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断酒 俺ノート

「飲みニュケーション」の回数が激減している今、
精神疾患を伴う「独り飲み」とは土俵が違うが、酒好きから発展した昔ながらのアル中は、
アルコール依存症治療のための「断酒」が非常に実行しやすくなっている。

【アルコール依存症と鬱との関係】
アルコール依存症と診断されたことがある人は、うつ病もしくは躁うつ病を高い割合で合併している。
共通の原因とはストレスや性格、遺伝因子などがあり、
原因を突き止めて対処しなくては再発のリスクがある。
短期間であれば気分の落ち込みややる気の低下などは、それほど問題ないが、
アルコール依存症が長引き離脱症状も長期間に及ぶと鬱病を発症する。
俺のように元々酒好きであり、鬱病の症状を改善するために飲酒をしてしまって、
アルコール依存症に陥るケースもある。
長期的にみるとアルコールは睡眠の質を低下させている。
酒を飲んでいる間だけは気分がいい。
アルコールが抜けると気分の落ち込みが激しい。
そんな状況ならば、アルコール依存症と鬱を併発しているのかもしれない。
アルコール依存症にともなって「うつ」になっている場合、断酒してしばらくすれば、
うつ状態も改善していくケースが多い。
今の俺は、無理をしてでも物事をプラス思考することによって、
鬱の発症を抑制する努力をしている。

【アルコール依存症と認知症との関係】
栄養障害や脳血管障害などの混在があるものの、
60歳以上のアルコール依存症者は、40%以上に認知機能障害が認められる。
アルコール性認知症は、かなりの割合でウェルニツケ・コルサコフ症候群が占める。
断酒をすれば、50代60代では改ざんする割合が高いが、70代になると低くなる。
これは、断酒による注意力の改善が関与しているらしい。
これは俺も精神病院入院時にSMARPP-24と院内研修で勉強した。

【アルコール依存症と、未婚、既婚・自助グループとの関係】
飲酒による問題行動および飲酒による対人関係の崩壊は、既婚者よりも未婚者のほうが多い。
これは、家庭内よりも公共の場でもめることが多いからだと思う。
酒害者の周りには飲み続けることを可能にしている人(イネブラー)となっている配偶者が存在する。
配偶者が飲酒による問題行動を抑制する役割を果たしているのだと思う。
断酒会入会者は、既婚者未婚者はほぼ同数なのに対し、
断酒会以外の自助グループ(AAなど)は、既婚者より未婚者のほうが多い。
これは、断酒会は酒害者本人のみならず家族や支援者の存在が必要不可欠、
といった考えからなのだと思う。

酒を多く飲むほど、生涯未婚率が高い。
酒を飲みすぎるから結婚しないのか?、結婚しなかったからこそ酒を飲みすぎてしまうのか?

余談
酒の消費量が多く、飲み屋の売り上げが多いと、婚姻数が増す。
「外飲み」の機会が増えると結婚が増えるのか?
いや、婚姻数の減少と景気の低迷の関係のほうが強いと思う。


つづく。


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飲みニュケーション離れ

今日は二十四節気の「大寒(だいかん)」。
一年で最も寒い頃とされている。
暦に合わせるかのように寒気襲来、南岸低気圧の動きにも注意が必要だ。
この先は更に寒く、10年に一度レベルの低温になるおそれがあるとして、
気象庁からは「低温に関する早期天候情報」が発表されている。
ぜひとも今回の天気予報はハズレてほしいところ。

数十年に一度と言う言葉にも慣れて来たが、それを甘く見てはいけない。
去年の夏も梅雨が異常に早く開けて猛暑酷暑が続いた。
夏も冬も節電を試みにもかかわらず、電気代は燃料調整費の上限撤廃の影響のため、
光熱費は以前よりもかなり厳しい。
こうなると太陽光と仲良しになって、着衣で節約するしかないね。
それと、雪の予報なら雪対策のできていない車は動かさないでいただきたい。

