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13%チューハイ

危険な商品が発売された。

〝史上最強〟のアルコール度数13%!『東スポ驚愕レモンサワー』発売!!
キャッチフレーズは「これヤバいだろ!いいから飲んでみ?」
これまでのレモンサワーにはなかった満足感を得られること間違いナシ
全国のスーパーや量販店、日本アクセスのECサイトで取り扱う。
参考小売価格価格:248円(税抜)

「ヤバい」、「飛べる」、「キマる」など、軽はずみに出す言葉ではない。

ストロング系9%でさえ問題視されているのに、13%なんて正気の沙汰とは思えない。
売れればなんでもありなのか?
アルコールは薬物と言う認知度が低すぎる、悪ふざけにも程がある。
ストロング系は『危険ドラッグ』として規制したほうがよいのではないか?
とまで言われているのに・・・

アルコールは、むしろ違法薬物よりも健康や社会に対する害をもたらすことがある。
家庭の問題や不安定な雇用環境などが原因で生きづらさを抱えている人たちは、
お酒を楽しむために飲んでいるのではなく、つらい気持ちを紛らわすため、意識を飛ばすために飲む。
しんどい1日が終わった後、自分へのご褒美として飲んで気を失ってトラブルを起こす。

酒に含まれるエチルアルコールは、れっきとした依存性薬物。
極端な言いかただが、エチルアルコールは依存性という点で大麻よりもはるかに危ない。

「安くて飲み口がいい、つまり早く酔えるから、飲むペースが速くなる。
ペースが速くなると、血中濃度が急激に上がり急性アルコール中毒のような症状が出る人もいる。

WHOは、「問題飲酒を減らすための世界戦略」を紹介している。
この戦略では高アルコール飲料への課税や、問題飲酒の害を受けやすい人やハイリスクな人が、
手に入れにくくする対策を掲げているが、日本におけるストロング系チューハイの状況は、
低い税率で、手に入れやすく、この戦略と逆行している。

・ストロング系は、酒税のイタチごっこの果てに生まれた怪物。
・日本の酒税政策は日本人のメンタルを悪化させる
・酒税改訂で、酒造メーカーの努力を国が即座に潰しに来ると言う。

しかしなぜ今回、12%を超えると酒税が上がるというのに13%なのか?
税別248円は高いので、単なる悪ふざけであろう。
脳が正常なアル中なら、100円の安いチューハイを2本買う。

その悪ふざけに乗ってしまうお調子者も多い。
俺も病気なっていなかったら話のタネに試しに1本買っていたことだろう。
何か起こってからでは遅い。
メーカーさんには悪いが、早くこの商品が発売中止になることを切に願う。


つづく。


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