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若者の〇〇離れ

酒飲みに対して、飲酒自体を「時間のムダ」、「金のムダ」とよく言われる。
ただそこにはデメリットもあるだろうがメリットも多い。
酒の飲みすぎに対するリスクを考えている人は、過去の俺みたいなバカな飲み方をしない。
アルコール依存症者とちがって、「適量」を守ることが出来る。
飲む飲まないは人の勝手だと思うから、嗜好品ぐらいの感覚で良いと思う。

”若者の酒離れ”
節約のため、健康にもマイナス、自分のコントロールを失うことが怖いなど、
「アルコールを飲むと生産性が著しく下がるから」という理由で飲まない若者が多い
その原因の一端は、スマホを媒体としたコミュニケーションにもある。
若者はものすごく高い生産性でコミュニケーションを繰り広げている。
飲酒によるコミュニケーションは時間のムダであり、金のムダなのだ。

若者の酒離れと同様に車離れもある。
”若者の車離れ”って、そもそも最近の若者は寄ってない。
我々の時代は、就職や通勤に運転免許が必要だった。
大学進学率も今ほど高くなかった。
必要に迫られて免許取得していた人も多いと思う。

大都市では車が無くても困らないし駐車場代が高いので、実質贅沢品となっている。
現に駅近のアパートに住んでいるウチの子供たちも車は持っていない。
次女に至っては、運転免許すら持っていない。
ちなみに彼女は農学部だったのでトラクターの免許は持っている(笑)

酒や車に限らず、若者の〇〇離れは時代の流れによるものが殆どで、
若者以外の世代も離れているように思える。
「今まで通りなら安心できる」、「怖いからやらない」など、
リスクが少しでも発生しそうな部分には手を付けないでいると、
人間の化石化や老害化は促進されてしまう。

多様性を打ち出す世の中で、“〇〇離れ”とか、指摘されるのが不思議なくらいだ。
ただ、自分がやらないからと言って、酒飲みや車が趣味の人を、
一方的に卑下するのもどうかと思う。
別に、他人に迷惑をかけない程度(適度適量)ならば良いではないか?

しかし、アルコール依存症という病気にかかってしまった人については違う。
俺たちアルコール依存症者は適量で済ますことが出来ない、そんな病気だ。
アルコール依存症予備軍ならまだ節酒(減酒)は可能だが、
アルコール依存症と診断されたならば、断酒しか回復の道はない。
飲めば家族や周囲に迷惑をかけてしまう病気だということを肝に命じている。


つづく。


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