コロナ禍3年目の新年会シーズンがやってきた。
忘新年会の無い生活に慣れた今、酒と真剣に向き合ってみると、
酔って楽しい気分になる、コミュニケーションしやすくなる,
といったメリットを、自分が飲みたいがために全面的に主張すると、
そんなオジサンは若者には敬遠されがちだ。
若者は「飲みニュケーション」から離れているだけであり、
職場の「コミュニケーション」から離れているわけではない。

20~30代の男性の飲酒習慣率は20年前と比べておよそ半分程度となり、
もともと飲酒習慣率の低い20代女性では、現在、わずか3%となっている。
若い世代ほどアルコール離れをしている理由としては、
リスク回避志向の高まりや娯楽の多様化などがあげられる。
それに、景気低迷の中で生まれ育った世代は、
経済不安から「失敗したくない」との気持ちが強い印象がある。
また、何につけても、ネットやSNS上に流れる大量の情報から、
より適切な方法を選びながら成長してきた。
酒に掛ける出費や時間がもったいないというコスパやタイパを重視する傾向は強い。
もはや若者にとって飲酒は効率の悪い娯楽でしかないのかもしれない。

酒は健康への悪影響を及ぼすという観点から,
おじさんたちも最近では、
「微アルコール」や「アルコール0.00%」といった酒の代用品が注目を集めている。
しかし、酒売り場を覗いてみると、
ビールよりノンアルビール、酎ハイよりノンアル酎ハイのほうが高価だ。
俺のようなケチな性格の持ち主は、それが身体に悪くても、
安くて酔えるならアルコール入りを選んでしまいがちだ。
以前の俺も、帰宅途中のコンビニで、缶コーヒーよりも安かったら、
「あと10分で家に着くから飲んじゃっても良いよね♡」と、安い酎ハイのほうを選択していた(恥)

このような世の流れを見て、昔ながらの酒好きは寂しく感じるかもしれない。
しかし、アルコールに強い人も弱い人も、酔って楽しみたい人も酔わずに楽しみたい人も、
それぞれが好きな形でアルコールとつき合える時代が来たと考えるべきなのかもしれない。
その結果、アルコール依存症者にとっては断酒が非常にやりやすくなっている。

つづく。


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新年会のお誘い

今朝も寒い、
さっき、ノラたち3匹に朝ご飯をあげてきた。
俺が付いていないと落ち着いて食事ができないらしく、
食事中に事務所に戻ろうとすると、「えっ、行っちゃうの?」って顔をされる。
ノラたちの食事時間約5分、風も吹いて耳がちぎれそうに寒かった。

昨日、ある団体から新年会のお誘いの電話があった。
俺「あれっ、欠席で返信したはずなんですけど」
電「次年度は七さんも新役員さんですしー」
俺「いやいや、酒宴は欠席するという約束で役員を引き受けたんですよ」
 「会場は飲み屋でしたよね」
 「私は6年前から酒をやめていますので、酒宴は全て欠席しております」
結局、欠席できることとなった ホッ。

たぶん、コロナの影響で出席者が集まらないのであろう。
全数把握の簡略化により、隠れコロナやコロナ隠しがいたるところで増殖している。
コロナウイルスに感染し死亡する人がも急増している。
専門家は、把握できていない「隠れ陽性者」が相当数に上り、
実際の感染者は公表される数字よりも多く、
それに比例して死者も増えていると指摘している。
第7波以上に分母は多くなっているのは確実なのだから、
今まで以上に感染拡大を抑える対策の徹底が必要なはずなのに。

「コロナは風邪」と、楽観視する人が多くなったからには、
大人数出席の酒宴は絶対に避けたいところだ。
専門家は把握できていない「隠れ陽性者」が相当数に上り、
実際の感染者は公表される数字よりも多く、
それに比例して死者も増えていると指摘する。

