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知合いが廃業

知合いの林業家が体の不調を訴え、廃業するそうだ。
近年の夏の暑さは異常だ、それに後継者もいないのだそう。

首相が「花粉症はもはやわが国の社会問題。花粉症対策に結果を出したい」と意欲を示した。
この国の行政は行き詰まるとすぐに精神論を持ち出す。
終戦後から高度経済成長期にかけて、拡大造林を推進した。
人工林は大幅に面積を増やしたから、当然その分だけ発生する花粉の量も増えたことは間違いない。

林業界には数多くの補助制度があるがそれは主伐に対するものではない。
伐った木をすべて集材して利用することに出す補助金が必要。
山主へ還元額が増える策を考えるべきである。
利益が出るとわかれば、山主の林業経営を続ける意欲が高まるし後継者も現れるかもしれない。
将来も林業を続けるつもりなら、林地を荒らすような伐採は行わないし、
再造林や育林にも熱心になるはずだ。

花粉対策では、スギ林所有者には伐採すれば協力金が交付されるので、
それで木材価格低下への補償をしたつもりなのだろうが、
細々ながらも経済行為として何とか継続されていた木材生産としての林業は、
大々的な花粉症対策を行ったならば、壊滅することになるだろう。

林野庁は政策目標として、国産材の供給・利用量の増加としている。
供給・利用量とは主に丸太と燃料材の生産量らしく花粉対策との関係は遠い。
原料を安く仕入れたい大手の木材加工業や、バイオマス発電所などは大喜びだろうが、
一番の被害者はこれまで良質材生産を担ってきた林業家や山主であろう。
林業者を根こそぎ廃業に追い込むのではないか。

林業は労働強度がきつい。
労働災害の発生率ダントツの1位で尚且つ熟練を要する。
最大の欠点は、熟練度を必要とし危険な仕事にもかかわらず賃金が低いことである。
木材市況によって決まる丸太の価格から逆算して、
諸経費や賃金が決まる労働者の能力が反映されにくい仕組みだ。
以上のような実態では、新規参入者はほとんど見込めない。

民間には再造林する意欲はないし、スギに対する期待も少ない
はげ山のままでは水害や山地崩壊などの原因にもなりかねないと、
お得意の「はげ山論」を展開するが、
造林されずに放置された林地のほとんどでは天然更新が進み、
はげ山になることはないが時間はかかる。
花粉症対策はスギとヒノキが減れば補助目的は達成されるのだから、皆伐天然更新でも良いはずだ。
わざわざ「植え替え」をセットにしてまでスギにこだわる必要はない。
整地、苗植え、下刈り、つる切り、除伐、苗木の値段、侵入防止柵。
これほど経費をかけて、数十年後の木材価格は知れたものではない。
そもそも人工林を対象とする育成林業は成り立たない。

なんか纏まらない。
ネコたちの朝ごはんの時間になってしまった。


つづく。


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6th退院記念日

外でツクツクボウシが鳴いている。
赤とんぼとツクツクボウシ、彼岸花とコスモス。
そして、キンモクセイが運動会の香りを運んで来る。
今の季節はナニよ? 夏秋?

6年前の4月に半強制入院して5か月の入院生活、
通常のアルコール依存症の入院なら3ヵ月だが、俺の場合は症状が重く5か月かかった。

常に周りからの目を気にしていた生活から一変、
3度の食事と薬の時間、排尿排便の回数を数えるだけの日々、
仕事もせず、身の回りのこともせず、楽チンではあったが、
「俺はこのまま終わってしまうのか?」と不安になった。

入院中、保護室や閉鎖病棟に居た入院間もない時、
面会に来てくれた妻や姉に対して「面会ですか?お疲れ様です」と言ったり、
前日に見た夢の内容を現実のことのように話している俺を見て、
「この人、このまま戻って来ないかも?」と思ったそうだ。
妻と姉は面会の帰り道で泣いていたそうだ。

