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医療機関も商売

昨日の日曜日は、妻と一緒に断酒会家族会主催の研修会に行ってきた。
酒害者本人ではなく、家族の側から見たアルコール依存症について学んだ。
普段の通常例会は家族の人たちも一緒だが、家族会の例会には酒害者本人は出席が出来ない。
家族会の例会の中では、何を話されているのか俺は知らない。
なので、家族目線のアルコール依存症についての講演は興味があった。

今回の講師の講演を聞くのは今回が2回目だ。
講師はアルコール依存症のほか様々な依存症を専門とする精神科医で、
家族の側から見たアルコール依存症の話がとても分かりやすかった。

参加者は例会やセミナーでよく見る顔ぶれが多かった。
その中には、家族に対して「誰が養ってやっていると思っているんだんだ」
「酒を止めたんだからいいじゃないか」
「酒を止めている俺ってエライ」的な思考が治らない人も出席していた。

あのおじさんは聞いていて耳が痛かっただろうな。
家族に対して「ごめんなさい」が言えない人が講演を今回の聞いて、勉強になったのかな?
そのおじさんの口癖は、「1ヵ月のうち25日は断酒会に費やしている」
でもどうせ今回も出席回数自慢のうちの1日にカウントされるだけなんだろうな。

講演内容等は少しずれるが、興味深い話があった。
「なぜ自助グループの会員数が減っているのか?」の問いに、
「病院やクリニックが患者を囲っている」という考察があった。
たしかに院内ミーティングやデイケアを行っているところも多い。
それはなぜか、答えは¥である。
医療機関も商売である、自助グループに行かれては金にならない。

それと、アルコール依存症の任意入院は3ヵ月が主流である。
俺もそれは決まり切ったことだと思っていたので何の疑いも無かった。
しかし講師の話でその裏側が何となく見えて来た、それはなぜか?
解毒するのに必要な日数が3ヵ月?
断酒プログラムを終了するのに3か月かかるから?
3か月経てば飲酒欲求も薄れるから?
いやいやそれは違う、3ヵ月過ぎと入院費が安くなるからだ。
アルコール依存症で入院する人は再入院するケースが多い。
ならば3ヵ月で退院させて、もう一度新たに再入院させた方が儲かるって寸法だ。

精神科も断酒治療よりも減酒治療が増えて来て患者確保に必死だ。。
使用薬物もノックビンやシアナマイドなどの抗酒剤で強制的に断酒継続をさせるよりも、
脳に働きかけ飲酒欲求を抑制し副作用の無いレグテクトや、
減酒治療で使用されるセリンクロなどが出て来た。
精神科も敷居が低くなったと言われるが、医者も所詮商売なんだよね。
そもそも日本は戦後に収容所としての商業精神病院を作り過ぎた、
というところに行き着く。


つづく。


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「癌」5年生存率

『愛は勝つ』のKANさんが、癌で61歳の若さで亡くなった。
「メッケル憩室癌」という2万人に1人発症の希少がんで、
無症状で発見は遅れがちになる癌だそうだ。

メッケル憩室とは小腸の中間部分にできる袋状の突起物のことで、それ自体がまれな存在。
その中で癌が発生する頻度も1%前後とされている。
一般的には無症状だが、メッケル憩室がんが腸の通り道を阻害することで、
腸閉塞が引き起こされ、激しい腹痛、膨満感、吐気、おう吐などの症状が現れることがあるという。

メッケル憩室癌は、一般的に早期発見の場合5年生存率は約70%だそうで、
俺の肝細胞がんよりも高い数字だ。
ちなみに肝細胞がんの切除手術後の5年生存率はステージⅠ期で55~65%
5年相対生存率は約60%と、他の臓器のがんに比べると低い値となっているが、
10年生存率をみると20%強にまで落ち込んでしまう。
一般的ながんでは、ステージⅠだと5年生存率と10年生存率はほとんど変わらないが、
肝臓がんの場合は発見が早期で根治的治療を行えたとしても再発するリスクが高いことが特徴。
以前にも書いたように、俺はがん細胞切除手をしてから余命10年として、
残りの人生を逆算して考えるようにしている。
妻や子供たちには「縁起でもない」と言われるが、
そう考えていたほうが、再発した時のショックが少ないと見ているからだ。
俺だってそんな考え方をしたくは無いが、酒の飲み方を間違えてしまった俺が悪い。
すべて自業自得なのである。
これ以上家族や周囲の人たちに迷惑を掛けたくないな。
しかし俺はあとどれくらい生きられるのだろう?

