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高齢者のアルコール依存症

チビと近所の赤トラのケンカしていた、まあ毎日のことなので珍しくは無い。
ちょうどその場にゴミ出しの途中の赤トラの飼い主も来た。 
俺とその人は「お互い朝からよくやるねー」と傍観していた。
睨み合い、うなり合い、たまに格闘、オスの縄張り争いも楽じゃない。
チビがケンカを始めるとメスのサビとクロの親子は「後はよろしく♪」とその場を立ち去る。
なかなか良いボディーガードを付けたものだ。

「将来、子どもをほしくない」と言う若者が半数を超えたそうだ。
その理由は言わずもがなだが、これからの日本は若者にとって、
新しい家族と暮らすといったビジョンを想像することすらデメリットなのかも?
俺たちの時代は結婚して子供を持つ人のほうが多かった。
それが「普通」であり、何の疑いも持たなかった。
しかし、今の若者は未来を見据え自分たちの将来を真剣に考えている。

しかし「多様化の時代」と言われている昨今だが、
メリットとデメリット、コスパやタイパ、無駄を省くだけで良いのか?

仕事に明け暮れ酒に溺れ、妻や子供にさんざん迷惑をかけてきた俺が言えることではないが、
結婚して子供がいて、結果的に良かったと思っている。
我が家は決して裕福ではないが、子供たちに使う金は惜しくなかった。
妻には今もグチられるが、贅沢はせずケチケチ生活でも、それもアリだと思っていた。

末っ子も今月大学を卒業し社会に出て扶養から外れる。
それと同時に来月から学費と仕送りの出費は無くなる。
だからといって俺たち夫婦の生活に変化はない。
何か始めようと思っても、趣味に対する下積みの知識も経験もないし、
ケチケチ生活が染みついているので、趣味に大枚を叩く勇気もない。
小さな畑で野菜を作り、ネコたちの世話をしながら今まで通りの延長で良いだろう。

若いころは酒以外の趣味が無かったので、何の予定もない休日は昼から酒を飲んでいた。
子育てが終わった状態で俺が断酒をしていなかったら、
きっと飲酒の量も増え、速度も早まり、死期も早まっったことだろう。
リタイアして暇を持て余した高齢者がアルコール依存症になるケースも多々ある。
また、家族との死別、生きがいの喪失、孤独感など、
高齢者特有の心理が飲酒問題の原因となることもある。
高齢者では、若年者と比べて、少量の飲酒でも飲酒の影響を受けやすくなる。
高齢者のアルコール依存症では、認知症を合併する頻度も高くなる。

年を取るほど酒を止めるしこしたことは無い。


つづく。


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