ようやくアルコールも抜けて脳も元通りになって来て、
夢と現実の狭間から抜け出すことができ、
院内講習のテキストの内容も理解できるようになり、
院外研修で自分の足で歩いたり、公共交通機関に乗ったり、
AAや断酒会のミーティングや例会にも出席して発言できるようになった。
退院間際には、早く退院したくて仕方なかった。
早く家族に会いたい、早く仕事がしたい、
気ばかりが焦っていた。

待ちに待った退院前日の院内例会には、
子供たちからの手紙を持参した妻と姉も来てくれた。
俺は1年に1度、この手紙を読み返すようにしている。
長女「私たちに力になれることがあったら頼ってね」
次女「もう病院に戻ってほしくないからお酒は我慢して」
長男「俺も勉強と部活に頑張るから、おとうちゃんも頑張ろう」

院内例会の最後に、俺の病院への感謝の言葉を聞きながら、妻も姉も泣いていた。
俺もつられて泣いてしまった。

子供たちからの手紙を見るたびに目頭が熱くなる。

誕生日や他の記念日は忘れても、
9月19日は、絶対に忘れてはならない日となっている。


つづく。


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敬老の日だけど

今日は敬老の日だ。
婆ちゃんには悪いが、祭日は仕事なので俺にとっては平日だ。

地獄の老後という記事を見た。
酷い見出しだなとは思ったが、明日は我が身という内容だった。
日本人の現在の健康寿命は、男性が約73歳、女性が約75歳
男性の平均寿命は約81歳、女性の平均寿命は約88歳まで、
男性は8年、女性は13年の間があり、
人によってその差はいろいろだが、健康ではない状態で生活していく可能性が高くなる。
死ぬ間際までとても健康だったという人は非常に少ない。
ピンピンコロリと死ぬのが誰しもの理想であるが、なかなかそういうわけにはいかないのが現実だ。

記事によると、
老人介護施設には公的施設と民間施設がある。
公的施設では、「特別養護老人ホーム」「介護老人保健施設」「介護医療院」など
民間施設では、「介護付き有料老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」「グループホーム」など
民間と公的の両方にあるのが「ケアハウス」だ。
91歳のウチのばあちゃんも、「わたしも考えてみようかな?」なんで言い出している。
プライドの高いばあちゃんには、集団生活はムリだろうなと思う。
病気やケガで入院でもしない限り、家から離れることは無いだろう。

老人介護施設の倒産が年々多くなっている。もちろん、潰れるのは民間施設。
倒産で最も多いのは、訪問介護事業で49%、通所・短期入所介護事業で35%、
倒産の理由は、販売不振が58%、他社倒産の余波が21%、放漫経営が7%

サラリーマンだった夫婦は年金が足りず、
老後になっても民間の有料老人ホームには費用の問題で入所できない!
費用が安い公的な介護保険施設の「特別養護老人ホーム」は、入居は数年待ち
よほど要介護度が高くならないと、介護付有料老人ホームに入所することはなく、
在宅介護が行われ、自宅において家族の負担が強いられるケースが一般的だ。

身寄りもなく貯蓄もない独居高齢者は、生活保護受給で「無届け介護施設」を頼るしかない。
特別養護老人ホームには、簡単に入れないわだから、
そうなると介護を他人に委ねる形式では、貧困ビジネスの「無届け介護施設」に入るしか方法がない。
これらは、タダのカネ儲けのための民間施設にすぎない。
「無届け介護施設」であっても、「必要悪」として、行政も半分だけ目をつぶらざるを得ない状況。

年金を減額するしかない未来の日本、これが少子高齢化の帰結だ。
少子高齢化を放置してきた付けが回ってくる。

ウチの子供たちも実家には住まないだろうし、たぶん肝疾患持ちの俺のほうが妻より先に逝く。
子供たちの生活が落ち着いたら、そろそろ真剣に話し合わなければならないのだろうな。


