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断酒で人体実験

コロナ自粛のために自宅にいる時間が多くなったと思われます。
ヒマな時間は危険です!
みなさん、決して酒に溺れないようにご注意ください。

思い返すと、断酒開始当初はなかなか寝付けなかったです。
以前は毎晩飲んで酔ってイイ感じで眠くなった流れで寝ていたので、
アルコールを睡眠薬代わりに使っていたのかもしれません。
断酒を続けていくうちに「酒を飲みたい!」と突然思うこともありました。
しかしそう思っても、欲が出て来て自分の身体で実験してみたくなりました。
「断酒を続けるとどうなるのか?」と強い興味が沸きました。
更に、「周囲の人の反応は変化したかな?」と確認してみたくなりました。
家族は、酔っ払いが突然に常時シラフになったので、
面倒なことがひとつ減ってスッキリしたと思います。

私の断酒の方法ですが、食事中に飲んでいた酒をコーヒーと炭酸水に置き換え、
肝臓のための制限食に堪えています。
炭酸水では、さぞかし味気なかろうと思っていましたが、問題ありませんでした。
液体だったら何でも良かったのかもしれません。
精神科医が言うには、断酒には「人とあまり会わない生活」を実行すると成功率が高いそうで、
寄合いや忘年会、新年会には出席しないことだと言っていました。
シラフで酔っぱらいの相手をするのもめんどくさいので、かえって好都合です。

断酒を継続し、肝臓の数値も少し良化するとほっとします。
肝硬変のチャイルドピューもAランクになりました。
  
体調面では、制限食のおかげですこぶる良いです。
冷静に考えたら酒のツマミを食べる必要がなくなったので、
その分体調が良くなったのかもしれません。味や匂いにも敏感になったと思います。
節煙した後にもそうなりましたが、それより更にという感じ。
ともあれ酒の飲み過ぎが、味覚や嗅覚にかなり影響していたように思います。
それから、知識としては知っていたものの、驚いたのは「血圧の低下」です。
私は高血圧気味でしたが、断酒したら明らかに血圧が下がり正常範囲になりました。
今は上が105、下が55で安定しています。
「飲酒ってこんなに血圧に影響していたんだな」と自分の体のことながら、
その現象を興味深く見ました。
  
そんな感じで、断酒がもたらす「いいこと」は多々あるように思います。
最近は、自分が別人になったような感じで断酒が続いている気がします。
  
断酒直前には、アルコール依存症について何も知りませんでした。
漠然としたイメージと偏見でアルコール依存症を想像していたくらいで、
アルコール依存症については無知だとわかりました。
せいぜい「酒を飲み過ぎると離脱症状で手が震える」くらいの認識。

ハッキリ言って、アル中の人のことを下民と見下していました。

そこで、ネットや書籍でアルコール依存症について調べてみました。
断酒開始後に時間がたっぷりできたので、すぐにいろいろな事実がわかりました。
このように、私は断酒を始めて良い事ばかりが起きているように感じています
これからも迷惑をかけたすべての人に償いをするべく断酒継続していきます、


つづく。







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