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久々に見た酒の夢

久しぶりに「酒」の夢を見た。
事務所の窓を開け裏の畑の様子を見ていたら、そこには大根の葉を食べるクマが居た。
スマホで写真を撮ろうとしたがビビッてうまく操作できない。
誰もが経験あることだろうが、夢の中では思考も行動もフワフワしている。
夢の中って細かい動作が出来ないんだよね(笑)
「これはヤバい、みんなに知らせなきゃ」と、ご近所さんにクマ目撃を言って回った。
そこで突然集会所でクマ対策会議をすることになった。
会議の席にはなぜか乾き物とキンキンに冷えた缶ビールが並んでいた。
夢の中って展開が早いんだよね。(笑笑)

夢の中ならそこで酒を口にしてしまいがちだが、俺はマイボトルのコーヒーを飲んだ。
普段から刷り込まれた「断酒の精神」が夢の中でも勝ったわけだ。
会議の内容は覚えていないが、その帰り道では持たされた缶ビールが冷たかった。
隠れ酒の記憶はまだある。
「誰も見てないし、ひとりきりだし」と、悪い俺が出てきそうになった。
夢の中でも飲酒欲求は特に起きていなかった。
ただ、いけないことをするといったスリルを味わいたくなった。
しかし夢の中のフワフワした頭でも家族のことや肝疾患のことが頭によぎった。
そこでも俺は飲まなかった、俺の理性が勝った。

目が覚めて、夢の内容を思い返すと、何でもアリの夢の中でも酒を口にしなかったということは、
そろそろ俺の断酒生活も本物に近くなったことを感じた。
そもそも、酒の味や酔った時の高揚感も忘れかけている。
「もう大丈夫だ!」と、自信が持てるようにもなって来た。

ただ、先日ノンアルチューハイを飲んだ時、「ヤバい、本物と同じ味だ」と感じたら、
過去の本物チューハイを飲んでいたころのシチュエーションや仲間の顔が浮かんだ。
文章を「切り取り」→「貼り付け」するときのように、
一瞬であのころの感覚に戻ってしまいそうになった。
精神科の医師の言う「ノンアルも飲まないでください」の意味が分かったような気がした。
もし本物の酒を飲んだらそこに酔った高揚感も思い出し、瞬間的に過去に戻ってしまうことだろう。

夢の続き、
突然尿意に襲われ我慢できなくなり空き地の隅っこに走って行った。
「ここならバレないだろう」と放尿しようとしたら目が覚め今に至る。

飲酒欲求は無くなったが、隠ぺい体質や悪いチャレンジ精神は治っていない。

まだまだだな。


つづく。


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急死と病死

昨日は一昨日2週連続で帰省してきた息子のフルマラソンチャレンジだった。
中高大と陸上部の彼は中長距離を得意としているが、フルマラソンは初めて、
大学卒業間近なので練習量も足りていないので不安だったそう。
完走して帰って来た彼にタイムを聞いたが俺にはよくわからない。
「きつかったけど楽しかった」と言う彼は、清々しい顔をしていた。
学生時代の思い出として残したかったのだろう。


アダモちゃんこと島崎俊郎さんが亡くなられた。
享年68歳、急性心不全だった。
普段と変わらずに11月も仕事をされていたが約1週間前に風邪気味だと不調を訴え、
インフルエンザにかかっていたことが分かり自宅療養していたのだそう。
インフルエンザによって死亡する年間死者数は約1万人、
呼吸器疾患や糖尿病など、持病がある人はインフルエンザで死亡するリスクはあがる。
元気な状態だったのならば急性心筋梗塞で亡くなることはあっても急性心不全はほとんどあり得ない。
もともと心臓に何らかの病気があったのではないだろうか。
コロナのワクチンの影響で、免疫機能に狂いが生じている人もいる。
人間、命はいつどこでどのように終わるのかはわからないものだと考えさせられる。
もう何が正解かわからなくなってきた。

漫才ブームのころ当時俺は中学生、ヒップアップのコントが楽しかった。
それに、俺たちひょうきん族のアダモちゃんでは腹筋がちぎれるほど笑った。
土曜日夜8時になるのをワクワクしながら待ったものだ。
その時間、小学校低学年のころは八時だよ全員集合派だったが、
徐々にひょうきん族にシフトしていったのを覚えている。

