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ランニング依存

今日は昨日の夜帰省した息子の駅伝大会だ。
走ることよりも中学校時代の陸上部の旧友との再会が主目的だろう。
息子は大学でも陸上競技を続けていたが、他の仲間は現在走っていないらしい。
彼も現在は卒業研究に追われていて思うように走れていないそうだ。
ホントは大学では部活に入らないつもりだったのだが、
コロナ禍の授業はリモートばかりで、孤独に耐えられずに中途入部したのだ。

彼はこれまでも就職活動のためにちょくちょく帰って来ていたが、
今回は地元の駅伝大会に出場するためだけの帰省だそうだ。
なんでも中学校時代の同級生と話が盛り上がり、勢いでエントリーしてしまったそうだ。
まあ、学生時代のノリなんてそんなものである。
それで旧友との友情が維持できて、さらにその輪広がればOK!
そしてまた来週末にはマラソン大会出場のために再び一時帰省する。
そしてまたまた正月にも帰ってくるそうで、忙しい話だ。
就職目前で学生時代も残りわずかだ、十分に学生を謳歌してもらいたい。

彼は決して足が早い方の部類ではないが、中学校から中長距離を走っている。
実家に居るころから一年中雨が降っても風が強くても朝に晩に走っていた。
走らないとペースが乱れるし、鈍るし、気分が良くないのだそうだ。
俺に似て依存体質の彼は、毎日走らならいと気が済まないらしい。
いわゆる「ランニング依存」に近いのかもしれない。
ただ、健康のためにと言って、過度なランニングは日常生活に影響を及ぼしてしまう。

依存症とは、日々の生活や健康、大切な人間関係や仕事などに影響をきたしているにも関わらず、
特定の物質や行動をやめたくてもやめられない状態を指す。
酒や薬物、ギャンブルなど依存の対象はさまざまだが、
ランニングは、続けることが悪いことではなく、
むしろ「良いこと」「偉いこと」として捉えられ、
依存症の対象とくくってしまうことに違和感を覚える人もいるかもしれない。

ランニング依存が、酒や薬物などと違うのは、
『やりたい』というよりも『やらなければ』という強迫的な側面があるということだ。
そして運動が過剰に行われることによって、
人間関係や仕事に支障をきたすほどのネガティブな結果を生み出し、
さらに健康管理を度外視して行うことがあるため、
受傷や体調不良に繋がってしまう恐れもある。

日常的に運動をしている人が突然運動をやめると、
一過性にネガティブな感情が湧き、運動したくてウズウズしてきてしまう。
完璧主義の強い性格の持ち主は強迫傾向が強く、運動を止めることができない状態に陥りやすい。
ランニング依存の改善法としては、1週間分のタイムスケジュールを決め、
少しずつ走る距離や時間を減らして、自分にとって負担のかからない運動量を見極めることだそうだ。

なんかアルコール依存症と似てるな。


つづく。


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