今日は妻が役員を務める断酒会家族会主催の研修会の日だ。
講演の内容は詳しく知らないが、家族会主催だから共依存やACのことが主だと思う。

妻「会場までの道がわからないから一緒に行かない?」
俺「了解!タクシーの運転手ね」
妻「勉強になるから一緒に参加しよ」
俺「顔を出しづらいよ、参加者は家族会の人ばかりでしょ?」
妻「そんなことないよ、去年は酒害者本人も来てたよ」
俺「そう?」
妻「うん」

家族会の研修会は午後からだから、
午前中にチンゲン菜の収穫とメダカ水槽の水替えを終わらせておくことにしよう。
金曜日に雨が降ったから、裏山のキノコの状態も見に行こうか。


つづく。


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軽のリフトアップ

走行中に外れたジムニーのタイヤが女の子を直撃する事故が発生した。
映像を見ると、結構な厚みのスペーサーが噛まされ、
その上でオーバーフェンダーが付いてワイドにしている。
これは競技用? 締め付け不足?
それともナンチャッテスペーサーでも装着したシティーオフローダー?

ジムニーは、そもそも重心が高く車高を上げる事で更に横転しやすくなる為、
安定性向上の為にトレッドを拡げる事は理解出来るが、その状態で公道を走るのであれば、
安全上問題の無い構造変更して白ナンバーにすべきである。

最近ジムニーだけじゃなく軽トラや軽バンのリフトアップをよく見かける。
下を覗くとブロックを噛ましただけで足回りはそのままだったりする。
安く済ませたい気持ちもわかるが、あれはで車の寿命も縮めるし、
走行性も乗り心地も最悪なはず。
それに、交換してもらうところは車検に対応する調整が必要なため、
認証工場ないしは指定工場で行うべき。

俺の愛車のトラックもタイヤのサイズに合わせて2インチ上げてある。
スペーサーも噛ませていないし足回りも全部変えて車検対応だ。
若かりし頃、俺の初ボーナスはすべてそれに消えた。若気の至りだ。
まあサスは少しへたり気味だが、35年間無事故だ。

30年以上前に驚くほどリフトアップさせた車に乗せてもらったことがあるが、
乗れないし、下りられないし、走らないし、曲がらないし、見えない、
というのが感想だった。


ハクサイが「取れすぎて」と農家から悲鳴が上がっている。
卸売価格は10月のピーク時の半額以下になっているのだとか。
大きいけど成長のスピードが早すぎて青々としている
深緑というか濃い緑はハクサイでも見たことがない色で筋も緑色っぽくなっている。
猛暑の影響でハクサイの成長が例年よりも早過ぎるのだ。
白菜としても季節感が実感できずにキチンと成長しきれなかったのではなかろうか?

たしかにウチの畑の葉物も成長が早い。
霜が降り始めてから収穫するものも既に収穫の最盛期だ。
昨日行ったお客さんのお宅の畑でも葉物が例年より早めに採れ始めているそうだ。
やはりウチと同じでキュウリとナスなどの夏野菜がダメだったそうだ。
帰りにレタスと柿とみかんをお裾分けして頂いた。
客「持って帰るかい?」
俺「ぜひ!今日は家に帰って褒められます(笑)」
それを家に持って帰ると、妻もばあちゃんも大喜びだった。
ただ、今は子供たちが一緒に住んでいないので余分は貰わないようにした。


つづく。


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合法ドラッグ

先日の祭りで配られたマンゴーとホワイトピーチ味のグミを食べた人たちが次々と体調不良を訴え、
うち5人が病院に搬送された。
グミを配っている人がいることを知った祭りのスタッフが、
『もらわないでください!』って言っていたそうだ。

男が配っていたのは、大麻由来の成分に似せた合成化合物「HHCH」の文字が袋に書かれた。
いわゆる“大麻グミ”などと呼ばれるグミであることが判明した。
「HHCH」という“大麻グミ”に含まれる成分は、現在規制対象外で急速に広まっているらしい。
危険ドラッグで大麻に含まれるカンナビノイドという化学物質の1つである
「THCH」という成分が含まれた食品が規制対象になったことを受け、
規制対象外の「HHCH」が急速に広まったという。
イタチごっこだね。

タイでは大麻が合法化されたが、大麻ショップが乱立し中毒者が多く出ているらしい。
現地で大麻を服用した日本人も、大麻中毒で病院に搬送されるケースが後を絶たない。
近年若者が薬物に手を染める割合が増加傾向にあることを考えると、
更に若者に浸透していってしまう危険性がある。

