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まだ酒飲んでるの?

「俺の酒が飲めないのか?」
「宴会や接待も仕事のうち、飲みニケーションだよ」
「飲めば強くなるよ、場数を踏みな」
は、大昔のはなし。

「えっ、まだ酒飲んでるの?」
「えっ、まだタバコ吸ってるの?」
今や飲酒喫煙は罪なのか?と思えるほど、禁酒家嫌煙家のほうが地位が上だ。
この風潮が,、逆にアルコール依存症者を増殖させているような気がする。
なぜならば、公衆の面前で飲んだり吸ったりできないから、隠れて飲んだり吸ったりする。
他人に見られていないから、飲むスピードも量も歯止めが効かなくなる。
そして「バレなきゃいいや」の心理から、新たな隠れ飲みの技を習得していく。
プロセスを経ずに、にっちもさっちも行かなくなってから、
いきなり交通事故、傷害事件、救急搬送、孤独死などということになる。

日頃から、他人に見られながら飲んでいれば、
「飲み過ぎじゃない?」、「もう遅いから家に帰りなよ」と、
ブレーキをかけてくれる人もいたはずだ。
コロナ禍になってから、そういった事案が増えたのも、
1人飲みを余儀なくされた結果、生まれた現象なのかもしれない。

ただこれは、もともと飲んでいた人、酒好きだった人に現れる飲酒欲求であって、
最初から「酒は毒、百害あって一利なし」と教育された若者からは、
「バカだな、自制心が無いだけだよ」と言われるのが落ちだ。

極論ではあるが、いっそのこと酒タバコを禁止薬物認定されれば、
飲酒喫煙も諦めがつくのかもしれない。
俺もかつては好んで飲んでいたが、ストロング系チューハイは確かにヤバい。
危険ドラッグにしても良いほどだ。

ストロング系缶チューハイは清涼感があり飲みやすいので、
サイダーやビールのようにグイグイ飲んでしまい、それが常習化する。
気が付くと一気に酔いが回って泥酔したり、
場合によっては気を失って緊急搬送されたケースもある。

高アルコールなのに手ごろな値段で簡単にどこでも入手できる。
ストロング系缶チューハイの飲みやすさで知らないうちに一気に酔っぱらう。
人工甘味料とアルコールが組み合わされることで悪酔いしやすくなる。
酒に含まれるエチルアルコールは、れっきとした依存性薬物であると言える。
極論だが、エチルアルコールは依存性という点で大麻よりもはるかに危ない。

依存症化する前に、予備軍の人には「脱ストロング系」をお勧めする。


つづく。


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