俺はアルコール依存症から肝硬変、そしてアルコール性肝細胞癌となり3年前に切除手術をした。
がんの多くは、5年再発が起こらなければほぼ治癒と考えられているが、
肝臓がんは再発が起こりやすく、肝炎や肝硬変がある限り新たながんが発生するために根治が難しい。
ステージⅠでも術後5年生存率は60~70%、10年生存率は20~40%まで落ちる。
一般的ながんでは、ステージⅠだと5年生存率と10年生存率はほとんど変わらないが、
肝臓がんの場合は発見が比較的早期で根治的治療を行えたとしても再発するリスクが高い。
近年では、肝炎治療の向上や新規肝炎患者の減少により、
肝細胞がんの新規発症例は減少し高齢化する傾向があるため、
上の数字が正しいと一概には言えないが、健常者よりも短命なことだけは確かである。
今週、血液検査と先週受けたCTの結果を病院に聞きに行く。
今まで20回以上CTとMRIを受けて来たが、
検査結果を聞くまでのこのモヤモヤとした日々が嫌いだ。

俺もできればアダモちゃんと同じくらいの歳まで生きたいな。


つづく。


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クマとシカと人間

森林を伐採しての再生可能エネルギー開発による森林破壊問題
害獣駆除よってすみかやいのちを奪われている野生動物
SDGsはどこへやら?

『クマと再エネ』
エコでクリーンな再生可能エネルギーと謳いつつ、野生動物たちが暮らす奥山の森の木々が、
広範囲かつすごい勢いで伐採されている事実がある。
メガソーラー建設によって、奥山が大規模に破壊されている。
この勢いで再エネ事業が進めば、野生動物たちは安心して棲める場所がなくなってしまう。
エコでクリーンなイメージの裏で、野生動物たちや地元の人々が困っている。
一旦破壊された自然は、二度と元には戻らない。
地方自治体は太陽光発電ができたら固定資産税が市に入ってくるので、この事業を歓迎している。
利権や給付金に気を取られ過ぎで、一体何のため誰のための開発なのか?
森林が二酸化炭素を吸収するのなら、
森林を伐採して脱炭素社会の実現のための再エネ事業だなんて本末転倒。

ウチの周りではまだクマのニュースは無いが、山に入ると「クマ出没注意」の看板は目にする。
先日、伐採作業中の山師の人に「クマ見た?」と聞くと、「それって俺じゃないの?」と、
ヒゲ面でムキムキの山師が聞き返してきてお互いに笑った。

シカの増えすぎが生態系に与える影響
シカが増えるようになった最大の原因はオオカミが絶滅したことだ。
狩猟の重要性が認識されつつあるとはいうものの、人間は入りやすい場所でしか狩りをしない、
それにハンターの高齢化も手伝って、数を減らすまでにはなっていない。
温暖化などの影響で積雪が減ったことも一因とされている。
シカは植物を食べるが、この植物はほかの生物も利用しているので、
シカと同じ草を食べるネズミが減ったり、その植物だけを食べる幼虫が育たないために、
ある種のチョウが減ったりという現象が見られる。
逆にシカにとって毒性のある植物は減らないので、それを食べる虫が大量発生するなどの影響も。
こうして生態系のバランスが変わってしまう。

薪炭を生産する薪炭林の需要が低下するとともに、
高度経済成長の下、建材用として成長の早いスギやヒノキの需要が増した。
結果、天然林や薪炭林を人工林へと変えていく「拡大造林」政策が取られた。
政策は1996年まで続き、天然林などの伐採でできた当時の草地は、シカの好ましい環境となった。
狩猟者の減少や、シカの保護政策もシカの増えすぎに加担している。

シカを見たり、鳴き声を頻繁に聞いたり、畑や果樹を荒らされるといった被害が多く出ている。
山に入ると杉桧の人工林もシカの角こすり(角研ぎ)や樹皮食による被害も深刻化している。
幹の全周を剥皮された木はやがて枯死してしまう。
ほんの一部を剥かれただけでも材内に変色腐朽菌が侵入し材質が低下する。
どこまでを野生動物との共存と呼ぶのだろうか?