過去2年に比べ、飲み屋での忘年会新年会も急増している。
団体で利用する場合、他の来店客から感染を受けたり、
席を移動したりするなどの行動で感染を広げてしまう恐れがある。
飲食中には、酒が入るとおしゃべりに夢中になりマスクの脱着もおろそかになる。
非接触・飛沫感染防止の徹底は、酔っ払いには無理なはなしだ。

「第8波で流行しているウイルス株は、高齢でなく基礎疾患などがなければ、
感染しても多くの方は重症化しない、だから会食禁止というのは行き過ぎだ!」
そんな意見もあるだろうが、俺は断酒中であり、シッカリ基礎疾患持ちだ。
アルコール依存症の観点からも、肝硬変肝臓がんの観点からも、
「付き合いが悪い奴だ」と言われようとも、自分の身は自分で守るしかないんだよ。


つづく。


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伝統行事も変化

日曜日に流鏑馬が終わった。
昔からの伝統行事もいろいろと変化してきた。
見物人も地元の人は少なく、日帰り観光の人が多かった。
出店の数も少なかった。
子供の数も少なかった。
シニア層の数だけが目立った。

当日の朝、1時間以上かけて歩いて来た2頭の馬が毎回ウチの前を通って行くのだが、
あれっ?馬が小っちゃくない??
前回までは乗馬クラブの白いサラブレッドだったのだが、
今回の馬は、ポニー?ロバ?って感じだった。
なんか子供動物園で子供を乗せる馬みたいな・・・
流鏑馬と言うと、サラブレッドに乗って疾走しながら矢を射る姿を見慣れていたので、
小さい馬がトコトコお散歩しているようで、迫力など微塵も感じなかった。
前回の馬は、勢い余って馬場を飛び出し逃走してしまった。
警備上の関係で小さい馬にしたのか?それとも、資金面の関係なのか?
お祭りの執行部ではないので、そのへんは不明だ。

長女は、射られた矢を1本GETで「運が良い」と大喜び。
俺は役員さんから手渡しで1本GET!「人脈だよ」と娘に言った(笑)

その模様は、夕方のテレビのニュースにも取り上げられていた。
そこでインタビューを受けていたのは、次女のマブダチだった。
次女もお祭りに誘われていたらしいのだが、
「ダルい、めんどくさい」と言って、来なかった。まあアイツらしい。
長男も来る予定だったのだが、インフル39.5度により断念、新潟に居残り。
急な発熱でコロナが心配されたのだが、
部活の友達が買ってきてくれた抗原キットで陰性と判明、
持つべきものは友だね。


高梨沙羅がスーツの規定違反で失格となった。
「またかよ」と思ったが、
試合の約2時間前にランダムで検査を受けたが、その時はOKだったそうだ。
人間のウエストって2時間で2センチも小さくなるものなのかね?
スーツ準備する側が、「次から気をつけますで直るなら」今回から気をつけてほしいところだ。
これをコロナに当てはめてみれば、72時間前のPCR検査で陰性だったとしても、
出入国する時点で陽性ってこともあるんだよね。
スキージャンプくらいに厳しくチェックは不可能だから、
第8波はまだまだ収束しないだろうね。

つづく。


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解離性障害

昨夜、突然夕食後に妻が、
妻「あたし、今度病院に行ってこようかな?」
俺「どうした?花粉症で耳鼻科か?」
妻「ううん、精神科」
俺「えっ??」
妻「解離性障害かもしれない」
俺「あれま・・・それは穏やかじゃないね」

妻は、亡くなった妹の統合失調症、俺のアルコール依存症で精神病院には抵抗がない。
それに、精神疾患についての勉強も怠っていない。
断酒会も家族会の役員になって、例会のみならず各種セミナーにも足繁く通っている。
何事にも本気なのはわかるが、何もかも精神疾患に結び付けるのもどうかと思う。