つづく。


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夏野菜から冬野菜

昨日、今季の夏野菜の最終収穫をした。
今年は連日続く体温越えの猛暑日により収穫量はイマイチだった。
特にキュウリは例年の半分程度しか採れなかった。

キュウリは7月中にすべて枯れてしまったが、
キュウリネットをはい回るゴーヤーの勢いはネット全体に及んだ。
収穫前に無駄なツルを切っていくと、後から後からゴ-ヤーが顔を出す。
普段は1日に3~4本しか採れなかったのに、最終日には22本も採れた。
昨夜からそのゴーヤーたちを焼いたり佃煮にしたり、
「いっぺんに採って来ないでよ~」と、妻にはあまり良い顔をされなかった(笑)

収穫を終えキュウリネットと木枠をバラす。
ここまでが昨日の作業だったのだが、何もなくなった畑を見ていると、
無性に耕したくなってしまった。疼いた(笑)
堆肥と苦土石灰を混ぜながら耕した。
作業を終了したのが午後6時、辺りはうす暗くなっており、
畑のそばでクロとチビが「まだかよ」と、夕ご飯をせびりに来た。

本当なら10~12日そのままにしておくのが正解らしいのだが、
今年は仕事との兼ね合いで耕す暇が無かったので、
今日はこのあと辺りが明るくなってから冬野菜の種を蒔くことにする。
今季も例年通り、大根、カブ、チンゲン菜、小松菜だ。
去年までいろいろチャレンジしてみたが、
上記の野菜が簡単で失敗が少ないということがわかった。
間引きや水やりはするが、秋から冬は草もあまり生えないし追肥も数回で良い。
何より毎朝収穫しなくても良いというのが助かる。
夏野菜は、家族の喜ぶ顔を見るのは嬉しいが、炎天下に毎朝となるとキツイものもある。
これで3月のジャガイモ植えまで畑の方はのんびりできる。

今日は種まき終了後、彼岸前に墓地清掃に行ってくる。
妻のパートが休みということもあり、2人で行ってこようと思う。
長男は新潟に帰ってしまったし、長女も今週は週末帰省が無いのでHELPは無し。

秋の彼岸はスギ花粉もないし、お盆に掃除済みなので、
比較的短時間に終わらせることができるはずだ。
ただ、残猛暑がまだまだキツイので、午前中には終わらせようと思っている。
9時に約束はしてあるが、妻のご機嫌を伺いながら誘ってみよう。
時間にルーズな妻は、
「は~~?」、「チャット待ってよー」、「まだ洗濯物干してないよー」

言われることは、だいたい想像がつく。
1人で行くことになっても良い。
妻の顔色を見ながら臨機応変に。


つづく。


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50万回突破!

おかげさまで、当ブログの訪問者数が50万人を超えました。
厳密に言えば訪問回数なので人数ではありません。
3年半前からアルコール依存症の否認を中心に、
自分の読み返し用に時事ニュースを織り交ぜながら毎日書き続け現在に至ります。

ブログを始めたきっかけは、毎週2~3回の断酒会例会への出席に疑問を感じ、
例会用の発言台本を書き留めたものをUPしたのが始まりです。
例会場ごとに発言内容が被らないよう、発言を5分以内に納めるよう、
簡潔に余計のことを喋らないよう、発言用原稿を作っていました。

例会に通い続けていると、皆さんの発言は同じ内容のことや近況報告が多く、
参加メンバーもほぼ固定化されていて、
「あれ、これってわざわざここにきて喋らなくても良いんじゃない?」
「言いっぱなし聞きっぱなしが原則だもんね」
てことは、断酒会内に限定せず、この発言用原稿をブログにUPすれば、
仕事終わりに慌てて例会場に1時間車を走らせなくても良い。
断酒会には顔を忘れられない程度の出席率をキープして、
「1人例会でもいいじゃん」となりました。

