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楽に考えよう

先週はあんなに暖かかったのに、今週は天気予報通りに寒くなった。
日中は風が無ければ日が照ると比較的に暖かくなるが、
朝晩の冷え込みは師走らしく乾燥しキンキンに冷えた冬になった。

昨日は日曜出勤した妻の仕事が休みだったので、
冬至用の柚子を近隣の農産物直売所に買いに行ったそうだ。
妻の実家のある柚子の取れない北海道に送るためでもあった。
考えることはみんな同じのようで、先週の週末には柚子がたくさん出品されていたが、
冬至の3日前ともなるとその数も少なくなっており、3軒の直売所巡りをしたそうだ。


元関脇・寺尾の錣山親方がうっ血性心不全のため60歳の若さで亡くなられた。
長男の鶴嶺山関が60歳、次男の逆鉾関が58歳、
井筒3兄弟は3人とも早すぎる死となってしまった。
名力士の3人が次々に亡くなれて寂しい限りだ。

錣山親方は現役時代には鉄人とか角界のプリンスと呼ばれ、女性ファンも多かった。
押し相撲が好きな俺も、寺尾関の相撲は好きだった。
小兵力士が闘志むき出しで山のような大きな力士に立ち向かう姿は見ていて気持ちが良い。
寺尾関のケンカのようなハイスピードの突っ張りには目を見張ったのを覚えている。
特に保志、北天祐、貴闘力との突っ張り合い叩き合いは、後に遺恨を残すんじゃないかと心配した。

お相撲さんのような身体を酷使する職業の人は早逝の傾向があるように思う。
稽古スタイルや食生活は一般人とかけ離れている。
かなり無理して身体を造り、かなり無理をしていたと思う。
伝統的な神事ではあるが、現代の科学的根拠に基づいた力士育成を検討すべきではないか?
力士一人ひとりの健康寿命も考える時期なのではないだろうか?

俺も昔は「がむしゃら」とか「一生懸命」とか「辛抱我慢」と言う言葉が好きだった。
性格上ひとつのものに集中すると周囲が見えなくなるタイプだった。
他人には「気にするなよ」とか「身体に気を付けろよ」と優しく振舞いながらも、
陰で自分の身体を酷使するタイプだった。
それが、アルコール依存症で精神病院に5か月入院後に変わった。
「自分のことももうちょっと楽に考えよう」と。

むかし人に言われたことがある、「頑張りすぎると早死にするよ」
その時は「何言ってるんだい、死んだこともないくせに」と、軽く聞き流していたが、
遅ればせながら病気になってから身をもってその意味が分かるようになった。


つづく。


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