今に始まったことではないのだが、彼女はちょっとしたことですぐにキレたりする。
そのへんは彼女の父親によく似ている。
そして、彼女の言動について、「少しピントがズレてない?」と思う節も多々ある。
子供からも「おかあちゃんって、おとうちゃんへの当たりがきつくない?」と言われる。
まあ、俺はいくらハッスルせれても、受け流すか、俺の内側に閉じ込めてしまうので、
彼女のうっ憤晴らしの受け皿にはちょうど良いのかもしれない。

解離性障害はこんな病気 ↓
意識や記憶などに関する感覚をまとめる能力が一時的に失われた状態。
この状態では、意識、記憶、思考、感情、知覚、行動などが分断されて感じられる。
例えば、特定の場面や時間の記憶が抜け落ちたり(健忘)、
過酷な記憶や感情が突然目の前の現実のようによみがえって体験したり(フラッシュバック)、
自分の身体から抜け出して離れた場所から自分の身体を見ている感じに陥ったり(体外離脱体験)。
こうした症状が深刻で、日常の生活に支障をきたすような状態を解離性障害という。

解離性障害の場合、統合失調症との鑑別が必要になるなど診断が難しいときがある。
また、PTSDや不安障害、うつ病、境界性パーソナリティ障害、摂食障害、
物質使用障害、強迫性障害などの、他の精神疾患の併存も多くみられる。

夫である俺はアルコール依存症、妹は統合失調症、
不安になるのもわかるが、ちょっと過敏になりすぎてはいないか?
人間生きている以上は多かれ少なかれだれしも悩みを抱えている。
それに、多かれ少なかれ何かしらに必ず依存している。
それを何でもかんでも病気のせいにしてしまうのもどうかと思う。

「どうしても」と言うならば、
俺の通院も兼ねて一度精神科に連れて行ってみようかと思っている。
何しろ俺は精神病院に5か月入院して、
5年以上も、医師に顔を忘れられない程度には通院もしている。
言わば、精神病院のセミプロだ。
彼女も医師に診断してもらえば、心の不安も少しは解消されるだろう。


つづく。


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チビさくらねこ申請

お祭りも終わり、子供たちはまた今住む土地にそれぞれ帰っていった。
また普段通りの週明けだ。

昨日のお祭りの途中、役所環境課主任に遭遇した。
その主任は俺の小学校からの同級生、
「日曜日なのに仕事かい?」と言うと、
「ううん、祭典警備だよ」
「明日電話しようと思っていたんだけど・・・」と返って来た。
その話の内容はなんと、2月のさくらねこチケットにキャンセルが入ったそうだ。
主任に「どうする?」と聞かれたので、
「ぜひお願いします♪」と答えた。

チケット申請書類は、役所のHPからDLできるし、
去年のサビ母さんとクロのひな型も保存してあるので、簡単に作成できる。
あとは手術前のチビの写真と、お隣のご主人に同意のサインを頂いたら提出できる。
チケットが発行されたら、役所と提携している動物病院に連絡を取って、
去勢手術の日程を決めるといった段取りだ。

去年と同じならば、手術日の朝一で1時間ほど車を走らせその病院にチビを連れて行き、
次の日の午前中に手術後のチビを迎えに行くことになる。
2日間、平日の半日ずつを潰すことになるので、仕事の調整が必要だ。

生後半年のチビの様子はというと、サビ母さんやクロにじゃれついてはいるが、
まだ発情の兆候は見られない。
オスとメスの違いはあるが、去年の今ごろ、
やはり生後半年のクロが、急にノラのオス猫の後を追い回すようになっていた。
避妊手術の結果、クロは妊娠していたことがわかった。
チビはオス猫だ、俺は餌付けとトイレの世話をしているだけだが、
これ以上近所にノラ猫を増やすわけにはいかない。
早めにさくらねこの申請をして、病院に連絡して手術の日取りを決めることにしよう。

