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連続飲酒バレる

春分の日は、日本の国民の祝日の一つであり、
祝日法により天文観測による春分が起こる春分日が選定され休日とされる。
通例、3月20日から3月21日ごろのいずれか1日。
しばしば昼が長くなって「昼と夜の長さが等しくなる日」といわれるが、
実際は昼の方が少し長い。 とウィキに書いてある。
たしかに夜が明けるのが早くなってきた。
最近5時半には明るくなるので、ノラたちの目覚めも早い。
まあ朝型の俺にとっては、真っ暗の中で起きるよりも明るい方が良い。
特にクロは暗がりの中だと黒くて目しか見えないので踏んでしまいそうになる。


このころになると思いだす。
3月下旬になると地域の総会(来年度の役員決め)が行われる。
コロナ流行前は必ず総会後に懇親会も開かれていた。

7年前のこの時期の俺は、既に連続飲酒となっていた。
日曜日の夜だったのでもちろん総会前にも飲んでいた。
総会後の飲み会の席では平静を保っているフリをしていたが、
たぶんベロベロ状態だったろう。
周りの人からはどう思われていたのだろう。

懇親会が終わり、帰りの階段を転ばないように気を付けて下りていたのは覚えている。
しかし家に着く直前、道路との段差でつまずき倒れて石垣であごを切った。
泥酔中のせいか、出血の量も多かった。
帰路に就く近所の人たちに介抱され、おまけに消防署まで連れていかれ手当てを受けた。
近所の人や消防署の人には、普通の酔っぱらいを装って、
「酔っぱらっちゃってすみません 以後気を付けます」と冷静なように見せた。

後から聞いた話に、「アイツ、あの飲み方じゃダメになるぞ」と、
その時妻は、近所に住む叔父に言われたそうだ。
周囲の人たちは、俺が異常飲酒であることを知っていた。
それを知らずに普通を演じていた俺は、まさにピエロだった。

最初のうちはアルコール依存症を隠せていたのかもしれないが、
連続飲酒が始まるころには、誰もが認める「アル中」にしっかり仕上がっていた。
俺はその後も昼夜を問わず飲み続けた。
もう俺の脳ミソでは制御不能になっていたのだ。

そしてその2週間後、
俺は大量の吐血と下血をして、腰が立たなくなり、
精神病院に担ぎ込まれ、5か月間の長い入院生活となった。


つづく。


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