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敬老の日だけど

今日は敬老の日だ。
婆ちゃんには悪いが、祭日は仕事なので俺にとっては平日だ。

地獄の老後という記事を見た。
酷い見出しだなとは思ったが、明日は我が身という内容だった。
日本人の現在の健康寿命は、男性が約73歳、女性が約75歳
男性の平均寿命は約81歳、女性の平均寿命は約88歳まで、
男性は8年、女性は13年の間があり、
人によってその差はいろいろだが、健康ではない状態で生活していく可能性が高くなる。
死ぬ間際までとても健康だったという人は非常に少ない。
ピンピンコロリと死ぬのが誰しもの理想であるが、なかなかそういうわけにはいかないのが現実だ。

記事によると、
老人介護施設には公的施設と民間施設がある。
公的施設では、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」など
民間施設では、「介護付き有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「グループホーム」など
民間と公的の両方にあるのが「ケアハウス」だ。
91歳のウチのばあちゃんも、「わたしも考えてみようかな?」なんで言い出している。
プライドの高いばあちゃんには、集団生活はムリだろうなと思う。
病気やケガで入院でもしない限り、家から離れることは無いだろう。

老人介護施設の倒産が年々多くなっている。もちろん、潰れるのは民間施設。
倒産で最も多いのは、訪問介護事業で49%、通所・短期入所介護事業で35%、
倒産の理由は、販売不振が58%、他社倒産の余波が21%、放漫経営が7%

サラリーマンだった夫婦は年金が足りず、
老後になっても民間の有料老人ホームには費用の問題で入所できない!
費用が安い公的な介護保険施設の「特別養護老人ホーム」は、入居は数年待ち
よほど要介護度が高くならないと、介護付有料老人ホームに入所することはなく、
在宅介護が行われ、自宅において家族の負担が強いられるケースが一般的だ。

身寄りもなく貯蓄もない独居高齢者は、生活保護受給で「無届け介護施設」を頼るしかない。
特別養護老人ホームには、簡単に入れないわだから、
そうなると介護を他人に委ねる形式では、貧困ビジネスの「無届け介護施設」に入るしか方法がない。
これらは、タダのカネ儲けのための民間施設にすぎない。
「無届け介護施設」であっても、「必要悪」として、行政も半分だけ目をつぶらざるを得ない状況。

年金を減額するしかない未来の日本、これが少子高齢化の帰結だ。
少子高齢化を放置してきた付けが回ってくる。

ウチの子供たちも実家には住まないだろうし、たぶん肝疾患持ちの俺のほうが妻より先に逝く。
子供たちの生活が落ち着いたら、そろそろ真剣に話し合わなければならないのだろうな。


つづく。


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