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社交不安症

去年の今頃は、センター試験の二次試験だった。
コロナの規制もまだまだ緩かった。
感染者数も今年とは比べようもないくらいに少なかった。
今年からは共通テスト。
受験生はセンターとは違う出題傾向とコロナの影響もあり、
二次試験も悪戦苦闘していることだろう。
去年の2月には、毎日朝6時、夜23時の子供の送迎も終わって、ホッとしていた頃だ。
コロナも「外国のもの」という意識だった。


緊急事態宣言も発令され、社会のあり方が大きく変化している。
「コロナうつ」という言葉も生まれた。
疲労の原因その1~感染への不安や経済的不安
     その2~生活にメリハリがないこと
     その3~ネガティブな情報に振り回されること

「コロナうつ」の背景には「不安症」あり、
不安症の人はコロナうつになりやすいし、悪化しやすいと考えられる。
その不安症の代表疾患が「社交不安症」だ。
不安症状が続くと日常生活や社会活動が困難になり、人間関係を阻害する。
結果、不安の対象となる場面を回避するようになる。
非常事態宣言の結果、社交不安症の人はリモートワークにより、
逆に人との接触機会が減り、症状が改善する人もみられる。
しかし、非常事態宣言解除後はまた不安症状が悪化し、うつがひどくなる人もいる。
不安とコロナうつの関係は、複雑で深いといえる。
厚生労働省の「自殺対策白書」(2020年版)でも、
15~39歳の死因の1位が自殺だと報告している。

コロナ下の受診控えでアルコールなど他の依存症の患者は軒並み減っているが、
ネット依存症だけは増えているらしい。
緊急事態宣言の解除後にもっと増えるかも?
中高生を中心とした未成年で、
大半がゲーム依存症(ゲーム障害)の男子。
女子は少ないが、SNSや動画への依存が目立つらしい。
スマホは最新のドラッグであるとも言える。
「スマホ依存」の状態が続くと記憶力に支障が生じる可能性もあるそうだ。

大学生も、必死の受験勉強の結果見事に合格そして入学したものの、
入学式も行われず、高3の春休みが続いたままの学生も少なくないと言う。
うちの息子もオンライン授業で巣篭もり生活に耐え切れず、
高校の時と同じ陸上部に7月から入部した。
入部して仲間が出来て、一緒に汗水流して、
「やっと大学生になったような気がする」
と言っていた。

早く普通に戻りたい。


つづく。


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