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よせばいいのに

よせばいいのに、病気についてまた調べてしまった。

あとどれだけ生きられるのかは”余命”、
その病気の状態の人の50%が亡くなる時期が”平均余命”。
この平均余命はがんであってもどの部分のがんかによって異なる。
同じ肝臓がんであってもステージによって異なる。
そして、”平均余命”とはあくまで目安で、かなり幅があるもの。

病院の説明でよく使わるのは”平均余命”よりも”生存率”。
特に”5年生存率”はその病気の治療効果を比較するためによく使われる。
簡単に表現すると5年生存率はその病気になった人が5年後生きている確率で、
生存率が高い場合は治療効果が得られやすいがんと考えられる。
ただし肝臓がんの場合はただ単にがんの経過によって予後が決まるわけではなく、
慢性肝炎や肝硬変の有無など、もともとの肝臓の状態や同じステージであっても、
様々な治療方法によって異なるので、あくまで生存率は目安と考えるべきである。

俺の肝臓がんの種類はアルコール性肝硬変からの「肝細胞がん」
がんの進行度は、ステージ1
大きさは1cm程度が1個、他への転移無し、
腹腔鏡手術により外科的切除して4週間が経った

原発性肝細胞がんで手術治療を行った患者の5年生存率は、
ステージ1で40~80%とかなり広い。
ウィルス性肝炎か否かにもよる。

肝細胞癌の多くは肝炎・肝硬変から発生する、
肝炎・肝硬変はそもそも発がんの土台。
がんのタネがたくさん埋まっている花壇から、
次々発芽して花開こうとする状況をイメージする。
もぐらたたきゲームと呼ぶ人も居る。

ん~ 嫌な例えだ。

肝細胞癌は他のがん種と比べてとても再発しやすい。
根治的治療のあとの宿命的な再発を予防する治療法は未だ開発されていない。
肝外の再発は明らかな転移で、がん細胞が全身を巡っているとみなされるので、
薬物療法の対象となる。

とにかく、統計も確率もガイドラインも当てにならない、
患者によって再発も余命も異なるってことで今日の結論に達した。

つづく。


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いつかは死ぬ

昨日は、本当だったら消防特別点検の日だった。
後輩の団員に聞いたところ、今年は式典も操法も無いそうだ。
消防団にとっては1年のうちでのメインイベントのはずだが、
中止は初めての経験で、戸惑っているようだった。
点検は無くても毎月積立てはしているので、慰労会はするそうだ。
変わらないな(微笑)

昨日は工場下の井戸が枯れた。
ポンプには異常が無いし、呼び水をすると一瞬出るが、後はエアーが噛んで出なくなる。
夏の高温?雨不足?地下水路が変わった?
どうやら次の雨まで待つしかないようだ。
事務所の水はペットボトル、畑の水はジョーロを余儀なくされそうだ。

昨日は、障子と襖を外しにお客さんのところに行ってきた。
寒くなる前に工事を完了させねば。
住んでいるお宅にお邪魔するのは日曜日に限る。
カギを預かって平日の留守中にお邪魔するのは気が引けるからだ。

作業中、建具屋さんとの雑談の中で、ちょっと重い話になってしまった。
その人の奥さんが乳がんらしく、何年も病院と家に行ったり来たりだそうだ。
病状は月日を重ねるたびに徐々に悪化しているそうで、
作業中の顔も曇って見えた。
歳は俺より5つ上、子供もウチと同じくらいで、
去年初孫が出来たそうだ。

俺もその人を勇気付けようと、
「実は俺も、先月にガンを取って来たんですよ」と言った。
家族以外にこの話をするのは初めてである。
喋るにあたって、ある程度の勇気を必要とした。
その人は信用できる人だし、病気が病気だけに口外はしないだろうと踏んで、
俺の悩みも聞いてもらった。
お施主さんも旦那さんをがんで亡くしたそうで、
あまり良い話題ではないが、ガン談義に花が咲いた。
俺「お互い大変ですね」
職「そうだな、でも今日の帰り道に交通事故で死んじゃうかもしれないんだし、
  人間いつかは死ぬ、ちょっと早いかちょっと遅いかだよ」
俺「そうですね」
客「そうですね」

「人間いつかは死ぬ」
職人さんの言葉が胸に刺さった。


つづく。



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食事とは?

