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飲酒運転常習者

小学校のPTAをしていたころの話です。(季節外れスマソ)
朝6時から花火が鳴りました。運動会の花火でした。
運動会で思い出されるのは、以前まで許されていた飲酒が禁止になり、
お父さんたちは様々な工夫を凝らし、影で飲酒していたことを思い出します。
体育館の裏でコッソリビールを飲む人、
ペットボトルのウーロン茶に焼酎を混ぜてくる人、
水筒にウーロンハイを作ってくる人、
水筒に缶チュウハイを入れてくる人。
「オレの水筒のほうが濃い」とか、「オレの水筒は麦焼酎だ」とか、
お父さん同士で回し飲みをして楽しんでいたことを思い出します。
父兄参加のつなひきは午後に行われるので、とても酒臭かったです。

最近はコロナ騒ぎで酒の出る会合や行事が無いし、
飲む人の絶対数も少なくなってきています。
私は病気なので当然飲む気は無いし、周りからも飲酒の心配をされているので飲みません。
もし飲む席に出る機会が不意にあったとしても、
ノンアルコールビールとウーロン茶で乗り切る自信があります。
最近は、車でくる人や飲まない人も増えたので、
どんなところにもノンアルコールビールとウーロン茶はありますので安心できます。
しかし、しらふで酔っ払いの相手をするのは辛いです。
昔は私もこんな感じで酔っ払っていたんだなと懐かしくさえ思います。
以前は、会合と言えば、日本酒とビールしかなかったので、
そのころアルコール依存症になった人で、もう飲まないと決めた人は、
誘惑に負けないようにするのが、大変だったろうなと思ってしまいます。

私は断酒継続中ですので、正常な目で飲む人のことを見ることができます。
例会の帰り道、だいたい21時から22時なので、以前の私なら居酒屋から帰る時間です。
たまに30キロくらいで道を蛇行しながら走っている車を見かけます。
酷い車は、センターラインから飛び出し対向車線を走る車や、
しまいには、道の真ん中で止まってしまう車も見ました。
まだまだ飲酒運転は根絶されていないようです。
そして、居酒屋の駐車場に何台も停まっている車を見ます。
あの人たちはどうやって帰るんだろうなと思ってしまいます。
居酒屋で全員がノンアルコールビールを飲んでるわけではないだろうし、
この中の何台かは運転して帰っちゃうんだろうなと妻と話しながら家に帰ります。

私も道交法がきつくなる前は、いつも飲酒運転で帰っていました。
「あの道とあの道は飲酒検問をやってるぞ」と酔っ払いたちに教えてもらいます。
店に入ってきた客が、「今あそこでやってたからすぐ帰らない方が良いよ」と教えてくれます。
帰るときには、いろんな情報を得て、細心の注意を払って飲酒運転で帰っていました。
幸いにして、私は飲酒で捕まったことはありません。そんな時代でした。
これだけ道交法がきつくなっても、飲んで運転してかえってしまう人は、
多少なりともアルコール依存症に片足突っ込んでいるんだろうと思います。
悪知恵を働かせて飲酒運転で帰っていた私も、
20代のころからアルコール依存症だったのかもしれません。

つづく。









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