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癌、社会への経済的負担

昨夜、夕食で食べた赤い魚の干物の骨が喉に刺さった。
注意していたのだが不覚にも刺さってしまった、それも奥の方に。。。
妻に「コレなんていう魚?」と聞くと、
「わかんない、なんか小さい魚」
喉に骨が刺さった時、むかし俺のおばあちゃんが「飯粒を丸飲みにすれば治るよ」と聞いて、
有事の際には幼少期からそれを実行していたのだが、間違いであると最近になって知った。
運良くご飯の塊と一緒に落ちてくれれば良いが、逆に深く刺さってしまう場合もあるとのこと。
うがいをしても取れないようなら医者に行け、これが正解のようだ。
うがいをして歯磨きの際に喉の奥の方まで磨いてみた。
一晩経ったが、違和感は薄れているような気がする。
とりあえずもう少し様子を見ることにする。


がんが社会に与える経済的負担は年間約2兆8600億円で、
うち約1兆円は予防できる可能性のあるがんによるものだったとの推計結果が出た。
部位別の10年生存率は、前立腺がんで85%、乳がんで83%、大腸がんで58%、胃がんで58%など。
またがんと診断された約94万人の5年生存率は、全体で66%だった。
そのうち、予防策のあるがんによる経済的負担は、約1兆200億円。
要因別にみると、「感染」が約4800億円で最も多く、「能動喫煙」が約4300億円、
「飲酒」が約1700億円、「運動不足」が約340億円、「過体重」が約190億円と続く。

ガン予防のための公金支出額を正当化するための根拠として数字を出してみたということなのか?
ガン予防のための補助金などを削減されてはたまらないから算出された数字だろう。

最新のがん統計では、年間約100万人ががんと診断され、
約38万人が死亡している。日本人の死因の第1位だ。
こういった話になると酒とたばこが必ずと言って良いほどやり玉に挙げられる。
国民の2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっている。
以前から、がんになる要因は酒とたばこと言われてきた。
どうもそればかりではないらしい。
遺伝によるものや日々のストレス、食品添加物、発色剤、防腐剤や防カビ剤など、
発がんの原因になるものは数え上げたらきりがない。

俺が3年前に切除した癌は肝細胞癌、
5年経とうが10年経とうが、再発転移の可能性は高いままだ。
肝臓がんの再発転移は「モグラたたき」とも呼ばれ、出たら叩くの繰り返しだそうだ。
俺の場合、幸いにも癌切除から3年、まだ再発はない。
当然断酒も継続中だ。
しかしいつ再発するかわからないので、
2ヵ月に1度の血液検査、4か月に1度のCT or MRIを医師に言われて受けている。
検査のたびに毎回ヒヤヒヤだ。

経済的な負担だと言われ、がん予防を怠ったからだと言われ、
俺も世間から邪魔者扱いにされる日が来るのではないか?
それもそれでヒヤヒヤだ。


つづく。


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