病気になってから、外食をしなくなった。
外食=飲酒 だった俺にとっては、酒が飲めない外食なんて行く意味がないのだ。
ラーメン屋に行ってもラーメンは食べずに餃子とビール、
そば屋では、お通しと冷酒、
ファミレスでは、副菜とハイボール
どこの店でも主食は食べなかった。
3食食べるなら家飯、外出時には車内で弁当かパンで充分なのだ。

食に対するこだわりはそもそも兼ね備えていない。
味は二の次、空腹を満たす行為のみ。
注文してからの待ち時間が待ちきれない、
人が食べ終わるのを待っていられない、
食事の時間がもったいないという意識はいまだに変わっていない。
俺が外食をしないのが解っているので、家族も外食には俺を誘わない。
   
朝は納豆とバナナヨーグルトと豆乳、
昼は妻の作ってくれた弁当、
夜だけはちゃんと食卓に並べてもらったものを食べる。
毎日それの繰り返しだ。
夕食も5分で完食では料理を作る妻も張り合いが無いのではないか?
コンビニやスーパーに行っても、買うものはいつも同じ、冒険はしない。

酒を飲んでいたころは、
日本酒にも焼酎にもバーボンにもこだわりがあった。
いつまででも店の中に居られた、ハシゴもした。
   
肝臓に爆弾を抱えてからは、
味よりも栄養のバランス、
油分と塩分は控える、
食べ過ぎに注意、
そればかりを考えているので、何を食べてもおいしいと思わない。
身体に良いか悪いか、ただそれだけだ。

酒を取り上げられたアル中の俺にとって食事は、単なる作業の一つに過ぎないのだ。
まるで薬を飲むかのように、胃に流し込んでいくだけ。
準備 + 食事 + 片付け 20分あれば十分だ。

断酒をすれば食生活も変わると思っていたが、
飲酒時間が無くなって、素面で居られる時間が増えただけのことだ。
考え方を変えれば、飲酒によって失われた時間が取り戻せた。
それで良い。

つづく。


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田舎の酒事情

コロナの影響もさることながら、近年仕事の内容が変わって来た。
俺の住む田舎町では都市部と違って、新築工事がめっきり少なくなって来ている。
人口流出に加え、高齢化も激しさを増している。

次世代の人たちは、長男から先に田舎を捨てて都市部に出て行く。
近所には、若者も子供も見なくなりつつある。
うちの子たちの世代が最終便って感じだ。
同居問題や嫁姑問題も、うちらの年代が最終便だ。
みんな田舎を捨てて出て行っちゃう。
俺も地域の集まりでは未だに“若い衆”扱いされている。
「七ちゃんは若いんだから~♪」と言われ続けて20数年、
“若い衆”も体にガタが来てますよ(苦笑)

まあ、学校も就職先も近くに無ければ、人口流出も頷けるんたけどね。
一度出て行けば、定年後までは帰って来ない。
便利な都市部の生活に慣れてしまうと、田舎は不便だ、
都市部に永住して帰って来ない人たちも多い。

寂しい限りだ。

最近騒がれている「運転免許返納」も都市部ならではの成せる業だ。
田舎では、車が無いと生きていけない。
80過ぎでも、みな免許更新をしている。
時速20~30kmの軽トラが縦横無尽に走り回る。
酔っぱらいたちも、車が無いと飲みに行けない。
21時過ぎになると、どう見ても飲酒運転と思しき車もしばしば目にする。
やきとり屋で2000円、代行代5000円では、
危険を冒しても運転して帰って来ちゃう人も居るだろう。
どのコンビニでも酒が手に入るから、
缶コーヒーより安価なチューハイを飲みながら運転して帰宅する人も居るだろう。
「外で飲まなければ良いじゃないか」と、家飲みに転身するする人も居る。
しかし、その「家飲み」が曲者なのである。
スーパーやドラッグストアで箱買いが始まる。
帰宅の心配が無くなり、飲酒時間の制限も無くなり、寝落ちするまで飲み続ける。
そうやって「アル中」が完成する。
過去の俺がそうだった。
リモート飲み会もヤバイらしいね。