ブログを始めた当初は、「コロナ禍で仕事も甘いし、半年続けば良いかな」
と思いスタートしたのですが、
早起きの習慣を付け、それがルーティーン化すると、
早朝から文字起こしをすると頭が冴え、朝8時の始業時には頭の暖機運転ができていて、
その日1日の良いスタートダッシュが決められることに気づきました。

酒を飲んでいたころは、毎朝体内に前日の酒が残っていて、
その日の段取りを忘れたり、出勤後に忘れ物に気づいたりしていました。
夜の飲酒により、1日のサイクルが現在より2~3時間ほどズレていました。

タラレバになりますが、今の生活をもっと早く始めていたら、
アルコール依存症にも肝硬変にも肝臓がんにもならなかったのではないか?、
家族にももっと深く向き合えたのではないか?
今となっては悔やんでも悔やみきれません。

現在は遅ればせながら反省と信頼の回復、家族や周囲の人たちへの罪滅ぼしをすべく、
自分なりに一生懸命生きているつもりです。

このブログを始めてからコロナ禍が約3年続き、
その間に肝硬変から肝臓がんになりました。
習慣と言うか癖と言うのは怖いもので、
腹腔鏡手術により癌細胞を切除するために入院している中でも、
手術当日でも朝4時に起床し、日記を書き続けました。

今後、日々日記を書き続ける中でまた体に変化があるかもしれませんが、
命ある限り、ず~っと書き続けるつもりです。
宜しかったらお付き合いください。


つづく。


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発達障害とアル依

就活で一時帰省していた長男が、学校のある日本海側に帰って行った。
今回は高速バスで帰ると言うので、高速の側道まで送って行った。
送迎というと駅までと想像するが、高速バスのバス停は高速道路の待避所にあり、
不慣れということもあり高速道路の途中まで送るのは、なんか変な感じがした。


発達障害のある子どもたちが増えているという。
発達障害だけでなく精神障害や摂食障害、不登校なども増加している。
発達障害の子が増えている背景の1つとして、
発達障害者支援法が施行され、発達障害に対する認知が広がったことが挙げられる。

これまでは「やる気が足りない」「家庭のしつけが悪い」と思われていた子も、
専門医療機関の受診を勧められることが珍しくなくなっているのだ。
発達障害の特性は見られるものの診断までには至らないグレーゾーンの子も増えている。

俺も小学校低学年のころは落ち着きが無く、親や学校の先生を困らせた。
外出時に手を繋いでいないと自分の興味のあるものを追ってどこへでも行ってしまい、
街中やデパートの中でよく迷子になったものだ。
学校でも、興味の無い授業では席にじっと座っていられず、
貧乏ゆすりをしたり隣の子にちょっかいを出したりして授業を妨害していた。
終いには紐で椅子と太ももを縛られ、椅子から立てないようにさせられた。

「もしかするとADHDかもしれない」と言っている次女も、
俺の血を引き継いでいるのかもしれない。
彼女の几帳面で白黒主義の性格も俺に似ている。

発達障害と思しき子供の中には、
学校に勧められて受診したが、医師に対して、
「発達障害ではないことを証明してください」という親もいる。
発達障害の特性を「自分勝手」「わがまま」「困った子」などと捉えられ、
「怠けている」「親の育て方が悪い」などと批判されることを恐れている。
そのため児童精神科では、親の不安を整理してあげることも必要になる。

あれ、これってアルコール依存症の特徴と似てない?