先日書いたアルコール入りのキャンディー「パリピ気分」、
期間限定商品としてすでに出荷を終え、現在の店頭分で販売を終えるという。
若者の間では、「酔えるグミ」と話題になっていた。
まあ、発想は面白いが、子供が手にする駄菓子コーナーはマズい。
改善して別の商品としておつまみコーナーで発売してほしい。
直接この商品で、アルコール依存症がどうのこうのという話には結びつきづらいが、
飲酒欲求を呼び覚ます効果は少なからずあるだろう。

ウイスキーボンボンや奈良漬けで酔ってしまう下戸の人もいる。
それに、飲酒運転の言い訳としても使われてしまいそうだ。
ウイスキーボンボン50個、奈良漬け50枚食べても、
この商品もこの程度のアルコール量だと、1袋完食しても、
飲酒検問の時には呼気には出ないらしいので、言い訳には使えないんだけどね(笑)


つづく。


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娯楽少ないから酒宴

今日は気持ち悪いくらいに生暖かい朝だ。
空はどんより、朝のうちに最高気温のパターンだな。

本日の流鏑馬を見るために、長女が帰ってきている。
長男も帰郷の予定であったのだが、インフル39.5度により断念。
コロナが心配されたが、抗原キットで陰性だったそうだ。

妻同様、重度の花粉症の2人に、「花粉の気配を感じるか?」と聞くと、
「まだダイジョブ」と言っていた。
「花粉が飛び始める前に耳鼻科に行かなくちゃね」とも言っていた。
俺以外のウチの家族は花粉症のベテランである。
花粉症で苦しむのは自分だから、そのへんは抜け目がないようだ。

花粉症の症状を軽くするためには、できるだけ花粉との接触を減らすことが重要。
マスクの内側にガーゼを挟み込むとより効果が高いと言われている。
花粉症の症状が現れたら、できるだけ早く「抗ヒスタミン薬」などの薬の服用を開始。
花粉症治療には、初期療法が有効だとされている。
毎年、花粉症の症状で悩まされている人は、
花粉の飛散量がピークを迎える前に医療機関を受診することをおすすめする。

今日は流鏑馬もあるが、神社に講(こう)の代理参拝(代参)に行って、
そのあと各戸を回ってお札料の集金をするという役目が順番で回って来た。
それに、流鏑馬が終わると後片付けと旗おろしもあるし、
素直に「お祭りを満喫」というわけにもいかない。

講(こう)とは? ↓
古くから、神社を信仰する人々が「講」と呼ばれる集団を各地に結成している。
現在は少しずつ減って来てはいるが、ウチの周りでは未だにその風習が細々と残っている。
講の代表者は年1回、人々に代わって神社を参拝し、
「家内安全」、「交通安全」などを、一緒に祈願する役割を担っている。

昔ながらの風習の講は、年々減少の一途である。
現在はお札料の集金という形を取っているが、
俺は20代のころから親父の代役で代理参拝に行っている。
20~30年くらい前までは、各戸を回らずに飲み屋の座敷に寄り合って、
そこで集金し、酒宴が開かれていた。
むかしは娯楽が少なかったし、酒好きも多く、
人が集まる場所には常に「酒」があった。
会議といえば、30分で会議を終わらせ、その後必ず宴会があった。
「めしでも食べて帰るか?」と言われれば、固形物ではなく酒という流動食だった。
行事があれば、必ず慰労会が付いて来た。

たしかに「酒」は、コミュニケーションツールのひとつではあるが、
今から考えると、少しやりすぎであった感は否めない。
しかし、オープンな飲酒の機会が多かったため、
隠れ飲みやウソをついてまでの独り飲みをするような人は少なかったような気がする。
内臓の病気で亡くなっても、
喪主の挨拶では「故人は生前酒をこよなく愛し・・・」と、
葬儀の後席では「あの人は酒が好きだったからな~」と、
参列者はまた杯を酌み交わせていたりした。

