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SNS村社会

メール代わりのLINEもSNSに含めるかは別として、
俺はSNSを利用しない。
若いころ(20~25年前)、ネット上では匿名匿住所が当たり前で顔出しなど有り得なかった。
情報は半永久的にネット上に残り続ける事になるのに。。。
そのころの癖が抜けないのと、SNSに必要性を感じないので俺はSNSに興味がない。。

最近のSNSは、相互監視が強まり過ぎて「村社会」と言われている。
一見全国全世界と繋がっているように見えているが、
その実態は、嫌いな人を排除し、同質の人間とつるんでるだけである。
そのコミュニティーの中でも、村八分が存在する。
SNSは、年齢も肩書も国籍も関係なく個と個でつながりる「ヨコ社会」であるが、
上下関係を嫌うわりには、周りからの評価を恐れている。

昨今ではかなりSNSの誹謗中傷が問題になっている。
刑事裁判化する可能性もゼロではなくなってきた。
そんな中、未だに誹謗中傷は相次いでいる。
なんと、40〜50代が意外とタチの悪い誹謗中傷を書き込むケースが多いらしい。
誹謗中傷を受けても、訴える側は時間もお金もかかる為、泣き寝入りするしかない。
ルールがきちんと整備されていないが故、攻撃する側にはデメリットが無く、
ストレス発散や、面白がって陰湿な「叩き」をする場所となっているのである。
攻撃される側は、時間的にも精神的にも費用的にも仕返しができないでいる。
若い世代の人が、大人のおもちゃになるケースも少なくない。
当事者同士の言い争いも、自分の意見を同調させる為に話を振った事が発端となり、
見知らぬ第三者までもが一方を叩く可能性がある。
そして、ありもしない噂が広まったりする。
自分に関係があることならまだしも、赤の他人にそんなに必死になって何がしたいの?
わざわざそれを不特定多数が見れる環境で誹謗中傷する必要性があるの?
それが世間や世界に繋がっているということは意識していない。
当たり前にあるものだから、きちんとした知識もないまま日常的に使用している。

そんな価値観がベースにある人に対して、上司はパワハラリスクを回避しようとする意識から、
ついつい腰の引けた対応になってしまう。
気を遣って発言していても、いつ自分が「パワハラ」の当事者になるかとドキドキ。
こうしたゆるいコミュニケーションは、当然ながらSNS村民にとってもマイナスなのでは?

「タテ社会からヨコ社会へ」
これが当たり前になっていくのだろうな。
原始人の俺が、その中でうまく立ち回っていくには、
まだまだ時間がかかりそうだ。

つづく。


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