ウチの裏山でも毎日夕方になるとシカが鳴いている。


つづく。


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キレる高齢者

いつもより早く起きてしまい二度寝が出来ない。
年末工期が迫って来ると、仕事のことばかり気になってしまい、
焦りと不安もプラスされて、どうしても目が冴えてしまう。
熱いコーヒでも飲んで少し落ち着こう。


80歳の市議が市役所職員に議場で暴行し警察沙汰になったというニュース。
いわゆる「キレる老人」だな。
しかし、議場で議員が職員に暴力を振るうなど論外、
80歳にもなって善悪も分からず、気に入らないと暴力に及ぶ議員とは情けない。
議員も定年制を導入すべきだと思った。

「怒りをぶつける相手を常に探している」キレる高齢者に共通する特徴

1、執着
  執着の強い人は怒りっぽくなる。
  特に過去の成功体験、愛着への執着は高齢者を怒りっぽくさせる。
  大切にしていることが多い人は、それが攻撃されるようなことがあったり、
 否定されるようなことがあれば、怒りをもって全力で闘おうとする。
2、孤独感
  自分が孤独であることを好んでいる人は問題ないのだが、
  望んでいないのに孤独だと感じている人は怒りについて問題を抱えることになる。
  強い自己顕示欲から、人に認められることで自分の存在価値を確認している。
  孤独感の強い人は、誰かに認めて欲しい、受け入れて欲しいと思っているので、
  自分が認めてもらうために余計なことをしてしまうことがある。
3、自己顕示欲
  承認欲求の一つである自己顕示欲は、自己主張するだけでなく、
  何らかの行動を起こし、その見返りを欲しがる傾向にある。
 
「孤独感」と「自己顕示欲」はコインの裏表のような関係で、
孤独感が強いから自己顕示欲により誰かに受け入れて欲しいと行動するとも言えるし、
自己顕示欲が強いから周りから煙たがられ孤独感を強めているとも言える。

孤独感の強い人にとって無視はとても怖いこと。
自分に関心を持って欲しいがために、必要のないことにまで首をつっこんだり口出ししたりする。
今はかなりの年齢まで肉体的には元気でいられるので、
これまでと何ら変わらない働きができるはずなのに、役割を外されることに憤りを感じる。
まだまだ若い世代には負けないという自負もあるし、
その自分を役割から外すという仕組みに怒りを感じる。

若い世代に昔の話をしても、時代遅れの自慢話、時代が違ったから通用したやり方、
時代錯誤の根性論と思われることが多く、老害扱いされる。
「オレたちの時代はこうだった」は通用しないのだ。

キレる老人への対処としては、否定したり怒ったりしないで、
そのままを受容し傾聴することが大切だが、
こちらに非が無いと100%確信できる場合には、
「もっと怒らせてやれ!」と思い、喧嘩を買ってしまう俺もいる。

まだまだだな。


つづく。


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今年2回目のCT

今日は造影剤入りCT検査の日、朝食を食べないよう注意せねば。
いつものルーティーンをこなしているとつい食べてしまいそうになる。
今年は、2月にCT、7月にMRIを受けた。
そして今回はCTの順番だ。
今回のCTも、何の問題も無く年末と正月を迎えたい(祈)

俺は肝臓の診察と血液検査を2.5ヵ月に1回、
CTとMRIを交互に年3回受けている。
CTとMRIを定期的に受けているので、エコー検査は受けなくなった。
くすぐったがり屋の俺はエコー検査が苦手だ。
特に脇腹が弱いので、耐えきれずに検査中に何度か笑ってしまった経験がある。
CTは通院している病院で9時半からだ。
朝段取りを終えたら出発の準備をしよう。


先日昼例会に行ったとき、断酒会忘年会のお誘いを受けた。
今年はコロナのせいにはできなかったが、丁重にお断りした。
入会して2年は忘年会にも新年会にも出席して裏方の作業も手伝った。
平会員が2年出席すれば義理は果せたろうという気持ちでいる。
家族会役員の妻は当然出席するだろう。

俺は基本、役が付いていない集まりでは忘新年会は出席しないと決めている。
特に酒の出る忘新年会は、素面で酔っ払いの相手をしなくてはならないし、
タクシー代わりをさせられるので、無理やり用事を作って欠席している。

どの集まりでも出席するのはだいたい役員+αの面子だ。
中には「酒」に釣られてそれだけのために出席する人もいる。
断酒会の場合は当然「酒」は無い。
俺は断酒会に入会するまで、酒を飲まない忘新年会の経験が無い。

最初の2年はノンアルコールの断酒会の忘新年会に戸惑った。
酒とつまみではなく弁当とお茶だった。
普段から早食いの俺は、弁当を5分で食べきってしまい、
間が持てずコーヒーとお茶を飲み過ぎてトイレが近くなった。

