SSブログ

野生動物駆除と共存

二十四節気「立冬」
昨日は二十四節気の立冬、暦の上では冬の始まりだ。
先週まで夏日が続いていたのに暦に合わせたかのように、
昨日の朝は冬の兆しを感じる冷え込みとなった。
今週末の雨を境に強い寒気が流れ込む予報で、
12日(日)の関東の最高気温は初冬の寒さになるのだとか。
茶飲み話で「最近は春と秋が無いね」と言っていたが、夏から冬に移行する期間が短かすぎる。


全国各地でクマ出没のニュースが飛び交っている。
ウチの県内でもクマが山を越えて来ているという記事がちらほら。
「実りの秋」という言葉があるが、記録的猛暑と水不足で、実るはずの山の木の実が実らず、
クマも食糧難で里に下りて来ているんだろうね。
今まではクマが人間を恐れていたから人里には近寄らなかったけれど最近は状況が変わってきた。
人間の作る作物はクマにとっても美味しいのだろうな。

北海道や東北などで野生のクマが増え、襲われて死傷する人的被害のほか、
畑や民家が荒らされる財産的被害が相次いで、過去最悪のペースだそうだ。
鳥獣保護管理法などの法令に基づき、害獣駆除をしているが、
「なぜ殺す」「かわいそう」といった抗議の電話が殺到しているのだとか。
その電話も、クマが生息していない地域からのものが多く、
氏名を名乗らず一方的に意見を述べるほか、同一とみられる人物が何度も抗議するケースもある。
北海道で牛66頭を襲った熊「OSO18」を駆除したハンターにも抗議が寄せられた。

抗議する人って、熊のことをプーさん、テディベア、パディントン、くまモンみたいな、
かわいらしい存在だと捉えているのか?
奈良の人懐っこいシカとバンビのイメージがある人は、シカ駆除にも文句を言うかもしれない。
結局「人は見た目が9割」は動物にも適用されるということのようだ。
カラス、ドブネズミ、ゴキブリなんかはいくら駆除しても抗議は来ず、むしろ礼賛される。

野生動物の数より人間の数が増えすぎちゃったからいけないんだよね。
安全な場所に身を置いて、机上の空論を語っている動物愛護思想の人たちも、
クマと人間双方が同数なら、始め人間ギャートルズみたいに食うか食われるかの戦いをしているはず。

幸いにも被害にはあっていないが、俺も小さな畑で少量の野菜を作っている。
せっかく育てた野菜や果物を収穫直前に根こそぎ食い荒らされては腹が立つ。
まあこれも人間目線だ。
山間部に住む知合いのお年寄りが言うに、
イノシシやシカには有志鉄線も電気柵も通用しないのだそうで、
「何を作ってもシカにやられちゃうから畑はやめた」と言っていた。

我が家の裏山でも、毎晩シカが鳴いている。
何時かウチの畑もやられるだろう。


つづく。


にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


アルコール依存症ランキング
アルコール依存症ランキング














nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:健康