大幅に酒税を上げるか、いっそのこと酒を違法薬物認定しないと、
アルコール依存症者の人数は減少しないと思う。

つづく。


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タイムマシーン

朝も冷えて来た、風もカラカラだ。

北海道に居る次女に「雪降ってるか?」と聞いたら、
「まだ~、でももうすぐ降るんじゃない?」と、当たり前のように言っていた。
あっちに行って早4年、彼女もすっかり雪国の生活にも慣れたようだ。
こちらでも朝晩は薄手のジャンパーを着るようになった。
でも、11月と言ったら以前なら防寒着を着ていたのに、
昼間は少し汗ばむほどの気温まで上がる。
調子が狂っちゃうよ。

去年は路面凍結が1日しかなかったので、冬用タイヤは必要無いほどだった。
今年はタイヤの履き替えを年末まで待ってみようかと思っている。
次女と同じく雪国に行った長男にとっては1人で初めての冬、
息子も、初めての日本海側の冬をどう過ごすのか?
運転免許の取得はどうなっているのか?
たまには連絡を取ってみようかと思っている。

俺の手術の前には2人とも俺を勇気づけるために実家に帰って来てくれた。
長女は同じ県内なのでちょくちょく帰省して来てくれている。
手術入院の時も、妻と一緒に病院まで来てくれた。
退院の時は、仕事で来れない妻の代わりに娘が車で迎えに来てくれた。

子供たちは、アル中でどうしようもない時期の俺のことを知っている。
受験や就職で、親を一番頼りにしたかった時期にも我慢してくれた。
俺は、妻に対しては勿論のこと、子供たちにも一生頭が上がらない。
アルコール依存症を克服し、これから家族への罪滅ぼしをと思っていた最中の肝臓がん発覚、
俺はどこまで家族に迷惑をかければ気が済むのだ?
我ながら恥ずかしいよ。

当時は心を病んでいたとは言え、悩みを家族にも相談せず、
1人だけで解決しようとした結果、酒に逃げて
アルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん
悪い見本の典型的な例だ、教科書通り過ぎて苦笑するしかない。。。

10年前までは病気ひとつせず、健康だけが自慢だった。
入院はおろか、病院にさえ行ったことが無かった。
そんな俺だが、40歳を過ぎてからは入退院を経験し、2回も死にかけた。
そして50歳を過ぎての癌発症、
全ての原因は「酒」だ!

タイムマシーンが欲しいよ。


つづく。


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重病化する前に

コロナの煽りを喰らって行事が無いと、心身ともにとても楽だ。
「ホントにいいの?」って感じ。
例年なら10月中は体育祭と各種お祭り、
11月3日は商工祭、
翌週の日曜日は消防特別点検。
全てが無くなって、身体にも財布にもとても優しい日々を過ごしている。
術後の病み上がりの俺にとっては、こんな有り難いことは無い。

行事が無くなってホッとしている反面、飲食業の人たちは大打撃だろうなと思う。
慰労会のための店の取り合い、CPの奪い合いが一切ない。
これからは、これが「普通」になっていくのだろうか?

このぶんだと各種忘年会や新年会も自粛だろうね。
まあ、飲みたくても飲めない俺にとっては願ったりかなったりで好都合だ。

このイレギュラーな事態は今年限りだとは思うが、
これが当たり前になってしまうと、四季を気温でしか感じられなくなって、
なんか味気なくなってしまいそうだ。

飲んでいたころの俺は、常に酒宴の真ん中に居た。
めんどくさい幹事の役も率先して受けた。
遅くとも集合時間の30分前には店に着き、
カウンターで下地作りをしてから酒宴に臨むほどの力の入れようだった。
飲酒が楽しくて仕方なかった。

その後、役を1つずつ降りて行き、家飲みが多くなると、
楽しさは感じられなくなり、日々の生活への不安から逃れるように酒を飲んだ。
飲酒の制限時間も無くなり、アル中に向かうスピードはどんどん加速して行った。
そして、悔やんでも悔やみきれないほどに墜ちて行った。

今となっては「バカな飲み方をしたな」と思うが、
その時々の俺のメンタルは、飲まずにはいられないほどに追い詰められていたのだろう。
後悔と反省は常にしているが、
「成るべくして成った病気なんだな」と、半分諦めにも似た心境でもある。

もしも未来が見えていたのなら我慢も出来ていただろう。
しかし人生そんな夢みたいな話はあり得ない。
現状を受け入れて、1日でも長く生きられるように努力するしか方法は無い。

これを読んでいる人には、俺のようになる前に早く気付いてもらいたい。


つづく。


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早期発見!

