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男の更年期障害

更年期障害といえば閉経後の女性に起こる心身の不調であるが、
その文章の最後に「男性に起きることもある」と書いてあるのをよく目にする。
「ストレスからくるものなんだろうな~」程度の認識だった。
そこで、男の更年期障害とは、いったいどういった症状なのかと調べてみた。

男性更年期障害を「LOH症候群(加齢男性性腺機能低下症候群)」と言い、
男性更年期障害は日本でも十数年前から知られるようになったが、
症状が現れているのに自覚していない男性がまだ多い。
加齢に伴う男性ホルモン(テストステロン)の低下によって引き起こされる症状で、
発症するのは40代後半ごろからで、最も多いのは50~60代だそうだ。

心理的ストレスを長く受け続けて交感神経優位の状態が続くと、
大脳から「テストステロンをつくるな」という指令が出されてしまう。
加齢によるテストステロンの減少に加えて、
職場でも家庭でもストレスの多い世代だからといえる。

症状は大きく身体症状と精神症状に分けられる。
身体症状は、男性機能の低下、多汗、倦怠感、筋力低下、頭痛・めまい・耳鳴り、頻尿など。
精神症状は、不眠、無気力、イライラ、性欲減退、集中力や記憶力の低下などとともに、
うつ症状が出る場合もある。
さらに、男性更年期障害になると、
メタボ、心筋梗塞、脳梗塞やがんなどの生活習慣病のリスクが高まる。
男性更年期障害によるうつ症状は、死にたくなる気持ちが起きるほど重くない。

テストステロンが少ない人は共感力が高く、
結果的に他人のことを考えすぎて、それがストレスとなることがある。
適度な運動とバランスのとれた食生活、良質な睡眠も大切。

セルフチェック↓
・性欲が減った
・パワー不足だと感じる
・やる気が出ない
・集中力が続かない
・体毛が薄くなった
・身長が縮んだ
・気分がふさぎがち、もしくはイライラしがち
・勃起力が弱くなった
・疲れやすくなった
・実務能力が落ちたように感じる

そのほかにも、ストレスをためない、孤独にならないなど、
アルコール依存症治療にも通じるものがあると思った。

つづく。


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