それまでの俺は、酒のチカラを利用せずに見ず知らずの人と打ち解けるすべを知らなかった。
酒さえ入れば言葉が次から次へと湯水のように沸いて出てきて、
初対面の人とも打ち解け合い、その後の仕事にも繋がったりもした。
飲みニケーションこそが酒宴の持つ最大の利点だと思っていた。
酒を飲まなくなり、車で来ている人や下戸の人の酒宴での辛さを知った。
食事を終えたらすぐに帰宅したい気持ちがわかった。


つづく。


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居場所を失い昼例会へ

息子が駅伝大会で走った日曜日の午後、
駅伝応援から帰宅後に、妻と娘の車のタイヤをスタッドレスに交換した。
妻と息子に「手伝ってくれ」と言ったが、「う~ん」と空返事だった。
結局俺ひとりで2台分のタイヤ交換をした。

冷え込みが激しくなり最低気温がそろそろ0℃に近くなってきたので、
雪は降らなくても朝が早いと路面凍結の恐れがある。
俺の車も朝に冷え込むとエンジンの掛かりが悪い。
バッテリーも前回交換してから3年が経つので弱くなるのも当然だ。
愛車のバッテリーもそろそろ交換時期だな。

駅伝明けの昨日、息子はウチの事務所でリモートの授業を受けていた。
仕事から一時帰宅するとノーパソを抱えた息子が事務所の玄関前に居た。
俺の姿に気づくと彼は、「シーっ」と人差し指を立てた。
ちょうど研究発表の時間と俺の一時帰宅の時間が重なってしまったようだった。
しかしなぜ彼は玄関前でPCに向かって喋っているの?

謎は解明した。
発情中のシロが事務所内でニャーニャー鳴いているのがドア越しでも聞こえた。
最初は注意されたと言うか笑われていたそうだが、
研究発表に集中できずに玄関前(屋外)に出たのだと後から聞いた。

その後も彼に事務所を占領されてしまったため、午前中は事務作業が出来なかった。
午後からも、「Wi-Fiの飛びが良いので事務所を使わせてくれ」と言われたので、
午後は雑用をこなしながら妻と一緒に断酒会の昼例会に出席することにした。
妻は最初から例会に行くつもりだったそうだ。

断酒に関しては、身体的にも精神的にも特に変化が無いので、
例会に出席してもあまり実のある発言が出来ないとは思ったのだが、
事務所は息子に占領されているし、お客さんのところにも寄らなければいけなかった。
途中でプリンターのインクを買いに行く予定もあった。
それにノラたちのカリカリを例会場の近くのホームセンターで購入予定だったので、
2時間の例会には運転手として付いていく形だった。

例会の詳しい内容は書けないが、この病気になるまで、そして断酒を始めてからの、
「親と自分」「自分と子供」の関係について話し合った。
やはりみなさんアルコール依存症となるまで、様々な人生経験をしている。
そして現在でも家族との間にできた溝を埋めようと必死なのがわかった。
俺も、認められるとまでは行かなくても、
頑張って罪滅ぼしをしているという誠意だけは見てもらいたいと思った。


つづく。


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駅伝大会

日曜日は、妻と一緒に息子の駅伝の応援に行った。
過疎地域の地元で開催された駅伝のため、沿道に立つ人もまばらだった。
スタートは午前9時30分、息子は2区なのでスタート時刻には応援場所に到着した。
冬の体を動かさない沿道応援は寒さとの戦いだ。
日なたを見つけて比較的風の無い場所で息子が走ってくるのを待った。

間もなくして選手たちが俺たちの前を元気よく走っていく。
しかしその選手たちは、おじさんと小学生ばかりだった。
以前ウチの子供たちが走っていた時は、中学生の部活のチームや若者のチーム、
それに警察官や消防士のチームもあり迫力もあったのだが、
今回は息子たちのチームくらいしか本気で記録を狙いに行くチームが無かった。

前回の駅伝大会はコロナが流行る前の令和元年、つまり4年ぶりの開催だ。
やっぱり主力チームが出場をしなかった原因の一端はコロナにあるな。
地域の祭典や体育祭も規模縮小したり廃止したりしている。
4年も間が空いてしまうと、気力、体力、団結力も薄れてしまうのかもしれない。
中学生のチームが出場しないってことは学校のテスト習慣にぶつかったのか?
それとも学校の教育方針も変わったのか?

