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イネイブリング

経営審査が終わったので行政書士さんが来所した。
まあ平たく言えば集金だ。
その女性のお宅でもネコを飼っているらしく、
いつもなら用事が終わった後、ひとしきりシロと戯れて帰られるのだが、
昨日はサッサと用事を終え、そそくさと帰ろうとした。
「忙しそうすね」と言うと、
「今年から花粉症デビューしちゃいました」と。
よく見ると目も鼻も真っ赤だった。
四方を杉山に囲まれた我が家から、一刻も早く退散したかったようだ(笑)

週末にコンクリートを打設したので、現場は養生期間となっているので手が付けられない。
そこで昨日は妻と一緒に断酒会の昼例会に出席しててきた。
昼例会は13時から15時までという時間帯ということもあり、
今回も高齢者と酒害者家族の人が多かった。
酒害者本人は夜に行われる家族会の例会には出禁となっているため、
以前から家族の人の発言にはとても興味を持っていた。

断酒の誓い ↓
1.私たちは酒に対して無力であり、自分ひとりの力だけではどうにもならなかったことを認めます。
1.私たちは断酒例会に出席し、自分を率直に語ります。
1.私たちは酒害体験を掘り起こし、過去の過ちを素直に認めます。
1.私たちは自分を改革する努力をし、新しい人生を創ります。
1.私たちは家族はもとより、迷惑をかけた人たちに償いをします。
1.私たちは断酒の歓びを、酒害に悩む人たちに伝えます。

家族の誓い ↓
私は夫(息子・妻)の酒害に巻き込まれて、悩み、苦しみました。
アルコール依存症は家族ぐるみの病気です。
病気だから治さなければなりません。また、治すことができます。
これからは酒害を正しく理解し、互いに協力して心の健康を回復します。
私は断酒会の皆様とともに、幸せになる事を誓います。

断酒会の断酒の誓い、家族については家族誓いで理解はしているつもりだが生の声を聞きたかった。
例会の内容は門外不出なので書けないが、その方たちの話を聞くと、
いまだにモンスターペアレントや酒害者を支配したり管理したい人も居るんだなと感じた。
そういった人は、酒害者の身になると言うより、支配者としての主観的な発言が多かった。
これではイネイブリングを助長しかねないと思った。
半強制的に断酒を勧められるアルコール依存症者酒害者としては、
「うるさいな」「余計なお世話だ」と言いながらも、支配されているふりをして、
いつまでも酒と家族に依存して甘えていたほうが楽チンである。

酒害者の意識改革はもちろんのこと、その家族の当人に対する接し方も大切だと思った。


つづく。


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