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CTで引っかかった

昨日、8/20(木)
年1の造影剤入りCTの結果を聞きに病院へ行った。
予定時刻を1時間ほど経過してから診察室に入り、モニタに写る画像を見ながら診察を受けた。
そると先生が「コレ見て」と、俺の肝臓の一部に写る白くぼやけた個所を指さした。
(あ~、1年半前にエコーで白い影が写っていた時とおんなじだ)
でも、その時の再検査のCTには何も写らなかった。
今回はCTに写っていた。
6~8mmほどの大きさの結節らしきものだった。
良性か悪性か、それとも前回のエコーの時みたいに消えてなくなるか?

8/31(月)に造影剤入りMRIとエコーの予約を入れて来た。
検査結果が出るのは 9/3(木)

血液検査の数値は良好、腫瘍マーカーの数値も低い。
甘いものは増えたが、食事には気を付けている。
もちろん酒は3年以上飲んでいない。

日本では、肝炎ウイルスの慢性感染による肝がんが8~9割を占め、
アルコール性肝硬変から肝がんに進行するケースは多くないとは言え、
その可能性が無いわけではない。

また半月、どんよりとした不安な日々を過ごさなければならない。
ビビりな俺には、辛い半月だ。


ダメだ、今日はもう書けない。

また明日♪

つづく。



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酒は悪くない

早朝ようやく涼しく感じられるようになってきました。
夜中に1度も起きることなく熟睡した結果、
本日は寝坊です。


(2020.02.01の日記より)
04:30 起床からの二度寝
05:30 朝のルーティーン
06:45 ネコごはん → 洗髪 → 朝食
10:40 息子送り → 買物 → GS → 帰宅12:30
14:00 パン昼食
20:30 夕食
22:45 息子迎え → 帰宅 23:00
23:30 事務所を後にする → 夕食 → 就寝
  
 
「酒が悪い訳じゃない」

表記の通り、酒は悪ではない、問題のある飲み方が悪いだけだ。
昨今問題視されているストロング系も、ゆっくり飲めば普通の酒だ。
我々アルコール依存症者は、酒を美味しいと思って飲んでいるわけじゃない、
酔いたくて飲んでいるわけでもない。
ただ、心に空いた穴を塞ぐべくエチルアルコールを口に運ぶという単純作業を繰り返し、
喉に流し込んでいるだけなのである。
それでは何故、飲酒という行為を繰り返さなければならなくなったのか、
そこが問題なのだ。

俺の場合は「仕事の甘さ」だ。俺はとにかくヒマな時間を恐れた。
しかし、ハイリスクなことには勇気を出すことが出来なかった。
そこで身近にある酒に手を出した。

元々酒好きだったので、アル中になるまで時間は掛からなかった。
その結果、回りに迷惑をかけ、信頼を失い、肝臓を壊し、現在に至る。
信頼の回復と健康の維持を念頭に置き、出来ることから頑張るつもりだ。
まずは遅ればせながら家族を、特に妻を大切にしたいと思っている。

つづく。



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酒は危険薬物!

今日は幾分涼しい朝です。
暑い暑いと言ってても、徐々に秋が近付いて来てるんですね。



(2020.01.31の日記より)
04:30 風呂 → ゴミ → 朝のルーティーン
06:20 ネコごはん → 朝食
06:50 息子送り → 帰宅 07:20
08:00~仕事
22:35 息子迎え → 帰宅 22:50
23:00 事務所を後にする → 夕食 → 就寝23:45
   
   
アルコールは危険薬物!

アルコールは「最悪の薬物」という見方をする医療関係者も多い。
アルコールはなじみのドラック(薬物)といえる。
多くの人はお酒を楽しみながら飲むが、中には飲酒が深刻な問題になってしまう人もいる。
事実、アルコールは、ヘロインや大麻といった非合法薬物よりもずっと有害だ。
アルコールは精神安定剤だが、依存性もある。
酔ったうえでの事件や事故が多いうえ、脳や内臓に悪影響を与える。

アルコールの使用から依存に陥る人の割合は、22.7%。タバコは67.5%、大麻は8.9%
アルコール依存者の割合が多いのは、ベラルーシ(11%)、ラトビア(10.4%)、
ハンガリー(9.4%)、ロシア(9.3%)、米国(7.7%)、最低は中東の0.4%。日本は1%
日本の依存者の割合が少ない理由のひとつは、
もともとアルコールを受けつけない人が多いということである。
日本では1回に大量の酒を飲む飲み方が多いことも忘れてはならない。

