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サザエさん症候群

毎日早朝に書くこの日記、それに30分刻みのスケジュール表作成も7年目となった。
アルコール依存症回復ために生活のサイクルを見直し改めるというのが大前提ではあるが、
我ながらよく続くなあと思い、なぜ継続できるのか検証してみた。

いちばんに挙げられるのが、「朝起きて辛くない」ということだ。
精神病院入院をきっかけに早寝早起きが定着し、気持ちよく起床できるようになった。
晩酌をしないから、酒を飲んでいた2~3時間は睡眠時間に回すようにした。
夜に起きていても妻は隣でスマホピコピコだし、読書を始めると止まらなくなってしまう。
就寝時間が早くなったので、当然翌朝の起床も早くなる。
始業までの2~3時間ならば時間に制限があるためにその時間を有効に使える。
たまに断酒会の夜例会に出席するが、23時就寝は翌朝が早いので辛い。
夜の会議や仕方なく出席する酒宴も翌日のことを考えると辛い。
アルコール依存症と共に併発した肝硬変のために最低でも5時間は寝たい。
夜が遅ければもう少し遅く起きればいいじゃないとも思うが、
俺の性格上それが出来ない。

この病気になる前は、睡眠時間を減らしたり食事や休憩時間をカットして、
その穴埋めをして自分を無理やり納得させていた。
アルコール依存症になる前からも、前日の夜更かしや二日酔いで、
「もう朝ぁ?仕事行きたくねえなぁ」と、朝は良いスタートダッシュが切れていなかった。
時には激しい眠気や二日酔いで、午前中は廃人のような日もあった。

特に今日のような月曜日の朝は、「仮病でも使っちゃおうかな」と、最悪だった。
月曜を憂鬱に感じる「サザエさん症候群」というものがある。
日曜の夕方にテレビのサザエさんを見ながら、「あしたは仕事かぁ・・・」
楽しかった休日が終わりに差し掛かるころ、静かに心に浮かぶ憂鬱。
むかしはサザエさん症候群の対処法に「酒」を乱用していた。
また明日から始まる仕事上におけるストレスに押しつぶされそうになっていた。

それが、曜日に関係なく早寝早起きをして毎日決まったルーティーンをこなしていると、
まったくと言って良いほどストレスを感じずに清々しい朝を迎えられるようになった。
ネコたちが起き抜けに朝食をせびりに来るので、それも癒しのひとつとなっている。

ただ、飲んで騒いだり羽目を外いしたりしなくなったので、感情の起伏が少なくなり、
喜怒哀楽を100%のチカラで表現しなくなってきたような気がする。
いい歳したオジサンさんがバカ騒ぎしているのも目に余る光景ではある。
まあ、歳相応に落ち着いて来たとも言えるのだが、なんかつまらない人間になりつつある。
まあそれでもいいか。


つづく。


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