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「癌」5年生存率

『愛は勝つ』のKANさんが、癌で61歳の若さで亡くなった。
「メッケル憩室癌」という2万人に1人発症の希少がんで、
無症状で発見は遅れがちになる癌だそうだ。

メッケル憩室とは小腸の中間部分にできる袋状の突起物のことで、それ自体がまれな存在。
その中で癌が発生する頻度も1%前後とされている。
一般的には無症状だが、メッケル憩室がんが腸の通り道を阻害することで、
腸閉塞が引き起こされ、激しい腹痛、膨満感、吐気、おう吐などの症状が現れることがあるという。

メッケル憩室癌は、一般的に早期発見の場合5年生存率は約70%だそうで、
俺の肝細胞がんよりも高い数字だ。
ちなみに肝細胞がんの切除手術後の5年生存率はステージⅠ期で55~65%
5年相対生存率は約60%と、他の臓器のがんに比べると低い値となっているが、
10年生存率をみると20%強にまで落ち込んでしまう。
一般的ながんでは、ステージⅠだと5年生存率と10年生存率はほとんど変わらないが、
肝臓がんの場合は発見が早期で根治的治療を行えたとしても再発するリスクが高いことが特徴。
以前にも書いたように、俺はがん細胞切除手をしてから余命10年として、
残りの人生を逆算して考えるようにしている。
妻や子供たちには「縁起でもない」と言われるが、
そう考えていたほうが、再発した時のショックが少ないと見ているからだ。
俺だってそんな考え方をしたくは無いが、酒の飲み方を間違えてしまった俺が悪い。
すべて自業自得なのである。
これ以上家族や周囲の人たちに迷惑を掛けたくないな。
しかし俺はあとどれくらい生きられるのだろう?

今日は妻が役員を務める断酒会家族会主催の研修会の日だ。
講演の内容は詳しく知らないが、家族会主催だから共依存やACのことが主だと思う。

妻「会場までの道がわからないから一緒に行かない?」
俺「了解!タクシーの運転手ね」
妻「勉強になるから一緒に参加しよ」
俺「顔を出しづらいよ、参加者は家族会の人ばかりでしょ?」
妻「そんなことないよ、去年は酒害者本人も来てたよ」
俺「そう?」
妻「うん」

家族会の研修会は午後からだから、
午前中にチンゲン菜の収穫とメダカ水槽の水替えを終わらせておくことにしよう。
金曜日に雨が降ったから、裏山のキノコの状態も見に行こうか。


つづく。


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