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大麻、覚せい剤の記事

大学の運動部の大麻や覚せい剤の記事を目にする。
大麻の乱用は若い世代で広がっているようだ。

大麻は海外での合法化で、若い人の間で、有害なものではない、依存性がない、
との誤った認識が広がっている
そのきっかけは、友人に誘われたりして、あまり罪悪感がないまま手を出している。
それに、錠剤の覚醒剤も合わせて入手できるようにもなっているという。
注射で使用することは若者には「ヤバイ」というイメージから錠剤なのであろう。

大学の運動部での大麻の話は氷山の一角で、既に蔓延しているのかもしれない。
20代以下の入手先はインターネット経由が3割以上を占め、
その大半がSNSだったという統計もある。

大麻は鎮静作用があり、海外のスポーツ選手の中には、疲労回復やストレス緩和になる、
覚醒剤は神経を興奮させる作用があり、
乱用すると疲労感がなくなり頭がさえたような状態になる、
などと言った理由から、大麻や覚醒剤の乱用が日常化しているのかもしれない。
大麻を医薬品として使用することについては、それを認める方向での法改正の動きもあるが、
大麻を嗜好品として認めることとはまた別の話である。

タバコや酒、睡眠薬や痛み止めや咳止めの市販薬などは、
違法では無くどこでも手軽に入手が可能だ。
ドラッグストアで簡単に入手可能な市販薬によるオーバードーズも若者の間で問題となっている。
大麻が合法化され、もしコンビニなどで普通に買えるようになったら大変だ。

酒も日本では合法だが、販売も飲酒も禁止されている国もある。
宗教上の理由などにより、公式に国でお酒を禁止にしているのは、
アフガニスタン、イラク、イエメン、クウェートなどの国。

イギリスでの調べでは、
アルコールや合法ドラッグ、違法ドラッグ全てを含んだ上で、
どれが最も利用者と非利用者に身体的並びに社会的な害を与えているかという調査では、
ヘロインやコカイン、タバコや大麻などを抑えてアルコールが1位になるという結果になった。

ではなぜ、このようにさまざまな害を引き起こすアルコールが世の中に出回り、
嗜好品としての地位を確立しているのだろうか?
それにはアルコールマーケティングの極めて強固な特権的地位が影響していると考えられる。
酒販による税収の経済効果は莫大で、
その大きさがアルコール産業への規制のかけにくさを作り出している。
タバコを違法化しないのも、たばこ税が国と地方の貴重な財源になっているので規制されない。

合法化されて「大麻税」なんてできたらヤバいな。


つづく。


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