これがもし、酒を配っていて体調不良になっても「仕方ない」で済んでしまうだろう。
酒を適正に飲めない人は「酒は合法危険薬物だ」という認識を持つべきである。
アルコールは、ヘロインや大麻のような非合法薬物よりも有害で、精神安定剤だが依存性もある。
また、飲酒による病気や事故で俺のように入院に至ることもある。

酒は我が国ではコーヒーやタバコと同じように嗜好品と呼ばれるが、他の嗜好品と違った面をもつ。
冠婚葬祭、宴会・パーティー、晩酌、これらを不思議な光景とは誰も思わない。
つまり、古くから酒は社会生活に溶け込んでいるから厄介なのだ。

酒は、生活に潤いをもたらす、ストレスを解消する、人間関係をスムーズにする、というように、
さまざまなプラスのイメージがあるがその裏には、「酒害」と呼ばれる暗い事実が隠れている。
その代表がアルコール依存症だ。
アルコールは、麻薬や覚醒剤と同じドラッグの一種である。
合法であろうと非合法であろうと、ドラッグは脳とからだを破壊していく。
アルコールというドラッグは、現代の日本でたまたま合法化されているに過ぎないのだ。
イギリスで行われた「どれが最も利用者と非利用者に身体的並びに社会的な害を与えているか?」
という調査では、ヘロインやコカイン、タバコや大麻などを抑えて、
アルコールが1位になるという結果になった。

さまざまな害を引き起こすアルコールが世の中に出回り、嗜好品としての地位を確立している。
それにはアルコールマーケティングの極めて強固な特権的地位が影響していると考えられる。
大手酒造メーカーと税収が、酒を危険薬物ではなく嗜好品としている。

機会飲酒や習慣性飲酒の場合は、飲む量が適量であれば正常な飲酒といえるが、
連続飲酒が止まらなくなると、アルコール依存症の終末状態といえる。

「ほどほどに」が出来なくなるのがアルコール依存症なのである。


つづく。


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猫にマタタビ人に酒

酒やたばこに依存性があるということは周知の事実である。
ネコにマタタビを数年間、与え続けたらどうなるのかという記事を見た。
これまでネコに対するマタタビの依存性や毒性をきちんと調べた研究報告はなかった。
結論としては、ネコにマタタビを与えたり、
嗅がせ続けたりしても依存性やストレスへの影響は無いらしい。
数年間にわたりネコにマタタビを与え続けても、
肝障害や血液検査の数値は正常の範囲内に収まるという。

ウチのネコにも市販のマタタビ入りキャットフードを食べさせたら、
よだれをたらしたりグルグル走り回り、まるで酩酊しているおじさんのようだった。
マタタビは脳内の報酬系システムを刺激するので、
匂いを嗅ぐと幸福感をもたらすホルモンが出るのだとか。

猫にとってのマタタビは、お酒のような陶酔感を覚える植物として知られている。
一説によるとマタタビの実を食べた旅人は、疲れが吹き飛んでまた旅路につけると
言われたことに名前の由来があるとされ、人間にもある種の”酔い”を与えた植物だ。
しかし、依存性が無いからと言って過剰に摂取したり子猫にはあまり良くないようだ。
マタタビが過度に猫の体内に入ると、中枢神経麻痺など危険な症状に見舞われるリスクがある。
人間の子供に酒を与えないように、
幼少期の飼い猫に対してもマタタビを与えないようにするのが良い。

人間にとっての酒も、依存性が無く脳や内臓を壊す危険が無ければ、
アルコール依存症やアルコール性肝硬変などの病気も無かったのにね。
酒じゃなくても依存性が高く身体に悪いものを摂取しがちだ。

【もっとも中毒性の高い食べ物10】
1.ピザ
2.チョコレート
3.ポテトチップス
4.ビスケット
5.アイスクリーム
6.フライドポテト
7.チーズバーガー
8.炭酸飲料
9.ケーキ
10.チーズ

飲酒を我慢し断酒を続けている人からしてみれば、
上に挙げるようなものを我慢することなど容易なことである。
それだけアルコールは我慢しずらいものなのである。
断酒継続している人は自分を褒めて良いと思う。


つづく。


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コロナと減酒と断酒

コロナよりもインフルのニュースが多くなってきた。
去年の今ごろは俺も4回目のコロナワクチンを打っていた。
周りでコロナに感染した人も症状は軽かったと聞いたので、俺も5回目からは打つのをやめた。
マスクも、役所の中や不特定多数の人が集まる建物内以外では付けていない。
俺は今までコロナ以外はワクチンというものを打ったことが無かった。
インフルのワクチンも受けたことが無い。

