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入院記念日

4月14日は、3年前に精神病院に入院した日です。
やっと3年経ちました♪

周りからは、キ〇ガイ病院と呼ばれていた病院です。
入院前、連続飲酒と栄養失調でボロボロになっていた私を救ってくれたのがその病院です。
ボロボロになった私を。5ヶ月もかけて退院にまで持って行ってくれたのがその病院です。
保護室から閉鎖病棟、その後に開放病棟と、
普段の生活とはかけ離れた、まるでそこで時間が止まっているような入院生活でした。

心身共に不安定な状態でも、並行して院外での肝硬変の治療も行われました。
心配していた肝硬変も、現在ではチャイルドピューCからAまで回復しました。
3年生存率から言うと、40%から93%まで上がったということです。
入院してから丸3年が経ち、私はその93%の中に入っています。
とても喜ばしいことです。
しかし、10年生存率は25%弱なんですよね・・・
厚生年金の繰上げ受給も思案中です。

家庭も仕事も以前のように普通にやっています。
一度エコー検査で肝細胞がんの疑いがありましたが、何とか今も生き続けています。

人によって見解にばらつきはありますが、
飲酒が毎晩習慣化するだけで、アルコール依存症初期、
離脱症状が出てきてアルコール依存症中期から後期、
連続飲酒でアルコール依存症末期
と言われています。
私が毎晩晩酌をするようになったのは20代後半、
ここで既にアルコール依存症初期に入っていたことに気付きました。
離脱症状がおき始めたのが入院する2年前くらいから。
ここでアルコール依存症中期から後期になっていました。
そして連続飲酒になった入院半年前には末期に入っていたということです。
私の場合、中期から後期のころからアルコール依存症が発症したものとばかり思っていました。
毎晩晩酌をするようになった20代後半にはアルコール依存症だったんですね。
  
そう考えると、毎晩晩酌するくらいでアルコール依存症だと言うならば
どれだけの人がアルコール依存症なんでしょう。
文献によると約百数万人いると書いてありますが、
はたしてどの程度の人のことを言っているのだろうと疑問に感じました。
実際はもっと多くの人がアルコール依存症にかかっているのではないかと思いました。
  
私の住んでいる場所は田舎なので、何かにつけ“酒”を飲む機会が多くあります。
冠婚葬祭、祭り、寄り合い、忘新年会、会議の後も。
人が集まれば“酒”が付いて来る土地柄です。酒の消費量はとても多いと思います。
そうなると私の周りの人の大半がアルコール依存症となります。
断酒会の同支部の中でも、私と同じ地域出身地の方が多数いらっしゃいます。
アル中と気付いて病院や自助グループに繋がりを持てたことは私にとっての収穫です。
気付けずに、気付いたとしてもそれを否認して早死にする人が多数いることも事実です。
恥ずかしくても勇気を出して早く病院、福祉課、自助グループの戸を叩いてください。

手遅れになる前に。

つづく。








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