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弔問に行った

日々の感染者数は既にアテにならないのは周知の事実。
重症者数と死者数を重視すべきだと思う。
しかし、ここに来て変異株感染者多数、局面が一気に変わって来た気がする。
緩い緊急事態宣言をするなら、入国制限をすぐにすべきだった。
変異株の登場で、個人飲食店の協力金バブルがまだまだ続く。


昨日の続き ↓

家族葬のため葬儀に参列できなかったので、職人さんの奥さんの弔問に行ってきた。
以前にも書いたが、その職人さんは仕事上の付き合いの他にも、消防団の先輩、
ご夫婦とも俺の姉の同級生で幼馴染、
お子さんはうちの次女の同級生で幼馴染、
妻はPTAで一緒に役員をした仲、
うちとはとても深い繋がりがある。

日曜日の午後、妻と一緒に香典を手にお線香を上げに行ってきた。
家族葬は未経験なので、とにかく分からないことだらけ、
初七日までには行ったほうが良いよな?
平日は留守かもしれないから日曜日が良いよな?
何時ごろ言ったら良いだろう?
菓子折りは付けたほうが良いのか?
試行錯誤の上、前もって電話を入れ、日曜の午後1時半ごろにお邪魔することとなった。

偶然にもご家族全員がいらっしゃった。
小さかったお子さんたちも成人し、すっかり大人になっていた。
お孫さんも見せてもらった。

奥さんが亡くなってから早1週間、通夜も葬儀も終え、
少しは落ち着きを取り戻しているようにも見えたが、落胆している様は隠せないようだった。
「子供たちも巣立って、これから夫婦で一緒にいろんな景色を見たかった」と悔やんでいた。
亡くなった奥さんはとてもやさしい方で、その反面、芯は1本通った気丈な人だった。
自分のガンのことは、最後の入院まで子供たちには隠していたそうだ。
抗がん剤の副作用や痛みで辛い時も、子供たちの前では気丈に振舞っていたそうだ。
入院していたのは、俺ががん切除したのと同じ病院だった。
最期は退院され、訪問看護を受けながら家族に見守られて自宅で亡くなったそうだ。

旦那さんも一度脳梗塞を患っている。
帰る間際には
「お互い通院や検査はマメに受けて、健康に注意しましょう」
と言って席を立った。

徒歩で帰る途中、妻は
「旦那さん辛いだろうね、癌は怖いね、」
と言いながら涙声になっていた。

つづく。


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