日常生活も元に戻り始め、アルコール依存症もコロナのせいにできなくなってきた。
俺はコロナ前から断酒しているが、もしコロナ流行時にまだ飲酒してる状態だったならば、
「よし、これは好都合、暴飲をコロナのせいにしちゃえ」と思い、
飲酒量もきっと増えていたことだろう。

そもそも、コロナ禍でアルコール依存症に近い症状になってしまった人は、
普段はあまり飲まなかったのに、リモートワークなどで外出する機会が減少し、
酒量が激増してしまった人のことを指すのだと思う。
コロナが流行する以前から酒浸りになっていた人はコロナアル中ではない。

コロナ渦であろうがなかろうが、自分の中で飲酒をコントロールできなければ、
酒への依存度がどんどん高まり、アルコール依存症になっていく。
そこに来てコロナ禍は、アル中の得意技である隠れ飲みをしなくても家族からも文句を言われず、
心置きなく飲める暴飲の絶好のチャンスだったとも言える。
そんな人の数も含まれるので、コロナ禍でアルコール依存症になる人が増えたのだと思う。

コロナ禍で酒の摂取量の多さに気づき、医療機関を訪れる人に対し『減酒外来』が増えている。
そともとアルコール依存症の治療としては『断酒』が基本だった。
しかし最近では、そこまで症状が進んでいなくても受診できるようになっている。

ただ、俺個人としてはアルコール依存症の回復には断酒しかないと思っている。
酒に溺れた人に減酒を勧めても、少量の酒は呼び水にしかならないと考えるからだ。
現に医師から「思い出してしまうからノンアルコールビールも口にするな」と言われている。
あまり良くないことだが、物事を斜め方向から見る癖のある俺は、
減酒療法は患者を確保するための病院の戦略だと考えてしまう。

自分の酒量を不安に感じた段階で減酒外来を受診するような人は、
自分のことを客観的に見ることができているから減酒療法が可能なのだ。
かつて俺が血反吐を吐いて入院したような大事に至ることはまずないように思う。

予防のための減酒と、アルコール依存症の断酒とは次元の違う話だと思う。


つづく。


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ビンより缶

昨日は消防特別点検のことについて書いた。
寒空の中、OBの人たちや現役団員との話していると、
〇〇さんの息子さん、△△さんのお孫さんに出会った。
OBのお宅には既に息子さんへの新入団員の勧誘も来ているそうだ。
ウチの長男は現在遠方に居て、就職後は東京ということを周知してあるので、
我が家には新人勧誘に来ていない。
消防団に限らず政界や芸能界でも二世議員や二世タレントが続々と出てきている。
時代の移ろいを感じた。

土曜日に詰め所におじゃました時、テーブルの上の変化を感じた。
昔は日本酒の一升瓶、ビール瓶、焼酎のペットボトルが並んでいたが、
最近は缶チューハイや缶ハイボールが主流だそうだ。
普段から飲みなれているということと、
コスパよりも洗う手間が省けるので片付けが簡単なほうを選んでいるそうだ。

缶ハイボールより、ウイスキーを瓶で買ってハイボールを作ったほうがお得?
そんな記事を見つけた。
そういえば俺もこの病気にかかる前、そんな計算をしていたなと思い出した。

角 ハイボール缶が1本196円
角瓶700mlが1910円、炭酸水500mlが50円とする。
1杯分はおおよそウイスキー70mlが191円 + 炭酸水250mlが25円 = 216円
よって、自分でハイボールを作ると、缶で購入するより20円高い。
そうなると、もっと安いウイスキーで作れば缶よりお得ということになる。
俺が飲んでいたころ安いウイスキーは4000mlで4000円弱だったと記憶する。
1mlが1円と換算すると70円+25円=95円となる。
それなら缶ハイボールの半値で飲める。

当時の俺は焼酎党だったので、焼酎で同じように計算していた。
最初は麦や芋などの乙類を好んで飲んでいたが、乙類は甲類より値段が高めだ。
減りの早い財布の中身と相談して、上記と同じような計算をし始めた。

