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始発電車の送迎

今朝は、妻の実家のある北海道に行く息子を駅まで送って来た。
飛行機は結構早い便を取ってしまったようで、成田空港ということもあり、
最寄り駅発5時00分とかなり早かった。
駅に着くと、始発ともあって駅も電車もガラガラだった。
通勤ラッシュ回避とお盆の帰省ラッシュ回避のため、早い便を取ったそうだ。
心配していた台風の影響もなさそうなのでホッとした。
まあ俺は毎朝4時には起床しているので通常運転中なのだが、
息子が起きられるかが心配だった。

しかし案ずることなかれ、彼も早朝ランニングが日課となっているため、
誰に似たのか早起きは得意だった。
むしろ、自分の代わりに実家に行ってくれる息子のために、
朝食の支度をする妻のほうが起きられなかった(笑)
そりゃあ夜中までスマホピコピコしてれば早起きできないよな。
息子を駅まで送って帰ってきても、妻はまだ床の中だった。

始発電車の送迎は次女のコミケ以来だ。
夜は明けていたものの、道中は走っている車もまばらで、
空気もひんやりとしていて、エアコンなしで窓を開けていて心地よかった。
「あ~、これから半日後には体温越えの気温になるんだよな」と言うと、
「俺は最高気温22℃の北海道だよ」と息子が笑っていた。

車を運転していて、徐々に明るくなっていく景色を見ながら、
若かりし頃、夜明けとともに帰宅したことが何度もあったなと思い出した。
22時に残業を終え、居酒屋に行く時間ではないので、1軒目をスルーしてスナック直行、
スナック午前2時閉店とともに酔いざましのラーメン屋、
そして、辺りが白々と明け始めたころ帰路に就く。
それを週末ばかりでなく平日もやっていたのだから、20代の体力って凄いよな。

2軒目のラーメン屋での1~2時間で酔いがさめるはずもないのだが、
「事故と違反はテメエ持ち」が、仲間内では暗黙のルールとなっており、
交通法規改定前のあの頃は、飲酒運転に対する意識も甘かった。

アルコール依存症で脳が酒に支配されていたころ、
「この時間なら大丈夫」と、夜な夜な車を運転して焼酎の買い足しに行っていたのも、
あの頃の記憶があったからなのかもしれない。

今から考えると恐ろしいことをしていたなと、つくづく感じる。


つづく。


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