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ビンより缶

昨日は消防特別点検のことについて書いた。
寒空の中、OBの人たちや現役団員との話していると、
〇〇さんの息子さん、△△さんのお孫さんに出会った。
OBのお宅には既に息子さんへの新入団員の勧誘も来ているそうだ。
ウチの長男は現在遠方に居て、就職後は東京ということを周知してあるので、
我が家には新人勧誘に来ていない。
消防団に限らず政界や芸能界でも二世議員や二世タレントが続々と出てきている。
時代の移ろいを感じた。

土曜日に詰め所におじゃました時、テーブルの上の変化を感じた。
昔は日本酒の一升瓶、ビール瓶、焼酎のペットボトルが並んでいたが、
最近は缶チューハイや缶ハイボールが主流だそうだ。
普段から飲みなれているということと、
コスパよりも洗う手間が省けるので片付けが簡単なほうを選んでいるそうだ。

缶ハイボールより、ウイスキーを瓶で買ってハイボールを作ったほうがお得?
そんな記事を見つけた。
そういえば俺もこの病気にかかる前、そんな計算をしていたなと思い出した。

角 ハイボール缶が1本196円
角瓶700mlが1910円、炭酸水500mlが50円とする。
1杯分はおおよそウイスキー70mlが191円 + 炭酸水250mlが25円 = 216円
よって、自分でハイボールを作ると、缶で購入するより20円高い。
そうなると、もっと安いウイスキーで作れば缶よりお得ということになる。
俺が飲んでいたころ安いウイスキーは4000mlで4000円弱だったと記憶する。
1mlが1円と換算すると70円+25円=95円となる。
それなら缶ハイボールの半値で飲める。

当時の俺は焼酎党だったので、焼酎で同じように計算していた。
最初は麦や芋などの乙類を好んで飲んでいたが、乙類は甲類より値段が高めだ。
減りの早い財布の中身と相談して、上記と同じような計算をし始めた。

安い焼酎は当時4000mlで2000円くらいだから1mlあたり0.5円だったかな、
それを毎日400mlくらい飲んでいたから1日に200円。
割るものは水でもお湯でも良かったので計算には入れていない。
ビールよりもウイスキーよりも日本酒よりも効率よく酔えるのが焼酎だという結論に至った。
そしてそれを忠実に実行していた。
酒に侵された頭で考えた血のにじむような涙ぐましい努力だ。

より安く効率的に酔いたい人は、焼酎甲類取っ手付きペットボトルに行きつく。
それを買いだしたら、アルコール依存症は初期から中期に入っているかもしれない。
俺のように末期になる前に、家族の人は注意して見ていてもらいたい。


つづく。


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