昨日も妻は断酒会の例会に行った。
なんでも、新しい家族の人が見学に来られるということで、
家族会役員である妻に招集が掛かったというわけだ。
「おとーちゃんも行く?」と聞かれたが、
「No!」
これからアルコール依存症を克服しようと思い、
勇気を出して断酒会に参加しようとしている人を目の前にして、
アル中の最終形態の俺が、のこのこと顔を出すわけにはいかない。
「俺みたいに酒を飲みすぎると肝臓を壊して癌になっちゃいますよ」と、
反面教師のおかずになれるほどの自己犠牲的で図太い精神は備わっていない。
今の俺には、そこまでの気持ちの余裕がない。

自分がみじめになるので、言葉として発することはしなかったが、
「全てを受け入れられるようになるまで、もうちょっと時間をくれ!」と、
心で言って送り出した。

妻が断酒会から帰って来た。
新顔さんは、旦那さんの多量飲酒に早めに気づき、
方々の自助グループや市の福祉課に通っているそうだ。
病院のお世話にはなっていないらしい。
「予防のための例会見学だな」と感じた。
当人はまだ隠れ酒の段階だろう?
家庭が壊れる前に未然に防いでもらいたいところだ。
妻も慣れたもので、
「ベテラン揃いのウチの支部よりも年齢層の低い隣の支部のほうが合っているかもしれませんよ」
と、助言したそうだ。

自助グループも病院も向き不向きがあるからね。
アルコール依存症などの心の病には、病気になった経緯も治療法も正解は無い。
自分に合った克服法を手探りで見つけるしか方法は無いんだよね。

その人には、軽傷なうちに早く気づいて欲しい。
俺みたいになってからでは手遅れだからね。
でも、軽傷な人ほど酒に対する執着を消すことが難しい面もある。
飲酒欲求も頻繁に起きていることだろう?

「ちょっと飲み過ぎだ」と思っている程度の人にとっては、
心の隅っこに「酒は百薬の長」「まだ大丈夫」「俺はアル中じゃない」
という意識が残っていると思う。
いつ、アルコール依存症は病気だと気付くかだ。

どんな病気も「早期発見」が一番だね。

つづく。


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ほどほどに

病気のことではないのだが、少しショックなことがあった。
それは、十中八九手中に入れていた仕事を取ることが出来なかったのだ。
そんなに大きな仕事でもないのだが、術後のリハビリにはちょうど良いボリュームだった。
最近は外の仕事が多いので、雨の日用に内部の仕事が欲しかったというのもある。
見積を終え、設計図書も工程も頭の中に入っていた。
しかし蓋を開けてみたら、ウチの見積価格が裏で流れていた。
最初から当て馬にされていたことに気付かなかったのが悪いのだが、気分が悪い

過去にも何度もこんな経験はして来たから慣れているつもりだ。
しかし、病み上がりでこれからっ!て時に出鼻をくじかれたのは少し痛い。

悔しいけど、後々のことを考えるとケンカは出来ない。
ヒトの顔色を見て、後に繋げるべくご機嫌をうかがうこの性格は治らない。
いつものように表向きは平気な顔をして、裏で悔しがることにする。

酒でも飲んで早く忘れたいところだが、アル中の俺にはそれが出来ない。
コンビニでシュークリームとコーヒーゼリーを買ってきたよ。

酒が主食のころは、甘いものなど見るのも嫌だったのに、
今では家族の甘味談義に着いていける自分が居る。

興味深い文章を見た ↓

アルコールは脂肪であって炭水化物ではない!
アルコールは炭水化物と同等のエネルギー源であるというのは誤解だ。
アルコールはいくら飲んでも血糖は上がらない。
甘いものが好きになる理由には依存症の脳の仕組み・働きがある。
砂糖には依存性が認められている。
ただし砂糖にはアルコールやドラッグほど暴走する働きはない。
肝臓で酒を分解する時には体内の糖分を必要とするため、
急激に血糖が消費され、血糖値が下がって炭水化物を脳が欲する。

↑ドーパミンやレプチン、セロトニンなどの難しい単語は頭が痛くなるので割愛。

アルコールが分解されて糖分を欲するということはだいたいわかっていたが、
砂糖に依存性があるとは知らなかった。
先天性依存体質の俺は糖質の過剰摂取にも気を付けなければならないってことだな。