安い焼酎は当時4000mlで2000円くらいだから1mlあたり0.5円だったかな、
それを毎日400mlくらい飲んでいたから1日に200円。
割るものは水でもお湯でも良かったので計算には入れていない。
ビールよりもウイスキーよりも日本酒よりも効率よく酔えるのが焼酎だという結論に至った。
そしてそれを忠実に実行していた。
酒に侵された頭で考えた血のにじむような涙ぐましい努力だ。

より安く効率的に酔いたい人は、焼酎甲類取っ手付きペットボトルに行きつく。
それを買いだしたら、アルコール依存症は初期から中期に入っているかもしれない。
俺のように末期になる前に、家族の人は注意して見ていてもらいたい。


つづく。


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3年ぶりの特別点検

昨日の日曜日は、消防特別点検を観覧してきた。
今年は行こうか行くまいか迷っていたが、俺の一期前の分団長だった同級生に誘われた。
まあ自分がやるわけじゃないし、OB会にも籍を置いているわけだし、
昔を思い出すようにその誘いに乗った。

土曜日の点検前最終練習(車両洗い)に、差し入れを持って出身部の詰所に少し顔を出した。
時刻は19時ごろだったので、車両も装備もピカピカになった後だった。
まあその時間を狙ったんだけどね。
詰所の2階ではすでに前夜祭が始まっていた。
俺の出身部は代々酒豪を多く輩出している、そんな土地柄だ。
体質が「昭和」だから、和を以て飲みニケーションを大切にしていた。
俺が居たころは、前夜祭で飲み過ぎて本番前の会場では、
他の部から、「あそこの部の連中は酒臭い」とか言われていたほどだ。

「上がって行ってくださいよ~♪」と誘われたが、
入り口で「明日は頑張ってね」と激励だけして帰宅した。
詰所の2階はとても良い雰囲気、あの輪に入ってしまうと昔を思い出してしまう。
俺の断酒継続も途切れてしまう ヤバイヤバイ。

そして翌日朝7時30分、友人の車のクラクションがプップと鳴った。
いざ出発という時、彼の服装を見るとモワモワのジャンパーを着ていた。
「ちょっと待って」と、俺も厚手の上着に着替えネッグウォーマーを手に持った。
天気予報では最高気温が12℃、先週末の半分以下の気温だ。
巷では木枯らし一号が吹いたとかまだ吹かないとか言っている。
特別点検は中学校の校庭で屋外だから風も強い。
気候的には例年通りの特別点検の雰囲気になって来た。

しかし会場のグラウンドは冷えた、早朝のほうが温かかった。
無事に特別点検の全ての行程がスムーズな内に終わり、多方面の人たちに挨拶をして帰った。
帰る間際に出身部の後輩たちから「慰労会来るんてしょ、待ってますよ~♪」
行かない行かない。
彼らの輪の中に入って素面でいられるわけがない。

彼らの中の俺は、一緒に飲んでバカ騒ぎする仲間という認識だ。
「肝臓が~」とか「断酒中だから~」とか言うと、その場がシラケてしまうので、
「午後から予定が入っているんだよ」とウソをついてそそくさと帰って来た。

今月は各自治体で消防特別点検が行われている。
来賓の首長や議員、消防署長や警察署長も11月の毎週日曜日は大変だ。


つづく。


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飲酒後の麺類

寒い、身体が慣れていないため非常に寒い。
強い寒気が流れ込み、今季これまでで一番の強さで12月並みだそうだ。
しかし最近の12月は暖かい、どのレベルで12月並みなのだろう?
そろそろネッグウォーマーも引っ張り出すか。
冬用タイヤに履き替えるかな。
去年は気温が高く汗をかきながらのタイヤ交換だった。
「ホントに寒くなるの?」と思っていたが案の定、去年は一度も雪は降らなかった。

寒くなると夕食には鍋が食べたくなる。
そうなると出汁取りのきのこが欲しくなる。
と言うことで、キノコを採りに山に入った。
今週は2回雨が降ったことだし、いくらかは出ているかな?と、
裏山の秘密のきのこスポットに行ってみた。
最近クマ出没のニュースが飛び交っているが、この辺りはクマは出ない。
でもちょっと「熊」が脳裏によぎった。

スポットに到着するとちらほらとキノコが生えていた。
しかしいつも採れる場所はシカに食い尽くされていた。
クマは居ないがシカとイノシシは生息している。
その場所には、けもの道とシカの寝床も出来ていた。
まあ、毎晩この辺でシカの鳴き声がしているからな。
しかたなくいつもの場所から少し離れた場所にあったキノコを数本採って帰って来た。
シカの食い残しか新たに朝生えた数本だが、1回の夕食の鍋に入れるには十分の量だ。

