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「顔パンツ」

一昨日、4回目のワクチン接種券発行申請書が送られてきた。
「4回目を打ちたいなら申請手続きをしてね♡」といったものだ。
新型コロナの3回目ワクチン接種率が伸び悩んでいる。
1回目の接種が始まった時は“打ちたくてもすぐに打てない”という状況だったが、
今は国が3回目接種を呼びかけている一方で、打てるのに打たない人が続出している。
副反応が強かったので怖くて打てない。
周りで打っていてもコロナになっている子がいるので意味がない。
積極的に接種を受ける理由が見当たらない。
など、様々な理由からワクチン接種を躊躇っている人が多い。
3回目・4回目・5回目と続くとは思っていなかった。先が見えなくなってしまっている。
先の見えない“不安”に加え、ワクチン接種へのネガティブなイメージが大きな影響を与えている。
ワクチン接種後に亡くなったり、後遺症が残ったりしたという極端な例は、
インパクトがとても大きく見積もられて判断に影響している。

一方のワクチン接種推奨派はというと、
気持ち的に安心というか、周りに迷惑を掛けたくない。
ワクチンを打った証明書があれば、色々な特典があるなど。
最終的には各自の判断に委ねるしかないのだと思う。

マスク着用の問題も似たようなところがある。
「マスク」の着用方針が、大幅に緩和され、屋外では周囲との距離が充分とれなくても、
会話が少なければ必ずしもマスク着用の必要はないとされ、
これからの季節は、熱中症への心配も増加するし、
当然のように公共の場での「ノーマスク」が加速している。

そこで出てくるのが、マスク推進派からの同調圧力による「ノーマスク差別」である。
新型コロナが感染拡大を始めた当初、
感染した人や、医療従事者に対する「コロナ差別」が大きな問題になった。
高齢者や基礎疾患がある人は、マスクを外せない事情がある。
「着けないと人の目が気になる」とか「顔を隠したいから」とか、
コロナ禍での本来のマスク着用とはかけ離れた使用方法も見受けられる。
「マスクの呪縛」はコロナ禍の負の側面とも言えるのではないか?
「マスク姿だと2割増しで美人に見える」とか、
「外で素顔をさらす勇気がない」とか、
そんな使用方法のことを「顔パンツ」と言うらしい。
人間は互いの表情で個体認識する動物である。
表情がよく見えなければ、会釈されても誰だか分からない。
何を考えているのかもわからない。
別に強制ではなく「おねがい」なのだから、
今後も、ワクチン接種したい人は打つ、打ちたくなけば打たない。
マスクをしたい人はする、したくない人はしない。
自己判断するしかないね。
ちなみに俺は、肝硬変だからワクチンは打つ、マスクは臨機応変に対応する。


つづく。


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