アルコール依存症は否認の病気とも呼ばれ、自分が依存症であると認めない酒好きが非常に多い。
誰しも自分の抱える問題に向き合うことは辛いものだ。
「自分は依存症じゃない」、「やめようと思えばいつでもやめられる」といった言葉の裏には、
飲酒をすることで自分の問題と向き合うことの辛さから自分を守るために「否認」をしてしまう。

それに、家族を巻き込む病気というところもアルコール依存症に酷似している。
家族は本人を心配するあまり、酒害者本人の問題に振り回されていく。
酒害者本人の事で頭がいっぱいになり、依存をやめさせようと説教や監視や尻拭いなどをする。
しかし、こうした行動は逆効果になることが多い。
家族が巻き込まれないように家族自身が依存症について良く知り、
自分の健康に目を向けることが重要である。

まだまだこの国では、精神疾患についてはタブー視されている部分も多く、
当たらず触らず見て見ぬふりをしている人も多い。

事件や事故が起きて手遅れになる前前に、医療機関の扉を叩く勇気も必要だ。
と、アルコール依存症から肝臓をボロボロにしてしまい、手遅れ寸前の俺が言う。


つづく。


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ドアノブが割れた

娘の軽自動車のドアノブが割れた。
割れた破片を手に取り少し力を入れると粉々に粉砕した。
たぶんこれはプラスチック樹脂の経年劣化だ。
半年前に後部ハッチのノブも壊れて被覆電線で応急処置をしてある。
しかし今回は助手席側のノブなので、電線というわけにはいかない。

まあ新車当時から20年も経っているので無理もない。
自動車整備工場を営んでいる後輩に電話すると、
「あ~、ダイハツ車の取っ手は長年乗っていると欠けるんですよね♪」と。
なんか、よくあることらしい。

ネットで調べてみたら、確かにその事例がいくつもあった。
この車両のドアハンドルは、造形の自由度を確保すること、
軽量化等の観点から材料として樹脂を使用している。
現在生産している車両については、
樹脂の強度低下を抑制する材料を添加するなどの改善を行ったドアハンドルを採用し、
耐久性を大幅に向上させている。
ドアハンドルを破損されてしまったお客様のご負担を少しでも軽減できるよう、
交換用修理部品の価格を低く抑える施策を展開している。
だそうだ。


ラーメン屋の倒産が前年同期比3.5倍に急増
コロナ禍の影響に加え、物価高、人件費上昇も直撃し、
国民食として人気の高いラーメン屋さんが苦境に立たされている。
ラーメン屋さんの倒産は、体力に乏しい小・零細規模が中心で、
物価高や人件費上昇による収益悪化の影響が深刻さを増している。

有力チェーン店など、ブランド力の付加価値で高価格帯でも勝負できるラーメン店がある一方、
競争力が乏しく、十分な価格転嫁ができない店舗も少なくない。
ラーメン店は倒産が多くても参入も多い業界。
コロナが無くても倒産するはずの企業が今になって倒産してきている

どの業界も同じなんだな。
コロナ関連支援も一時的なもの、借りたら必ず返さなければならないからね。

どの業界も大手とチェーン店ばかりになってしまう。
街はシャッター商店街、街道沿いは日本中同じ景色、
そういえば、パチンコ屋も同じ名前のデカい店しか見なくなった。

俺も買い物といえば電気機器はネットだし、
日用品と食料はスーパーとホームセンターとコンビニだけだな。
便利で安心なのも良いけれど、なんか味気ない。
でも、今後はそれがもっと加速しているんだろうね。


つづく。


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ヒマと不安と飲酒

アルコール依存症について書いてある書物を読み返してみた。
アルコール依存症になりやすい人、その性格、依存症になったらどうなるか、その時家族は、など、
最初にその本を読んだ時は、あまりにも自分に当てはまり過ぎて納得したのだが、
断酒も7年目ともなると、その本に書いてあることは、
「アルコール依存症になるなよ」、
「アルコール依存症は怖い病気だぞ」といった、予防のためのものだとわかった。

