SSブログ

また捨て猫が・・・

またウチの近所で猫が捨てられた。
月曜日の朝、夜明け前に事務所に到着すると、珍しく玄関前にクロが座っていた。
「おはようクロ、今朝は早いね」と声をかけると、なんか警戒している。
俺が近づくと、普段なら「にゃぁ」と挨拶するのに、その日は後ずさりしていた。
おかしいなと思いよく見ると身体が小さい。
クロじゃない、違う黒ネコだ。推定年齢0.5歳(生後半年くらい)、
本物のクロはまだご就寝中だったが、チビやサビ母さんも寄って来た。
先住者の2匹が激しく威嚇しないところから、メスだなと察した。

前日は日曜日、客が居なくなった夜に捨てて行ったのだろう。
隣の公営駐車場には柵もバリケードもない。
以前にも書いたが、その駐車場は捨て猫のメッカである。
去年の10月にはチビが捨てられた。
一昨年はサビ母さんがウチの倉庫でクロを産んだ。
もうこれ以上地域猫は増やせないと思い、
以前からネコを欲しがっていた人にその捨て猫の写真を撮ってLINEで送った。
すると、「餌付けできるようなら欲しい」と言ってくれた。

少し慣れさせて譲渡しようと思ったが、
その日の晩からその子猫の黒ネコは姿を見せていなかった。
しかし、ノラ3匹の餌場の周りが心なしかキレイになっているような気がした。
そして昨日、夕方帰ってノラたちの夕食を与え、空いた皿を片付けようとしたら、
例のチビクロがノラたちの食べかすを舐めていた。
俺が近付くと、サッと物陰に隠れてその後姿を見せることは無かった。
生後半年ほどだろうが、明らかに栄養が足りていない様子でガリガリだ。
少しだけカリカリを置いてその日はその場を去った。

少しだけ餌付けをして、慣れてきたところで、
予約されているネコを欲しがっている人に譲渡することにする。
去年はチビがサビ母さんに懐いてしまい、サビもチビを育て始めてしまったために、
捨て子猫の譲渡作戦は失敗に終わってしまった。
今回のチビクロは、なぜかサビ母さんも可愛がろうとしない。
チビはチビクロがオスではなく敵ではないと判断したのか、ちょっかいを出さない。
クロは遠めに見ているだけ。

チビクロが、この場に留まるかどうかも分からない、
どこか別の場所に行ってしまうかもしれない。
去年の譲渡失敗もあったので、今回は慎重に接することにする。
もうこれ以上地域猫を増やすわけにはいかなし、
ボランティアでもあるまいし、さくらねこ作戦も毎年するわけにもいかない。

懐いたら早めに譲渡作戦を遂行することにする。


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング
アルコール依存症ランキング














nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康