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男女別学校の共学化

ウチの県の男女別学となっている一部の県立高校について、
共学化が早期に実現されるべきという意見がある。
男女の役割についての定型化された概念の撤廃が求められていると言うのだ。
一方では、女子差別撤廃条約上、男女別学であることだけでは条約違反とはされていない
と言った逃げ道も確保されている。

男女別学の「注目すべき点」
男子校における女性管理職の割合が0%なのに対し、女子校の管理職は30%強、
男子校に「理数」分野の学科が設置され、
女子校に「家政」「外国語」分野の学科が設置されていることなどを問題視した。

男女別学が維持されてきた理由の一つである各校の歴史や伝統について、
「尊重されてしかるべきものである」としながらも、
「公立学校における公共性を鑑みれば、性別に基づき異なった取り扱いをなすのは問題」
「尊重を伴いながらも共学化を進めることは何ら不可能なことではない」
などの意見がある。

俺的には、男女別学も多様性のひとつなのではないだろうか?と思う。
男子校や女子校に憧れて入学したのに、共学が良ければ子供が自分で選ぶはずだし、
公立校はつべこべ言わず全部、共学にしろということで、
公の機関が個人の選択権を奪っていいのか?
それに、トイレや更衣室の設置が追いつかないと思う。
旧制中学、高等女学校は各県残っているし、私立も当然ある。
役人の都合ではなく、現在の在籍生徒の意見が反映されるべきでは?
などの反対意見もある。

ウチも長女と長男は男女別学校、次女は共学校、俺本人も男子校だった。
校舎も生徒の服装も汚くて臭かったけど、変な気を使わず家に居るような感じが良かった。
高校の時の部活の同輩は40年経った現在でも付き合いがある。
異性と一緒のほうが良いという生徒も居れば、異性との交流が苦手な生徒もいる。
入学希望者が減ってきたなら統廃合もあり得るが、
別学でも共学でも、受験生に選択の余地があるのだから、現状で良いのではないか?

全ての男女別学校を共学化することにより、「みんないっしょ」と安心したいのだろうか?
男女共同参画と言われるが、男性にしかできないもの、女性にしかできないものがある。
みんな一律なら管理もしやすいだろうが、例外もあって良いと思う。
古臭いと言われるかもしれないが、ある意味伝統校も残すべきではないだろうか。

未来に向かって突き進むのも良いが、
伝統校、伝統文化、伝統行事など、
過去の悪しき判例とせず、少しくらいは残しても良いと思う。


つづく。


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