今冷静になって再考してみると、
なぜ病気になるまで飲み続けてしまったのか、酒に逃げたのか、何を考えて飲んでいたのか、
そんなことを考えられるようになった。
20代前半のころは美味しく楽しい酒だった。
二日酔いも武勇伝の一部だった。
酒を飲んで大人の仲間入りができたような気がした。
25歳で結婚し、子供が産まれ、職が変わり仕事と家庭の環境が変化し始めたあたりから、
日常の生活に対するうっ憤を晴らすような飲み方に変わっていった。
家の仕事に入って間もなく親父が脳梗塞で倒れ、それからは毎日が必死だった。
酒席では楽しく飲めた、仕事関係や各種団体の飲みニケーションをフルに満喫していた。
家では子供中心の生活だったので晩酌はあまりしなかった、独りで飲む酒は美味しくなかった。
ただ、飲まないと眠れないと信じ切っていたので、寝酒は毎晩していた。

40代に入ったころ、いわゆる「青年の部」の役を下り始め、
「おじさんの部」の集まりには、まだ下っ端だったので出なくても良くなった。
道交法の改正により飲酒運転への罰則も厳しくなり、酒宴の回数も明らかに減った。
バブルの名残も終わり、リーマンショックもあり、仕事も甘くなり始めていた。
家飲みの時間と飲酒量が増えていった。

とにかくヒマな時間を極端に恐れる俺は、あの手この手で時間を有効に使おうとしたが、
資本力の乏しい弱小零細企業では、その努力も限界があった。
ヒマな時間が増えるにつれ、誰にも邪魔されない独り飲みの飲酒量も増えていった。
もしこんな時にパチンコにハマっていたら、
アルコール依存症ではなくギャンブル依存症になっていたことだろう。
幸い、30代のころパチスロに数年ハマっていた時代もあったが、
4号機終了とともに見切りをつけていたので、パチスロにはハマらずに済んだ。
あの頃は勝てる時代だったので、俺にとってのパチスロは夕方5時からの副業でしかなかった。

アルコール依存症と肝硬変を発症してからは、酒を飲んでいないのだが、
無糖炭酸水とコーヒーが止まらない。
酒の代わりに甘い物を食べるようになった。
酒以外に趣味が無かったので、子供たちの送迎と清掃、ゴミ出しなどの家事をするようになった。
猫やメダカを飼い始め、小さな畑で野菜を作るようになった。

何かしていなければ不安になってしまう俺は、今でもヒマな時間を恐れている。
依存するものが、身体を壊す酒から家事や飼育や栽培などの、
身体を壊さないものに依存するものが移っただけだ。

結局,
人間の性質は根本から治すことはできないんだよな。


つづく。


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「底辺」と呼ばれぬよう

昨日の昼間、長男から突然LINEが入った。
「言い忘れてたけど、今夜19時ごろ駅まで迎えに来てくれない?」
就職面接の日を忘れていたようだ。
まあ今回の面接は受験で言うすべり止めなので、彼も軽視していたのだろう。
でも、古いタイプの人間の俺は、「こんな時は直電だよな」なんて思ったが、
「了解!」と返した。
今朝もこれからスーツに身を固めた彼を駅まで送ってくる。


建設業の倒産増に歯止めがかからない。
倒産の要因としては、引き続き「物価高」が挙げられる。
それに、建築業界って素人でも始めやすいから景気の良いころにたくさん起業しているんだよね。
木造で言えば、建設会社や工務店じゃなくても、ディティールに詳しくなくても元請けになれる。
工法自体もプラモデル化しているので異業種参入が可能な分野だ。
建築の技術や知識が無くても中間マージンを吸い出せば良いだけだから簡単だ。

職人の高齢化に加え、若手や新卒人材の応募が少ない
下請は叩かれるから給与に不満、まず給料が安い。
人手不足なのではない、安い給料で働いてくれる人が居ないだけだ。
人手不足とは経営者側の人の言葉であって、
働き手から言わせれば建設業を選ばなかっただけ。
これを変えないと人は集まらない。

若い人は、給料安くて3Kな職場より高給でホワイトカラーを選びたいよね。
それに、猫も杓子もFランでもいいから4大卒といった風潮が、
ブルーカラーを選択肢から外させている。
せっかく大学卒業したんだから現場作業よりスーツを着て快適なオフィスで働きたいよね。