「気合い」「根性」「がむしゃら」「死に物狂い」って言葉が好きだった。

これからは何事にも、「腹八分」「ほどほど」を心がけるよ。

つづく。


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生きる意味

昨日は日曜日なので勉強する時間がたっぷりあった。

限りある時間について考えたいと思ったとき
●友人や家族と過ごす時間をふやす
●友人や家族とのいざこざを解決する
●やりとげたい趣味・仕事などを続ける
●自分以外の誰かのためにできることをする
●思いを伝えたい人に言葉を残しておく
●重要書類をまとめておく
●財産を整理する準備をする
●遺言状を作成しておく
●意識がなくなったときの医療行為(延命治療など)
●死後に必要なまとまった費用を用意しておく
●葬儀の準備をする
気が早いかもしれないが、覚悟しておくことは重要だと思う。
がんが再発したら、
怒り、喪失感、無力感、悲しみ、罪悪感など耐え難い気持ちが押し寄せるだろう。
すべてを放り出してしまいたいという気持ちになるかもしれない。
いつも明るくしている必要はないし、元気なふりをする必要もない。
計り知れない大きな衝撃を受けながらも、生きていること、
持ちこたえていることそのものがとても重要なことだと思う。

死について話すこと
「死について話すことで“生きること”を考えたい」
死の経験がどのようなものなのかは誰もわからない。
ただ死は怖いものではないと多くの人が言う。
死はあるひとつの出来事というよりもひとつのプロセスとも言える。

患者会、支援グループについて
自助グループは断酒会で慣れている。
今度は、がんについて語り合いたいと思っている。
断酒会同様、支えになることは一人一人違う。
自分の希望や気持ちが変わることで、必要とする支えが変わることもある。
治療の方法や治療を受ける医療機関を選ぶことと同じように、
療養生活をどのように過ごしていくのかは大切だ。
周りにはいろいろな支えが存在する。
自分らしく療養するために役立つ情報や支援の内容も知りたい。

人は誰でも遅かれ早かれ最後は死ぬ。
死を恐れずに、これからも全力で生きてみようと思う。

ちょっと飛ばし過ぎかな?

つづく。


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結婚記念日

昨日は、俺たち夫婦の27回目の結婚記念日だった。
めでたい日なのに気分が晴れなかった。
手術後から今後のことばかり気にしている。

よせばいいのに、物置に積まれたダンボール箱から昔の写真を取り出し、見返してしまった。
若かりし頃の妻との写真、まだ新車だった愛車(今も現役)の写真、
結婚式の写真、幼少期の子供たちの写真
当時はコンビニにフィルムを持って行って現像してもらったんだよな。
長女が生まれた24年前からはデジカメに変わったのでデータとして保存してあるが、
現像した写真って、味があるよネ。

一番古い妻との写真の日付は88.08.30
もう32年も一緒に居るんだな。
20歳かぁ、あの頃は元気だったな、
俺も妻も子供みたいだ、それに細かった。
32年後にガンで悩むなんて思ってもみなかったな、

せっかくの記念日ということで、昼過ぎから妻とドライブに行った。
本当は、付き合い始めた年に完成した葛西の水族館に行きたかったのだが、
コロナに加え、建物の老朽化による修繕計画があることを知り、
そこは断念し、車で1時間ほどの手近な高台公園に行った。
帰り道にネコのカリカリと夕食の食材を買って帰ってきた。
「これじゃあ普通のお買い物と違わないな」と、2人で笑い合った。
妻に「何か他に欲しいものは無い?」と聞かれ、
「もし同じ味でノンアルコールなら、俺のお気に入りだった山形の地酒が飲みたい」
「ノンアルがあるならバーボンでも良い」と言った。
「死にたいなら飲んでもいいよ」と言われ閉口した。

結婚記念日の他にも、自分たちや子供たちの誕生日、クリスマスや盆正月など、
家族と一緒にあと何回過ごせるのだろう?
まあ、健康な人たちよりもその回数が少ないことだけは確かだ。

これも、自分の弱さから来る逃げや甘え、不摂生が原因なので誰にも文句は言えない。
医師の言うことを忠実に守り、通院や検査にも通い、
節度ある生活、食事に注意するしか今の俺には方法が無い。

鬱 → アルコール依存症 → 肝硬変 → 肝臓がん

辿ってはいけないルートの見本みたいな俺、

全く因果な病気に掛かってしまったものだ。
   

つづく。



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