飲み過ぎると、逆に気分が落ち込むことがある。
自殺者の多くは、飲酒問題を抱えていたことがわかっている。
アルコールとタバコは、大麻、LSD、エクスタシーといった違法薬物よりも危険である

日本は、薬物に過剰に厳しく、アルコールに甘い国である
世間では、「違法薬物は怖い、怖い」と言うが、
健康や社会に対する被害という視点に立ってみれば、アルコールが一番問題のある薬物なのだ。

わが国では、酒は趣向品として長年に渡って法によって守られてきた。
もしアルコールが違法薬物として認定されたら、この国はそう変わっていくのだろう?
毎日晩酌を楽しみにしている人、飲食店を経営している人、
旅行や冠婚葬祭、新年会や忘年会などの会合はどうなってしまうのだろう?
酒を断った俺にしてみればどうってこと無いが、
たぶん暴動が起きるだろうね。

つづく。

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ストロング系

(2020.01.30の日記より)
04:30 朝のルーティーン
06:20 ネコごはん → 洗髪 → 朝食 → ゴミ捨て(スチール)
07:10 息子送り(寝坊) → 帰宅 07:40
08:00~仕事
22:35 息子迎え → 帰宅 22:50
23:10 事務所を後にする → 夕食 → 就寝24:00
   
   
ストロング系について考えてみた ↓

・酒は人類最古にして最悪の薬物である。危険薬物として規制が必要だ。
・「ストロング系はやばいよね」と言う。
・ストロング系は、酒税のイタチごっこの果てに生まれた怪物。
・日本の酒税政策は日本人のメンタルを悪化させる
・酒税改訂で、酒造メーカーの努力を国が即座に潰しに来ると言う。
 アルコールによる健康被害など Out Of 眼中!
・日本人のエチルアルコール(焼酎甲類)の消費量は変わっていない。
・ビールの税額は350mlで77円、発泡酒は47円、ストロング系28円。
・2026年10月までにビールと発泡酒の税率は、350mlあたり55円程度に、
 チューハイは現在の28円から35円の予定。
・なぜ12%のスーパーストロングが出たのか?
 12%を超えると酒税が上がるからというだけの理由。
 規制が無ければ15%も作れると威張っている。
   
   
ストロング系チューハイに対して指摘されている問題点は次の2点。

1.高いアルコール度数による依存症(とそれに伴う迷惑行為・異常行動)
2.人工甘味料とエチルアルコール(バイオエタノール)による人体への悪影響
 ストロング系は酒というよりも、単に人工甘味料を加えたエチルアルコールだ。

「安く酔えるから」と、何の気なしにストロング系にハマると、取り返しのつかないことになる。
アル中予備軍の人は、安いからと言って、むやみにストロング系を飲み過ぎないことだ。

俺みたいにならないように、日々注意すべし!!

つづく。



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主に質問

お盆も明けましたが、暑い日が続きますね。
休み気分を引きずって、酒に逃げないようにしたいですね。


(2020.01.20~.01.28)
身内に不幸があり、日記の更新はタイムスケジュールのみになる。

(2020.01.29の日記より)
04:30 ゴミ出し(ペットボトル、資源ごみ)
04:40 朝のルーティーン
06:20 ネコごはん → 洗髪 → 朝食
06:50 息子送り → 帰宅 07:20
08:00~仕事
22:35 息子迎え
23:00 事務所を後にする → 夕食 → 就寝
   

あるサイトでサイト主へ質問してみた。
 
俺 ↓
主さんこんにちは。
最近では節酒による治療も行われているようですが、主さんはそれについてどうお考えですか?
私の見解としては、節酒で我慢できるならば、その方は上手に飲酒できる人です。
たぶん病気にはなっていないと思われます。
我々アルコール依存症者は、酒を一度口にすると、
ブラックアウトするまでとことん飲んでしまいます。
なのでこの病気になってしまったならば断酒しかないと私は考えます。
主さんは節酒治療について、どうお考えですか?
    
