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こころに余裕がない

先日の商工祭に出役した時、昔に比べて変わったところは、
飲食物以外、「あったら便利」とか「珍しい」「懐かしい」といったものも、
100均やホームセンターの値段と天秤にかけられ買わずにスルーされるということ。
このご時世、みんな余分な出費を控え無駄遣いをしなくなったんだな。


ある調べで、最も値上げしてほしくないものは「電気」が最多で、続いて2位「ガソリン」となった。
やはり毎日の生活に直結するものは値上げしてほしくないよな。
また、3位「たばこ」、4位「通信料」は生活に影響が出たと回答した人は少なかったが、
値上げしてほしくないと回答した人の割合は「電気」「ガソリン」に次いで多い結果となった。

値上げしてほしくないものとして「電気」と回答した人からは、
「生活していく上で必須なものだし、使用量を減らすのも難しいものだから」
「リモートワークで冷暖房費がかかるから」といった声があった。

一方、値上げしてもよいものは「たばこ」が最多だった。
値上げしてもよいと思うもので最も回答数が多かったものは1位「たばこ」
次いで2位「ビール」となり、嗜好品が上がりやすい傾向となった。
そしてなんと3位が「紙おむつ」と、少子化や未婚化が進む現代らしい回答だなと思った。

値上げに対する考えを聞くと、値上げに反対の人は40%、賛成の人は4%だった。
また、半数以上が「商品やサービスによる」58%と回答した。
その理由として「嗜好品は値上げしてもいいと思うから」
「生産者の負担と見合った値上げなら致し方ない」
「値上げしないと、利益が出ないで倒産してしまう所があるから」といったコメントが集まった。

上のようなアンケート結果は、聞く場所や時間が変われば全然違う結果が出ると思う。
要は、日々の生活に必要なもの以外、自分が嫌いなものや自分にあまり関係が無いものなら、
値上げしても良いと言った自分勝手な回答のようにも思えた。

酒、タバコ、ギャンブルなどは、別に無くても普段の生活に支障はないが、
「無くても平気」と「無くてはならない」と、真っ二つに分かれるようになったと思う。
無くなると禁断症状や中毒症状が現れる酒、タバコ、ギャンブルなどは、
医療機関で診断すると、「依存症」という精神疾患と見なされるようになった。
精神科の敷居が低くなった今、
誰もが気軽に精神科の門を叩けるようになったことは良い傾向だとも思う。

嗜好品もギャンブルも「無駄なもの」、
ついには旅行や結婚、子供を持つのも「贅沢」だという人も居る。
こころにも財布にも余裕が無くなっている。
俺たち夫婦の30回目の結婚記念日も、俺が「外食でも行く?」と聞くと、
「お金がもったいないから行かない」と妻に言われた。。。
それもそうだなと、納得してしまった俺もこころと財布に余裕が無いのだと思う。


つづく。


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