現在は「アルコール依存症」が精神疾患として認知され、そのような言動は少なくなった。
俺もひと昔前ならば、今ごろ生きていなかっただろう。
単なる酒好きだった人として過去の人となっていたはずだ。


つづく。


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スギ花粉最多飛散

昨日はとても穏やかな一日だった。
去年同様、今年もこの時期に寒く陽の当たらない山間部の現場だ、
こんな日は仕事も進むので、とても助かる。
休憩時間に辺りの山々を見渡すと、なんか少しガスっているような気がした。
そろそろ花粉が始まったか?
しかし花粉に敏感な妻は、まだ花粉症の兆候はないと言っている。
2年前まで北海道の大学に行っていた次女は、
ホントかウソか、その4年間で「花粉症が治ったぁ」なんて言っている。

今年の春はスギ花粉の量が多いと聞いた。
なんでも関東などでは過去10年で最も多くなる見通しだそうだ。
スギ雄花の花の量は前年夏(6~8月頃)の気象条件に大きな影響を受ける。
去年の夏(特に6月)は気温が高く、日照時間が長かったことから、
スギ雄花の花の量が増えたとされている。
思い出したっ! 去年は6月中に梅雨が明けてしまって、
6月下旬から茹だるような暑さだったんだよな。

秋から冬にかけてスギ雄花に多く花が付けば、
翌年春の花粉飛散量は多くなると予想することができる。
環境省は毎年スギ雄花花芽調査をおこない、スギ花粉の飛散予測を発表している。
2022年の環境省の調査・発表によると、関東、北陸、中国地方などで、
スギ雄花の量は過去10年で最大値を超える観測値が報告され、
2023年春のスギ花粉飛散量は極めて多くなる予想とのこと。

また、関東ではヒノキの雄花も極めて多いことが報告されている。
スギ花粉とヒノキ花粉、どちらかのアレルギー症状を持っている人は、
花粉の飛散期間が長くなる可能性があるため、十分な対策が必要となる。
環境省の発表によると、2023年春のスギ花粉の飛散開始日は2月下旬と予想されている。
昨年より2週間ほど遅い予想となる。
また、全国的には2022年よりも6~20日ほど、飛散開始日が遅くなる見込みだ。

今シーズンも花粉が多く舞いそうだ。
私の家は四方が杉山で囲まれている。
ピーク時には、風が強いと花粉が霧雨のように宙を舞う。
3.11の時には、地震の揺れで花粉が舞い、辺り一面がまっ黄色になった。
ピーク時には、鼻毛が剛毛になり、洗車も追いつかない。
朝ピカピカにしても、夕方にはまっ黄色。。。
戦後大量に植え付けられた杉や桧が伐採できずにいる。
「杉の木を伐れば花粉が飛ばないのに~」と言われるが、
ウッドショックで回復するかと思われた国内の林業や木材製造業も、
「急に言われても」ってな感じで、
大手以外はコロナ需要に追い付けていないというのが現状た。


つづく。


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チビをさくらねこに

役所に用事があったので、その足で環境課に立ち寄った。
さくらねこ2月分の無料不妊手術チケットを予約するためだ。
そしたら、「2月分のチケットは終了しました」と言われた。
「いや、1月分じゃなくて2月分ですよ」と言ったら、
1月も2月も全て埋まっているとのこと。

ここで、さくらねこTNR活動とは、
飼い主のいない猫をめぐっては、「猫の被害で困っている」、
また一方で「猫を助けたい」といった声が寄せられている。
この問題に対して、飼い主のいない猫の数を増やさないため、
公益財団法人どうぶつ基金では、さくらねこTNR活動を実施している。
「TNR」とは、
Trap(捕獲する)
Neuter(不妊去勢手術)
Return(元の居場所へ戻す) を実施する活動。
「さくらねこ」とは、不妊去勢手術実施済みであり、
その目印として耳先を桜の花びらの形にカットされた猫のこと。
TNR活動を実施することにより、餌やりやトイレの始末など一定のルールのもと、
「地域猫」として一代限りの命を全うさせることで、
飼い主のいない猫に関する苦情や殺処分の減少に寄与することができる。
自治体では、公益財団法人どうぶつ基金が、
手術費等を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、
地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行っている。