主 ↓
コメントありがとうございます。
七(なな)さんの今回のご意見が、一番多い一般的な考え方だと思いますよ。
実は私も以前は全く同じ考えでしたし、私自身その考え方で断酒に成功し今に至っております。
ただ、私が心から伝えたいことはそこではありません。
八方塞がりの苦しんでいる方に「断酒しかない」は精神的に大きな負担になってしまい、
余計悪い方向に向かってしまう方が私の相談者さんにもかなり多いんです。
一度「断酒」という雁字搦めの語句から離れてみることで、新たな断酒への扉が開く。
私の人生の結論として今はそう深く考えております。
   
たまにネットを使っていろんな人の意見を参考にするのも良い。
共感できる部分もあれば、意見が相違する部分もある。
アルコール依存症克服並びに断酒については、思考も治し方も人それぞれである。
正解など無い。

俺はオレ流でこれからも病気と立ち向かっていく。
   
つづく。




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俳優さんの自死

コラムを読んだ。

先日、人気俳優さんが突然自殺した。
現場を発見されたというのだから、間違いはなさそうだ。
2年くらい前から酒量がかなり増えてきていて、自暴自棄になっていたという話もある。
診断基準の上では、アルコール使用障害(アルコール依存症)にあてはまると思われる。
アルコール依存症による自殺は年間7000人程度と推定されている。
彼もその一人であった可能性は小さくない。
少なくともマスコミで書かれているネットでの誹謗中傷や、
あるいは、生真面目な性格のためにうつ病のような状態になっていたとしても、
アルコールが自殺決行の契機になった可能性はかなり高い。

死にたいと思っている人が、アルコールを飲むと、
本当に自殺行動をとってしまうというパターンは珍しいものではない。
俺も、入院前の末期には「自殺」の2文字が脳裏を横切った。
「このまま死んじゃえば楽になれるかなぁ?」と。
でも、残された家族のことを考えると、踏み止まることが出来た。

WHOによると、アルコールは若年死と身体障害を引き起こす世界3位の原因になっており、
世界中で多くの人の命を奪っているらしい。
日本ももちろんそれを認めているのだが、
WHOは、各国政府にアルコールのマーケティングを規制するように要望も出している。
それを先進国の中で唯一まったく無視しているのが、この日本だ。

酒の24時間販売や安売りが堂々と行われる。
海外では、夜中は酒が買えなくなる。
24時間営業の巨大スーパーでも当然のことだ。
日本の場合、コロナの自粛で一人飲みを強要され、コンビニで24時間酒が買える。
これでは飲酒に歯止めがかからない。

そして問題視されるのが、アルコールの広告だ。
これもWHOの勧告もあって、海外ではまず飲酒をしているCMは見られない。
日本の場合は、CM出稿数のベスト10のうち3社くらい酒の会社が入っている。
テレビ局は、金の為なら毎年何万人死んでいてもWHOの勧告を平気で無視する。

アルコール依存症の3大死因は、肝硬変、心不全、不慮の事故だそうだ。
アルコール依存症とは、一言でいえば進行性で死に至る病。
日本人の平均寿命は82歳になろうとしているのに、
アルコール依存症者の平均寿命は約52歳。
その差が30歳もあることから、いかに危険な病気であるかが伺われる。
進行性の病気なので、習慣的に飲酒が始まる前に、耐性が増加する前に、
何らかの手当てをすることが望ましい。
進行すればするほど、回復は困難になる。

アルコール依存性は『緩慢なる自殺』
事故、脳出血、消化管出血、肝臓障害、膵炎、心臓病、糖尿病、脱水、飢餓、自殺

アルコール依存症の死因に、飢餓、自殺があることを忘れてはいけない。

つづく。



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お盆は酒盛りだった

今年の盆休みは、仕事が休みでも肝臓に疾患を持っている俺は、うかつに人混みに出られない。
というかそんな勇気が無い。コロナが怖い。
納涼祭も、盆踊りも、寺の施餓鬼会もコロナの影響で中止になった。
遠方に居る子供たちも、職場や大学から「帰省しないように」と止められている。
今年はご先祖様といっしょに、静かな夏休みを自宅で過ごすことにするよ。

飲んでいたころのお盆は、酒無しでは語れなかった。
盆棚の飾りつけをし、お盆様を迎えて親戚と酒盛り。
次の日は盆踊りの準備から始まり盆踊り本番で酒盛り。
途中途中で来客があると酒盛り。
来客の中に子供が居ると、川原BBQで酒盛り。
毎年、お盆は仕事をしているよりも疲れた。
しかし、今年は例年通りとはいかない。少し勝手が違う。

