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身体の痛み

例年ですと、本日は入学式、始業式ですね。
校庭の桜も寂しそうです。

退院して半年が過ぎたころの話です。
なかなか身体が元に戻らない、膝が痛い、腰が痛い、腕が90度以上に上がらない
疲れ安い、眠りが浅い、数えだしたらきりが有りませんでした。
疲れ安いのは肝硬変の影響だと思います。
年のせいだと言うにはまだ気が早い気がします。運動不足も原因の1つでしょう。
  
病気で2度も死にかけて、生きているだけで丸儲けなのはわかっています。
でもここまで来るのに家族に迷惑をかけたり、仕事に穴を空けたり、
皆さんに恩返しをするのはこれからなのに、身体が万全ではありません。
周りの人には「もうぜんぜん大丈夫」とか「酒を飲まない以外は前と一緒だよ」とか
強がりばかり言っているけど1番わかっているのは私本人です。
  
ある新年会の席では正座しないと腰が痛い、あぐらをかかないとトイレに立つのに膝が痛い。
当然ながら酒は飲めない、脂っこいつまみや塩辛いつまみは食べられない。
9カ月のブランクでなかなか会話に溶け込めない。
チユーハイの焼酎抜きとハイボールのウイスキー抜きを何杯もジョッキでのんでやりました。
時間が過ぎるごとに酔っ払っていく仲間を見ながら、
[俺も病気になる前はこうだったんだなぁ」と端からさめた目で見ていました。

ソフトドリンクで私の胃はチャポンチャポンになりながらも、
一応、存在だけは知らしめることが出来ましたが、とても長い2時間でした。
痛くて長い時間同じ体制を取っていられないことは隠し続けました。
以前にも書きましたが、酒宴の席でも不思議と飲酒欲求は湧いてきませんでした。

他の忘年会、新年会、旅行はすべてキャンセルできたのは幸いです。
旅行に行かないのは決定していますが、年に何度か出席しなければいけない酒宴は有ります。
これからもこの辛い2時間を我慢しなければならないと思うと仮病でも使いたくなります。
でもそれを休むと、陰で良いことは言われない。
それがわかっているからイヤイヤながらも出席しています。
  
因果な病気にかかってしまったものです。
それも全部自分のせい、自分が酒に対してだらしなかったから招いた結果です。
気付くのが遅かったと反省しています。
精神的に追い込まれていなければ、
酒に対してもっと我慢できていれば、
ほかの事に打ち込めるものを見つけられていたらば、
もっと普通の生活が送れていたのにと思うと、悔いばかりが残ります。
でも今更そんなことを言っても仕方がない。
私はアルコール依存症と肝硬変にかかってしまったんです。
大事なのはこれからをどう生きていくかです。
私には私なりの生き方がきっとあるはずです。きっと見つかるはずです。
未来を見据えて進むしか有りません。
これからも精進いていきます。

つづく。








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