ウチの自治体では月に10枚のチケットが入手可能だ。
それは去年、サビ母さんと生後半年のクロの不妊手術の経験から知っていた。
ウチの自治体でも、この事業が始まって丸3年、
年々この制度が周知され、これを利用する人が増えているようだ。
もしくは、近所のノラ猫が増えすぎてしまって一斉捕獲されたのかもしれない。

しかし、どのみち3月まではチビの去勢手術を受けることが出来ない。
現在チビは推定年齢6ヵ月、たぶん3月では初めての発情を迎えるころだろう。
早くしないと他のお宅に迷惑をかけることになる。

チビにはゴハンをあげるときにしか会っていないので、
どこに寝ているのか、どの辺が行動範囲なのかも知らない。
トイレの場所はウチの事務所裏の畑なのは知っている。
ノラだから管理はできないと言って、
いっそのこと事務所猫のシロと一緒に管理しようにも、
シロは脳に障害があって避妊手術ができていないし、猫エイズのキャリアでもあるので、
シロとチビを一緒に居させることが出来ない。

ネコを飼うのも捨てるのも、そして保護するのも、
そもそも人間の身勝手なんだけどね。


つづく。


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異次元の少子化対策

ノラ猫の話、
今度はサビ母さんの食欲がない。
昨日からカリカリの食いが悪い、大好物の鮭の皮にも反応が薄い。
今朝もノラ3匹は朝食の催促に来た。
餌場に行きカリカリを与えると、クロとチビはがむしゃらに食べているが、
サビ母さんは朝食会場には付いてくるものの、皿のカリカリには見向きもしない。
数日前のチビとクロの時と同じだ。
サビ母さんは、しきりに辺りを警戒しながらまた寝床へと戻っていった。
風邪で食欲がないだけなら良いのだが、たまに変な咳をする。
サビ母さんは生粋のノラで何歳なのかわからない。
もしかすると老猫なのかもしれない、大丈夫かな? 
サビ母さんは警戒心が強い。
世話を始めて1年半経つが、俺もまだサビ母さんの体に触れたことがない。
衰弱したらクロの時のように俺の手からチュールを食べてくれるだろうか?
もう少し様子を見ることにする。


「異次元の少子化対策」 とてもインパクト強そうに見えるが、
これは、カタカナで「チルドレンファースト」と言っているどこかの首長と同じ。
胡散臭さしか感じない。
少額のバラマキをチラつかせて次の選挙に備えているとしか思えない。
どうせ、統一地方選を念頭に置いた発言でしょ。
政府が出産や育児に対する支援を充実させても、
それだけでは少子化の流れに歯止めをかけることは難しい。

そもそも出産、育児以前に晩婚化や非婚化が急加速している。
親鳥がいなければタマゴは産卵されない。
親鳥が居ても、金インフルにかかっては卵は産まれない。

少子化対策は、若者が安心して結婚に踏み切れるような、
経済環境、雇用・収入環境を整えることだとわかっているのに、
難しい問題には触れずに、わかりやすくて簡単なバラマキとなる。
ばらまけば増税となり、より少子化は進む。
増税すれば、独身者が結婚しづらい環境をわざわざつくっているようなものだ。
防衛費増額や少子化対策のための消費増税なんて論外。

未だに「早く結婚しろ」とか、「早く孫の顔が見たい」
と言っている世代の人が政治を動かしているのだから、
若者の痛みなど理解できないんだろうな。
そもそも少子化の要因がわからない人たちが考案しているので所詮無理なはなし。
老人の老人による、選挙権を多く持つ中高年層のための政治だね。


つづく。


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