最後まで生き抜く

アントニオ猪木さんが亡くなられた。
YouTubeの「最後の言葉」も見た。
弱々しく見えたが、最後まで生き抜いたと感じた。
やはりスーパースターだ。

子供のころ、
土曜の夕方は馬場の全日本プロレス、
金曜の夜は猪木の新日本プロレス
月曜の夜はラッシャーの国際プロレス、
たまに海外のプロレスも放送していた。
子供にしてみたら、夢中にならないわけがない。
しかし、子供にはチャンネル権がないので、ちょんまげとチャンバラに負けた。
夜のプロレスは少ししか見られなかった。
猪木さんの新日本プロレスは金曜夜8時、
大人の目を盗んでみるしかなかった。

俺も、アルコール依存症から肝硬変、
2年前に肝細胞癌となり、手術を受けた。
肝臓がんは再発、転移の確率が非常に高い癌である。
手術から5年10年経ったからと言っても、安心できる癌ではない。
現在は肝臓の数値も良好で、とても健康的な生活を送れているが、
いつ再発するかわからない。

ここでも何度も書いたが、再発は覚悟している。
人生を逆算できる精神状態を保つように努力しているが、
猪木さんのように、最後まで生き抜くことができるか不安だ。


***チビ猫情報***
サビ親子とチビの距離が近くなってきたような気がする。
サビ母さんの威嚇が無くなった。
しかし、クロはまだチビと一定の距離を保ったままだ。

今朝、めだかのエサをあげに外に出ていた。
エサをあげている最中、事務所の中が騒がしかった。
餌付け終了後、事務所に戻ると、
なんと、中ではシロとチビが追いかけっこをしていた。
「オイッ！いつ入って来たんだよ、ダメでしょ」と、チビを外に誘導した。
たぶん、俺が引き戸を開けた瞬間に、その隙間から入ってしまったんだと思う。
シロは外の世界を知らない、そして猫エイズのキャリアだ。
他の猫と接触させてはならない。
これからは注意せねば。

つづく。



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