コロナ禍でも以前の俺ならば、
1人でも朝から深夜まで、睡魔に襲われるまで飲み漁っていたことだろう。
飲んでは寝ての繰り返しだったろう。

近年のお盆を振り返ってみると、
3年前は、精神病院に入院中だった。
2年前は、夏休みの改修工事で仕事漬けだった。
1年前は、帰省する子供たちの送迎、末っ子の受験、断酒会の例会回り。
そして今年のお盆は、自発的に不用意な外出を自粛することを決めた。
どっちにしろ、酒とは無縁のお盆を過ごしているので、飲酒欲求など起きない。

最近断酒を決意した人にとっては、自粛ムードの連休は辛いと思う。
肝硬変で抗酒剤を服用できない俺がやってきた飲酒欲求対処法は、
とにかく「ヒマ」を作らないということだ。
酒に気が向かないように努力している。

猫は以前から飼っていたが、その他にメダカも飼い始めた。
畑で野菜の栽培を始めた。
入院時から続いている日記と、30分刻みのスケジュール表も日課になった。
早寝早起きで毎日のルーティーンを構築し、規則正しい生活リズムを心がけている。
末っ子の大学受験も終わり、少し余裕が出てきたので、
今年3月から始めたこのブログも日課の1つとなった。

病気になる前はヒマな時間を恐れるが如く、空いた時間を飲酒で埋めていた。
最近、仕事以外は単調な日々の繰り返しで、たまには発散したいときもある。
でもそれを我慢して、酒の無い日を一生続けるよ。
今まで好き勝手なことを散々やって来たんだ。
それくらいのこと、耐えられるよ。

つづく。





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お盆は病院で

俺はどん底だった自分を定期的に振り返るようにしている。
それは、あのころのダメダメだった自分を忘れないためだ。

3年前のお盆は精神病院の中に居た。
2週間の保護室、2ヶ月の閉鎖病棟の入院を終え、
解放病棟での断酒プログラムも1ヶ月を過ぎ、
院内プログラムと各自助グループの例会やミーティングにも慣れて来たころだ。
真夏の暑い日も病院内はエアコンが効いていて快適だった。
7月末から8月の頭にかけて、1回目の義務外泊も済ませていた。
義務外泊では、お盆には病院に戻らなければならないので墓地の草取りと墓石を磨いた。
清掃中には姉夫婦も様子を見に来てくれた。
近所のおばさんも「退院おめでとう」と言ってくれたが、
「また病院に戻らなくちゃいけないんだ」と返した。
その義務外泊中にはスリップ事件もあった。
500mlのチューハイ、それもストロングを飲んでしまったのだ。
「1本くらいなら大丈夫だろう」と、軽はずみな考えだった。
当然妻には飲酒が発覚し、病院にチクられた。
今から考えてみれば、1本で済んで良かったと心から思う。
  
病院に戻ると、お盆ムードなど無い。
スケジュール通りの入院生活が淡々と続いた。
自助グループの例会も毎月のスケジュール通りだったので、お盆を感じさせなかった。
朝晩に自発的に始めた中庭のウォーキングも、日々のスケジュールの1つとなっていた。
唯一の楽しみは、夏の高校野球県大会のテレビ観戦だった。
入院患者は県内外各地からやってきているので、みんな母校の応援は本気だった。
各階ホールに毎日届くスポーツ新聞は、ちょくちょく盗まれた。
決勝戦の日はテレビ観戦のために、院外研修である断酒会の例会に遅刻した。
例会場のある駅に到着すると、○○高校優勝!と書かれた号外を受け取った。
今でもその号外とその年の県大会トーナメント表が手元に残っている。
  
お盆を過ぎると、退院日からの逆算が始まった。
財布の中身と相談をして、洗濯の回数、コーヒーを飲む回数、院外研修の電車賃を調整した。
コーヒーをやめて、病室の蛇口から出る水道水を飲むようになった。
1,800kcal/日の肝臓病メニューの食事だったので、空腹を水道水で満たしていた。
体重は入院時より10kgほど減っていた。

そして退院が近くなると、仕事に対する不安、家庭生活に対する不安が日増しに高まっていった。
家族や周囲は、以前のように俺に接してくれるか?
陰口は叩かれていないか?
家族も被害を受けていないか?
俺にとっての退院は、嬉しさよりも不安感のほうが勝っていた。
こんな病気にかかってしまったことを、今もこれからも反省し背負っていくよ。

