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コロナ隠し

昨日は晴れたけどとても風の強い日だった。
車高の高いトラックはもろにその強風を受けてハンドルを握る手に力が入った。
風といっても北西から吹く冷たい風で気温も上がらなかった。
スギ花粉もよく飛んだ。
突風が吹くと、遠くに見える峠のあちこちからモワモワと花粉が立ち上った。

昨夜は妻の職場の3月で退職する人の送別会があったのだが、
息子のコロナのことを考慮し欠席した。
勤め先が図書館ということもあり、万が一他の人にうつしたら大変なことになってしまう。
濃厚接触者として特定されることは無いが、あくまでも万が一である。
妻とそんなやり取りをしていたら、家に居た息子が、
子「高校の部活の友達と飲み会があるから駅まで送って行ってくれる」
俺「えっ、行くの? おかあちゃんは送別会欠席して帰ってくるんだよ」
 「友達にはコロナのことで確認取ったの?」 
 「コロナ隠しでしらばっくれて友達に会おうとしてたの?」
聞くと、昨日は検査キットではまだ陽性反のが出ていたらしい。
コロナを隠して遊びに行こうとしていたようだ。
俺「4月から社会人になるヤツのすることじゃないよ、自分の行動に責任を持ちな」
子「ブツブツブツ・・・」


長男が初海外旅行のためにパスポートセンターに行くとき、
「写真撮り忘れた」と。
「じやあ白ポリベニヤをバックにしてデジカメで撮ってあげようか?」と言うと、
「スマホやデジカメだと加工したと思われるからダメ」と答えた。
そう、若者の間では写真=加工と疑われるらしい。
逆光などで写りが悪い時に明度や彩度を加工するのは俺もすることだが、
現在の顔加工はまるで別人のように自分の顔を変えてしまうらしい。

スマホの普及で気軽にできるようになった「自撮り」
自撮り写真を加工する人ほど、自分をモノとして認識し、
他者との比較を気にしすぎたり、自尊心が低下する可能性があるとの見方もある。
そこで出てくるのがまたもや「承認欲求」、
己を別人に変身させ、架空の人物としてネット上に送り込む。
まるで年齢詐称やネカマやネナベと一緒じゃないか。

醜形恐怖症になりやすい人の傾向として精神科医は、
他人に対する信頼感、安心感が持てず、ストレスに対する逆境力が弱い性格だと言う。

しかし、加工写真に飽きたZ世代の間では「加工はもう古い」と、
無加工がトレンドになっているのだとか。


つづく。


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