結果は予想通り息子たちのチームがぶっちぎりの優勝だったが、
彼は優勝を素直に喜んでいなかった。
消化不良の彼はレース終了後、午後からまた自主トレで走りに行った。

その日の夜は駅伝大会に出た同じチームのメンバーとの慰労会に出かけた。
大会の記録よりも旧友との再会のほうが楽しかっただろう。
会場はモツ鍋屋だったそうだが、やはり今の若者、
飲酒していたのは半数くらいしかいなかったそうだ。
若者の酒離れってホントなんだな。

俺が今より30歳若く、息子の立場だったら、
大会には出なくても飲酒目的で慰労会だけは絶対に出ていただろう。
今の若い人たちは、酒を飲まずにカラオケも楽しめるのだそう。
カラオケ = 宴会orスナック で育ってきた俺には理解不能だ。
飲まずに楽しく騒げるって、どんな感じなんだろう?

彼は今日これから電車で大学に戻り、卒業研究をこなし、
週末にはこちらのフルマラソンにもエントリーしているそうで、明後日また帰省してくる。
勉強の合間にも走り込みをするんだろうな。
信じられないほどの過密スケジュールだ。

若いって良いよなぁ。


つづく。


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猫の恩返し

昨夜、サビ母さんが夕ご飯も終わったのに、
玄関前で、ニャ~と鳴きながら戸を叩き俺を呼んでいた。
「まだゴハンが欲しいの?」と引き戸を開けると、
まだ生きているネズミを咥えたサビ母さんがちょこんと座っていた。
うわぁ!と思いながらも、「ありがと」と言うと、彼女は満足げに寝床へと帰って行った。

その後、ネズミには申し訳ないが穴を掘って埋めた。
これでネズミのプレゼントも2回目だ。
その前にはスズメ、モグラのおみやげの時もあった。
これは俗に言う「猫の恩返し」ってやつかもしれない。

狩りは猫の本能だから仕方ないとはいえ、猫のうれしいような困ったような行動である。
しかし調べてみたら、実は「感謝」とか「プレゼント」というのは猫の本心は違うようだ。
猫がおみやげを持ってくるのは飼い主のためのプレゼントという見方をされてきたが、
そうとは限らないようだ。

飼い主のことを、「自分で狩りができないダメなやつ」だと思って、
獲物を分け与えてくれているという説がある。
人間に飼われてエサに困らなくなっても、狩りをするのは猫にとって習性。
人間はまったく狩りをしないので、猫は「こいつ、狩りができないんだ」と思うのだとか。
獲物が捕れずに飼い主がおなかを空かせていたら大変だと、
猫なりに心配してくれているのかもしれない。

飼い主が「狩りができないやつ」と思っていることは変わらないが、
狩りを教えるために獲物を持ってくるという説、
飼い主に自分が捕った戦利品を自慢するために見せに来るという説、
飼い主のことは何とも思っておらず、単に捕まえた獲物を安全な場所に置きたいという説、
どれがホントなんだろう?
いずれの説にしても、猫は飼い主を怒らせようとしたり、
嫌がらせでお土産を用意しているわけではなさそうだ。

飼い主としてはあまりありがたくない猫の「おみやげ」。
しかし、猫にとっては本能に従った結果で、
飼い主に好意があるからこそ持ってきてくれるものだと考える。
ノラたちに出会ってから2年半、やっと俺もノラたちに認められてきたのかな?


つづく。


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ランニング依存

今日は昨日の夜帰省した息子の駅伝大会だ。
走ることよりも中学校時代の陸上部の旧友との再会が主目的だろう。
息子は大学でも陸上競技を続けていたが、他の仲間は現在走っていないらしい。
彼も現在は卒業研究に追われていて思うように走れていないそうだ。
ホントは大学では部活に入らないつもりだったのだが、
コロナ禍の授業はリモートばかりで、孤独に耐えられずに中途入部したのだ。

彼はこれまでも就職活動のためにちょくちょく帰って来ていたが、
今回は地元の駅伝大会に出場するためだけの帰省だそうだ。
なんでも中学校時代の同級生と話が盛り上がり、勢いでエントリーしてしまったそうだ。
まあ、学生時代のノリなんてそんなものである。
それで旧友との友情が維持できて、さらにその輪広がればOK!
そしてまた来週末にはマラソン大会出場のために再び一時帰省する。
そしてまたまた正月にも帰ってくるそうで、忙しい話だ。
就職目前で学生時代も残りわずかだ、十分に学生を謳歌してもらいたい。

彼は決して足が早い方の部類ではないが、中学校から中長距離を走っている。
実家に居るころから一年中雨が降っても風が強くても朝に晩に走っていた。
走らないとペースが乱れるし、鈍るし、気分が良くないのだそうだ。
俺に似て依存体質の彼は、毎日走らならいと気が済まないらしい。
いわゆる「ランニング依存」に近いのかもしれない。
ただ、健康のためにと言って、過度なランニングは日常生活に影響を及ぼしてしまう。