明日は、退院後のお盆について書くことにするよ。


つづく。






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依存症になりやすい人

「依存症になりやすい人」というコラムを読んだ。

・精神的な問題がある人、
・意志が弱くて自分を持っていない人、
・コミュニケーション能力が低い人
・自分に甘い人

上記を思い浮かべる人も少なくないだろう。
だが実際は、責任感が強く、真面目で自己認識力の高い人に多く見られる症状なのだ。
周りからの評価や信頼が高い分、その期待に応えようとプレッシャーを感じてしまい、
身動きがとりにくくなる傾向がある。
そのプレッシャーに押しつぶされそうな情緒不安定な現状を踏ん張るため、
アルコールや煙草の摂取が増えてしまったり、
行動面・人間関係面で何かに偏ってのめり込んでしまう事になる。
また、依存症になりやすい、完璧主義者などの自分に厳しい人はストレスを抱えこみやすく、
うつ病などの他の精神疾患との合併も引き起こしがちだ。
  
またアルコール依存症は遺伝的な要素も含んでおり、
依存症者の約3人に1人が依存症の親持ち、
依存症の子どもの4人に1人はアルコール依存になるといわれている。
研究によれば、依存症の発病には「環境」や「性格」よりも、「遺伝」が、
圧倒的に重要であると考えられている。
  
俺に当てはめて考えてみると  ↓
・代々大酒飲みの家系である  ◎
・生真面目な性格である    〇
・プレッシャーに弱い     〇
・物事を一人で抱え込みがち  ◎
・飲むと暴力を振るう     [×]
  
暴力的な性格に変貌するという項目以外は全てに当てはまる。
幼少期から、おじいちゃんの膝の上で晩酌のお供をしていた。
他人に気を使うくらいなら、自分の中だけで処理しようとしていた。
感情を持て余して暴力的な衝動に駆られてしまうことが無かったことだけは救いである。
ビビりなのに好奇心だけは旺盛で、何にでもチャレンジした。
考えてはならないことだが、もし薬物が合法なものであったならば、
覚せい剤や大麻などにも手を出していたのかもしれない。
  
今となって考えると、俺の場合はアルコール依存症と同時に鬱も併発していたのかもしれない。
気分の浮き沈みが激しく、無気力で常に絶望感が付きまとっていた。
死んだら楽になれるかな?と自殺願望まで芽生え始めていた。
  
自慢話になるが、我ながら良くここまで回復したものだなと思う。
だがこの病気は命ある限り続く完治の無い病気である。
これだけは日々肝に銘じてこれからも生きて行こうと思う。  


つづく。



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第二の否認

暑い、暑すぎる。。
昨日はついに40℃オーバー、
身体は動かず思考能力もゼロ、
「死」を予感させられる暑さから、満場一致で午後休にしました。
今日も暑そうです。明日からお盆なのでもう無理はしません。
身体のほうが大事です。



(2020.01.10の日記より)
04:30 起床 → 朝のルーティーン
07:03 末っ子駅まで送り
(仕事)
20:00~断酒&肝硬変の勉強
22:35 末っ子駅まで迎え
23:00 事務所を後にする → 夕食 → 就寝
  
  
ブログタイトルのおさらい。

第二の否認

第二の否認の本質・問題点は自分が飲み続けたことを酒のせいにしている
第二の否認は酒ではなく自分に原因があるのを受け入れる。
すべての不始末は酒から始まった!諸悪の根元は酒だ!飲まなきゃ問題はないだろ?
自分の問題行動の原因を酒にしていれば自分はいつまでも「被害者」でい続けられる。
自分のエゴとプライドを守りたくなり、独断と独善に走る。
また不安、傷つきたくない、面倒くさいという感情を守りたい。
素直じゃない。

なぜ飲まなければ生きてこられなかったのか?
自分が酒を手放せなかった原因は何か?
本当に自分が求めていたのは酒ではなくて何だったのか?

アルコール依存症の回復は肝臓を治すことだけではない

アルコール依存症はコントロール障害だ。お酒を上手に飲めない。
嫌なことがあってお酒を飲むとドーパミンが分泌されて快感を感じる。
快感は学習されてしまう。
ご褒美を感じる脳の回路ができてくると、意志や根性ではコントロールできなくなる。

しかし俺は肝硬変だ。
一般的なアルコール依存症患者と同じ考えは持てない。
一般論を語られたくないから、断酒会への足も遠のいている。
「オレ流の断酒道」は、教科書通りにはいかないんだよ。


つづく。






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