SSブログ

日本人の半分はガン

長男を駅まで迎えに行き、帰り道はペーパードライバーの息子の操縦訓練も兼ね運転させた。
教習所の教官のように助手席で彼の運転を見ていたら1台の軽トラの後ろに着いた。
その軽トラには見覚えがあった、30キロおじさんだ。
そのおじいさんは制限速度が40キロでも50キロでも常に25~30キロで近所では有名だ。
「あの車は遅いからからな、イライラするなよ」と俺は言った。
結局我が家に到着するまでそのおじいさんの車の後を走った。
普段車の少ない田舎道も、その時は後ろに10台近く並んだ。
その現象は近年「田舎あるある」となっている。
俺たちの年代も20年後にはそれと同じようなことになるだろう。
明日は我が身と、皆おとなしく30キロおじさんの後に付いている。
ウチの地域は公共交通機関が整っていない、定期バスも廃止されデマンドタクシー化している。
なので、なかなか高齢者の免許返納も進んでいない。


“モリタク”こと森永卓郎氏(66)が、ステージ4の膵臓がんだそうだ。
抗がん剤治療で治していくそうで、普通に仕事も続けるそうだ。

膵臓がんは最も困難な部位で発見もしにくい。
森本さんは糖尿病も患っているそうだ。
糖尿病は膵がんの危険因子であり、糖尿病の人の膵がんリスク は一般人口の約 2倍、
俺の肝臓がんとアルコール依存症との関係と似ている。

がんの「ステージ4」というと、「末期」を連想してしまいがちだ。
ステージ4の癌とは?
癌が原発巣から他の臓器へ転移している状態を指す。
極端な言い方をすれば、癌として軽度の状態であっても、
複数の臓器へ癌が転移している場合は「ステージ4」に分類される。
癌の末期とは?
標準治療の観点から有効性を期待できる治療法がほとんど存在しない状態、
または治療をすることで患者の心身に対するリスクが増大する状態を指す。

ステージ4の基準は「癌転移の有無」であり、ステージ4と宣告されたからといって、
必ずしも末期状態とは限らないことも重要。

3年前の手術で摘出された俺の肝細胞癌はステージ1だった。
ちなみにステージ別のがんの特徴は、
ステージ0期:癌細胞が上皮内にとどまっており、リンパ節への転移なし
ステージ1期:癌細胞が筋肉層でとどまっており、リンパ節への転移なし
ステージ2期:癌細胞が浸潤しているがリンパ節転移なし
ステージ3期:癌が浸潤しリンパ節への転移もあり
ステージ4期:原発巣から他臓器へ癌が転移している

日本人の半分はがんになると言われている。
決して珍しくはない。
人は大ケガや大病をすると、未来について真剣に考える。
俺もその一人だ。


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング
アルコール依存症ランキング














nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康