依存症とは、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに影響をきたしているにも関わらず、
特定の物質や行動をやめたくてもやめられない状態を指す。
酒や薬物、ギャンブルなど依存の対象はさまざまだが、
ランニングは、続けることが悪いことではなく、
むしろ「良いこと」「偉いこと」として捉えられ、
依存症の対象とくくってしまうことに違和感を覚える人もいるかもしれない。

ランニング依存が、酒や薬物などと違うのは、
『やりたい』というよりも『やらなければ』という強迫的な側面があるということだ。
そして運動が過剰に行われることによって、
人間関係や仕事に支障をきたすほどのネガティブな結果を生み出し、
さらに健康管理を度外視して行うことがあるため、
受傷や体調不良に繋がってしまう恐れもある。

日常的に運動をしている人が突然運動をやめると、
一過性にネガティブな感情が湧き、運動したくてウズウズしてきてしまう。
完璧主義の強い性格の持ち主は強迫傾向が強く、運動を止めることができない状態に陥りやすい。
ランニング依存の改善法としては、1週間分のタイムスケジュールを決め、
少しずつ走る距離や時間を減らして、自分にとって負担のかからない運動量を見極めることだそうだ。

なんかアルコール依存症と似てるな。


つづく。


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忘年会すべて欠席

師走に入った。
令和5年2023年も早いものであと1ヵ月、
来週の造影剤入りCT検査の結果が良ければ、今年も無事に終えることが出来る。
忘年会も新年会も、以前より少なくなったし、
「飲み目的」の酒宴はすべて欠席に〇をつけて返信済みだ。
断酒も7年目ともなると、俺が酒を止めたということは周知の事実となりつつある。
少し寂しくもあるが、酒好きの俺が飲まないということが知れ渡るのは良い傾向である。

以前は週2~3回の忘年会を、スケジュールの中に積極的にぶち込み、
「お付き合いも楽じゃないよ」と言いながら思いっきり楽しんでいた。
時には忘年会のダブルヘッダーの日もあった。
終盤になると焼鳥や天ぷらを見るのもイヤになるほど飲み回った。
二日酔いさえ自慢のひとつと勘違いしていた。散財もした。
その付けが回り、アルコール依存症になり肝硬変になり肝臓がんになった。

酒宴を断り続けてからは、財布にも優しいし翌日の仕事にも影響がない。
それにとにかく体調が万全だということが、最大のメリットである。
人間50代半ばともなると健康な人でも酒が弱くなる。
たまに、いい歳した酔っぱらいが醜態を晒しているのを見るとガッカリする。
酒が飲めなくなったことに心残りはあるが、良い時期に止めて正解だとも思っている。


脚本家の山田太一さんが亡くなられた。
享年89歳、死因は老衰だそうだ。
とても安らかで静かな旅立ちだったそう。
俺は「ふぞろいの林檎たち」が好きで、今でもたまにHDDから引っ張り出して視聴している。
テレビの中の主人公たちとは5歳くらい離れていたので年代が少しずれているのだが、
大学生ってあんな感じなのかなあと思いながら見ていた。
サザンの曲もあのドラマで覚えた。

山田さんの死因が老衰と聞いて正直「羨ましい」と思った。
誰もがが望むのは、なくなる直前まで元気に活動するピンピンコロリ(PPK)の人生であり、
不幸にして長期の寝たきりになって亡くなるネンネンコロリ(NNK)ではないはず。
日本人のうち、老衰で最期を迎えられる人はわずか8%弱、
ちなみに死因順位は、1位:がん、 2位:心疾患、 3位:脳血管疾患、
次いで老衰は4位である。(自死、不慮の事故はPPKには含まない)

俺の親父は15年間病院のベッドの上だった。
おかげで贅沢はできなかったが、子供たちが学校を卒業するまでは頑張ろうと思った。
来年の4月から子供たち全員が社会人となるので一段落だ。
6年半前にアルコール依存症と診断され肝硬変になり、おまけに肝臓がんにもなった。
家族には迷惑をかけっぱなしで、今も罪滅ぼしの真っ最中だ。
俺は何年先になるかわからないが肝臓がんで死ぬと思う。
だが延命治療は望まない、これ以上家族に迷惑を掛けたくないからね。


つづく。


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