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鬱、依存症の克服

今日は施餓鬼会と送り盆、
予想最高気温は40℃、
それに施餓鬼会には人が多く集まるので、コロナ対策をキッチリしておかないと!

俺がアルコール依存症で入院する前のこと、
仕事のことで酷く落ち込んだり、やる気が出なかったり、
人と接するのが嫌になったり、急に寂しくなったり、虚しくなったり、
何もしたくない時など、様々な症状が出てきた。
実際何もしたくないのだが、何もしなかった事にも嫌悪感が出てきたり、
マイナスな事ばかりが思い浮かんだりした。

人間は誰でも精神的な疲労、そして不安定な状態に落ち込む状態になることがある。
そんな時、俺にとって大好きな「酒」は、
簡単に手に入りやすく、体も脳ミソも麻痺させてくれた。
内臓のこともアル中のことも考えることは無かった。
その場限りでも良いから、とにかく楽になりたかった。

異常飲酒が祟って精神病院のお世話になった。
晴れて退院できて、今は断酒をしながら通常生活を送ることができている。
担当医にも看護師にも感謝しているが、
やはりいちばん感謝しなければならないのが、妻だ。

アルコール依存症発病前は、バレてはいたが隠していた。
妻もそんな俺に気づいていたが、
俺の性格を熟知している妻は、チクチクと攻めるようなことはしないでいてくれた。
遠回しに、病院や断酒会に相談してくれていた。

妻のおかげでスムーズに入院することもできた。
片道1時間半の道のりを、入院当初は毎日のように、
入院生活に慣れてきても、週3回通ってくれた。

そんな妻を見て、俺はとても恥ずかしくなった。

病院の医師はアドバイスしてくれる。
くすりも処方してくれる。
しかし克服するには、近しい人の協力があってこそ、
「治してやる!」という気持ちになれる。
しかし、いつまでも甘えてばかりはいられない。
自分の応援、援助、励ましは自分にしかできない。
栄養、睡眠、自己尊重は大切。
最終的には自分で克服するしかない。
 
つづく。


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