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核家族化、単身世帯化

今朝は寝坊、アラームを消してから1時間経っていた。
そろそろ疲れが溜まってきたようだ。

昨日の日記には、シャッター商店街のことに触れた。
その要因としては、都市部への人口流出、後継者不足が影響していると思う。
物価は上昇するが、収入は上がらない。
大卒なのに正社員になることも困難で、収入に関しては減っているくらいだ。
生活様式の変化は、若者の晩婚化、少子化、一生独身組の増加にも繋がる。
うちらの業界では、サザエさんのような三世代住宅とか、
時代を先取りしていた二世帯住宅の建築が激減している。
「どうせ子供たちは出て行くんだから、30年持てばよい」という施主が増えた。
現在、祖父母と一緒に暮らす子供たちは何人くらいいるのだろう?
「自分が定年退職したら実家に戻る」と言っていた人も、
定年しても、親が施設に入っても、なかなか実家には帰ってこない。

収入が上がらないということを受け、ウチの子供たちは、
恋愛や結婚はムダ!
今の収入では子供を養育できない。
家賃や食費光熱費を払うと、貯金ができない。
余った少しのお金で自分の好きなことをしたほうが良い。
実家に戻りたいけど田舎には職は無いし不便だから帰れない。
婿、嫁、舅、姑という単語は、死語になってしまうのかもしれない。

戦前までは長男が家を継ぐ、家長制度が一般的だった。
しかし、時代とともに家長制度は廃れ、プライバシー観の欧米化もあいまって、
戦後から始まった核家族化も、現在ではそれが当たり前である。
親元を離れて生活する人が増加。都市部に人口が集中した。
そして新たに、核家族化より深刻な単身世帯化と夫婦のみの世帯が増え始めた。
子どもが巣立ち、伴侶に先立たれて単身化するケースもあれば、
そもそも生涯未婚、生涯子なしのケースもある。
現役時代にはさほど生活に困らなくとも、高齢になれば介護が必要になることも。
単独で暮らしている人の孤立死の問題も深刻だ。

今現在、核家族であったとしても、その先に待っているのは一人暮らしかもしれない。
一人は気楽なものだが、何かあったときに助け合える相手が家の中にいないということは、
ややもすれば生命の危険と背中合わせだ。
この先、日本の家族像はどこへ向かうのか。
今はその過渡期にあるのかもしれない。

*** チビ猫情報 ***
チビがクロから離れない。
クロは助けを求めて俺に引っ付いてくる始末。
日曜日にチビと100均の猫じゃらしで遊んだ。
まるで1年前のクロを見ているようだった。

つづく。


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