・サービス業で、軒並み価格上昇が起きる。
家事は一人分も二人分も大差はないので、共同生活で分業したほうが一人当たりの負担は減る。
結果、独身より結婚を選ぶ人も増えてくるのではないか?

ウチの次女が、同棲中の彼氏との入籍の報告をしてきたときのこと、
娘「入籍することにしたから~」
俺「突然だな、何かあったの?」
娘「いや、結婚した方が得だから、結婚するけど孫は期待しないでね」
俺「あ、そう、でもなんで?」
娘「親ガチャで、子供にハズレって言われたくないから」
俺「なるほど」
平均寿命が長くなった日本の年齢別人口のグラフの逆三角形はまだまだ続く。
少数の子供たちが、大勢の老人の面倒を見るのはムリ!と考えたのだ。

俺たちが結婚した30年前は、結婚も子供も当然の流れとして簡単に考えていた。
若い人のほうが、今と未来を真剣に考えている。


つづく。


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