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結婚と子供

以前にも書いたが、次女が7月に同棲中の彼氏と入籍をした。
2人は学生時代からなので付き合いも長い。
入籍はしたが、住まいも仕事も今まで通りなので、入籍前の生活と変化はない。
2人は10月に両家の親同士の顔合わせの場をセッティングしてくれた。
その話を聞いた俺も妻も、「ああ、そうなんだ、場所と時間を教えてね」と、ライトな感じ。
今の結婚のカタチは昔とは違う、「新婦」とか「嫁入り」など死語に近い。
入籍をして変化したのは苗字が変わったくらいだ。

2人は子供を持つ予定はないそうだ。
それも今らしい考え方だと思う。
成人した社会人の2人が決めたことだ、親だからと言って何も口出しすることは無い。
俺たちのころはまだ、結婚することが当然で、
結婚したら子供(子孫)をつくるということがまかり通っていた。

昔ながらの結婚に反発しつつも受け入れた俺たち夫婦を反面教師として捉え、
「子供は持たない」と思われているのかもしれない。
俺たちも今の時代に結婚していたら、彼女らと同じ考えに行きついたかもしれない。
もしかすると結婚すらしていなかったかもしれない。
とりあえず、「結婚式は?」「子供は?」と騒いでいる91歳のばあちゃんを、
納得させるのに苦労している。

ある統計によると、子供を持ちたくない夫婦の声は、
育てる自信がない、経済的な不安がある、夫婦の時間を大切にしたいなどがある。
どんな結婚をしたいか、またどう生きたいかは個人が選択する時代だ。
確かに、さまざまな価値観への寛容性は高まっていると思われるものの、
いまだに子どもを持つ・持たないという状況ばかりに注目が集まり、
当事者たちの人生の幸せについては忘れられがちだ。

一部では子どもを持たないことに対してネガティブな声も見られるが、
その「幸せ」をどのように捉えるのかは、
時代やそのときの当人たちの価値観や状況によって変化していくものなのだろう。
長女のように、「私は1億パーセント結婚しない!」と言っている者もいる。

ウチは幸運にも健康的な子供3人に恵まれた。
生活はカツカツだけど、それはそれで良いと思っている。
人それぞれなんだから、比較するのが一番ダメなんじゃないかな?。

もしかすると、俺に似てあまのじゃくの次女は、
「異次元の少子化対策」に真っ向から反発しているのかもしれない。


つづく。


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