寒い日に身体を温めると言ったら熱い麺類。
だが肝臓を壊してからは油分塩分多めのラーメンは食べていない。
酒を飲んでいたころは、飲んだ後に夜明けのラーメン屋に行ったものだ。
酒を飲んだ後は、ラーメンやうどんなどの麺料理を食べたくなった。

飲酒後に麺料理を食べると二日酔いになりにくいと未だに主張する人がいる。
アルコールの摂取により、脱水状態になりやすいため、体が水分、塩分を必要とする。
糖分が肝臓でアルコールが分解される際にエネルギーとして消費される。
これにより脳は真っ先に不足した糖、すなわち炭水化物を体が欲する。
いくら脳は「食べたい」と思っていても、胃腸は「今、消化で忙しいから無理!」と言っている。
脳が勘違いしてエネルギーを得ようとした結果、炭水化物をついつい食べてしまう。
アルコールは脳を麻痺させる性質があるので、
ふだんは食事に気をつけている人も、酔うと「まっ、いいか」という気になって暴飲暴食しまう。

俺は6年以上前に酒を止めたが、飲酒後に限らず暴飲暴食したくなったら、
「待てよ。これは脳が勘違いして起こったまぼろしの食欲なんだ」と自分に言い聞かせて、
壊してしまった俺の肝臓のために、ぐっとがまんをするように心がけている。
もし飲酒欲求が沸き上がっても、「脳ミソの勘違い」と冷静に判断しよう。


つづく。


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来年度の役員決め

妻が断酒会家族会の例会に行ってきた。
22時過ぎに妻が帰って来てバタバタしている音で目が覚めた。
「おかえり、例会はたくさんの人が来たかい?」と聞くと、「いつものメンバーだよ」と。
来年度の役員も打診されたようで、困っている様子。
でも半分固定メンバーみたいなものだから、その中で役を回すしかないんだよね。
しかし、固定メンバーが4人で支部会長1名副会長2名会計1名では、組織的に無理がある。
「役員定数を減らしてもらえば?」と言っても「私からは言えない」と答える。
それじゃあ仕方ないね。
4年前、彼女が役を引き受けるときにも、
「任期2年なんだから、後釜を見つけてから役を受けろよ」と俺は言った。
なぜならば、俺は過去に何度も役を安請け合いして逃げられなくなった経験があるからだ。
しかし、断酒会支部もその家族会も、俺が入会した6年前からメンバーがほとんど変わっていない。
同じ人たちの年齢が6つ増えただけで、高齢化も激しい。
役が回ってくるニオイがし始めたころから、俺は断酒会との距離を置くようになった。
付かず離れず顔を忘れられない程度の出席率を保っている。
たまに来る新しい人も、2~3回お試しに例会に来ては消えていく、定着しないのだ。
受け入れ体制にも問題があるのだろうが、いつどこに居ても情報が簡単に入ってくる時代だ。
アルコール依存症の回復方法も無限にある。
精神病院と自助グループがセットという時代ではなくなったのだと思う。


補助金が出ているのにガソリンの値段が変わらない。
ガソリン補助は石油元売り会社に補助金を支給することで卸価格を抑制し、
ガソリンスタンドでの店頭価格を抑える仕組みのはずだが、
支給相当額が小売価格に反映されていない。

石油元売り3グループは好決算で、
ENEOSが前年同期比2.3倍、出光興産が同2倍、コスモが同2.8倍
62億円かけた民間調査は従来の調査と内容が重複しているうえ、効果検証にも使われておらず、
ガソリンスタンドの価格モニタリング業務も、効果が疑問視されている。
単に石油元売りからスタンド業界が潤っただけで消費者にはほぼ還元されなかったと思われる。
補助金が届くべき場所に行くまでに摘まんでいる連中がいるから届くべき金額が減ってしまう。
まあ美味しいものが目の前にあればつまみ食いするよな。
支給した補助金が消費者に還元されずに元請企業とガソリンスタンドに利益になることは、
容易に想像できたはずだがな。

ガソリン税として徴収している二重課税と消費税を無くすか調整した方が確かな効果がある。
元請に補助金を支給せずに、トリガー条項の凍結を解除すれば、
消費者にとっては、価格の透明性が確保できたのは明らか。
トリガー条項の凍結解除ならば、62億円をかけた価格調査も不要だったはず。
国民が求めているのは2重課税の廃止や補助金などボッタクリの税制を改めることであって、
こんな小手先のバラマキではない。


つづく。


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