俺たちのころは大卒も高卒も最初の数年間は下積みを経験した、それが普通だった。
仕事内容や礼儀など、上司からだけでなく職人さんから学ぶもことも多かった。
まあ年功序列と言うか、体育会系のタテ社会に身体が慣れていたということもある。

建設業の内情を知っているから、職人さんたちも自分の子供を後継者としない。
技術継承もできないまま数十年が過ぎて、高齢の職人の方も体力が限界でリタイア続出だ。
それに、インボイスが始まる10月以降は現場に来てくれないかもしれない。

夏場暑いし冬は寒い。
建設業の所得を増やすと全体的に工事費は高くなるのでムリ。
休みを増やせば工期が伸びるのでムリ。
丁寧に仕事するほど、自分の首が締まる。
次世代を雇って育てる余力がない。

これから長男が就職して、世間が見えるようになって、
俺たちの仕事を「底辺」と呼ばれぬよう頑張ろう。


つづく。


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マインドコントロール

昨日の日記で、マインドコントロールについて書いた。
そこでちょっと掘り下げてマインドコントロールについて調べてみた。

マインドコントロールとは、
本人に気づかれないように、その人の精神状態や行動をコントロールすること。
「洗脳」と同じような意味だが、洗脳よりもマインドコントロールの方が、
暴力など危険な行為に触れないこととしてとらえられることが多い。

マインドコントロールは、人間本来の心理的反応の結果であり、日常生活でもたくさん存在する。
日常の生活にありふれているが悪用する人が多いため、ネガティブなイメージが定着している。
マインドコントロールをするには、まず外部からの情報を遮断し、
視野が細く狭くなるような状況を作る。
その後、心理的テクニックを使ったり、潜在意識に働きかける言葉をかけたりして精神を支配し、
相手の思考や行動を思うがままに操る。

「この品物を買うならこの店」といった一貫性の原理
「あの人も、この商品を絶賛している」といった社会的証明の原理
「あの人が悪いはずがない」と思わせてしまう好意の原理
「好きなアイドルが出演してるから観る」といった権威への服従原理
「今しか買えない」といった希少性の原理

ん~、これは俺にも思い当たる節が多々あるな。

マインドコントロールの手法
居住地、交友関係、生活パターンなどあれこれ干渉される行動のコントロール
自分に都合のいい思想だけを徹底的に教え込む思考のコントロール
「これをしないと死ぬかもしれない」などと大きな恐怖を与える感情のコントロール
支配する側から与えられた情報だけが知識となる情報のコントロール

最近で言えば、カルト教団やマルチ商法、ネットワークビジネスなどにありがちだな。
それに、ウクライナに侵攻中のあの国の国民も、処理水を汚染水と言っているあの国も・・・

マインドコントロールされやすい人の特徴
自分に自信がなくネガティブ思考な人が多い。
そのため、自分の意見より相手の意見が正しいと思いがちなので、簡単に洗脳されてしまう。
また、生真面目な性格の人が多いのも特徴。

これって俺のこと?
なんか依存症になりやすい人のタイプと似てるな。
若かりし頃、仕事に関係する組合で「仕事がもらえるから」と、
身体に良い水を作る30万円くらいの高価な機械を買わされそうになった。
暇つぶしに先物取引の勧誘電話に付き合っていたら毎日電話がかかってくるようになった。

一方、マインドコントロールをする人の特徴は、自分の気持ちを大袈裟に表現する人が多い。
また、自分の考えをしっかり伝えられる人が多いのも特徴で、尊敬される人が多い。

マインドコントロールされやすい人は、
もともと物事に良い悪いをはっきりさせたがる傾向にあるため、
「どちらでもない」「どちらでもいい」という考え方を持つことが予防につながる。
ある意味、日々俺が心がけている腹八分、白でも黒でもないグレー思考は、
あながち間違えではないのかもしれない。

ん~勉強になった。


つづく。


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